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「I said kneel(訳:跪けっ)!!」

概要

CV:小山茉美

ロシアンマフィア『ホテル・モスクワ』の大幹部。タイ支部頭目(ヴォール)。

本名は「ソーフィヤ・イリーノスカヤ・パブロヴナ」で、『バラライカ』は組織内のコードネームである。

なお、原作では「ソーフィア」としか出ていないが、後にアニメ版の『Fujiyama Gangsta Paradise』(日本編)にて、アニメ版オリジナルの展開で挿入された彼女の回想からフルネームが明かされることとなった。

また日本編では「ヴラディレーナ」の偽名も使っている。

元・旧ソビエト連邦の遊撃隊(ヴィソトニキ)に所属していたとされ、当時激戦区であったアフガン地区を中心に活躍しており、戦女神とも称賛されるほどカリスマ的な活躍をした。アニメ版では「リュドミラ・パヴリチェンコの再来」とまで言われている。

そもそも彼女直属の部下たちのほとんどが彼女の下で戦ったアフガン上がりの叩き上げで、彼女に対して絶対の敬慕と服従を誓った猛者の集まりである。故に、彼女直下の部下は各々を軍隊の階級で呼び合い、彼女も部下から大尉(カピターン)と称されている。

その総火力はロアナプラ最大で、「本気で動けば街が吹っ飛ぶ」と誰もが口をそろえて言うほど。ロアナプラにおける抑止力としての役割もあり、日本編で彼女が不在の間、ロアナプラは「タガが外れたかのように銃声が飛び交う無法地帯と化した」と語られている。

ラグーン商会のベニー曰く、「地上で最もおっかない上位3人の女」の一人。総合的な戦力で鑑みると、恐らくその頂上に立つであろう。

愛用の拳銃はスチェッキン・マシンピストル。白兵戦においてもその腕前は衰えておらず、日本編ではケジメを取りに来た坂東を素手で返り討ちにし、首の骨を折って殺害している。

主人公・ロックの事を多少なりとも気に入っており、「ヤポンスキ(日本人)にしておくには勿体無い」「良い悪党になれる」と、度々賞賛の声を送って目をかけている。

ラグーン商会との関係は良好で、ダッチには「デカい借りがある」らしい。とは言えそこはならず者であり、自分達の不利益になる場合は容赦なく潰しにかかる。

「ロベルタ編」では作戦行動の邪魔になるレヴィ達を部下に命じて肩を撃ち抜かせ、「お前が今生きているのはたまたま知り合いだったからに過ぎない」と宣言する冷酷さを見せた。

経歴については不明な点が多いが、遊撃隊を率いていたこと、かつて作戦中に難民キャンプの子供を助けたことをリークされて不名誉除隊で失脚したことについては明かされている。

また小説版においては「オリンピック出場選手の選考に有利」という理由で軍に志願するも、ロス五輪をソ連がボイコットしたために出場できず、捕虜となって拷問を受けたことで視力が低下、その後のソウル五輪への出場は認められなかったということが語られている。

仕事は色々あるようだが、ロックとレヴィが連絡を取りに来た時には(おそらく資金源の一つとなるであろう)アダルトビデオのチェック作業を死んだ目つきで淡々とこなしていた。曰く「バイトでも雇えばよかった」「死にたくなるわ」

容姿

大変美人ではあるが、顔の他、首筋や胸元、腕などに大きな火傷跡が幾つもあり、陰では「火傷顔(フライフェイス)」と呼ばれる。

上下ともに臙脂色のスーツとスカートを着用し、ストッキングも使用。

上着はカッターシャツを羽織っており、艶やかな谷間が覗いているがそこには生々しい歴戦の痕が残されている。

髪型は緩やかなウェーブのかかったブロンド(?)で、基本的にはおろしているがたまにポニーテールにすることも。

外出の際には、遊撃隊時代に使っていたと思しき軍用コートをよく羽織っている。

煙草葉巻をよく吸っているが、たまにパーラメントのときもある。

性格

平素は穏やかで淑女然としているが、本性は極めて好戦的で残虐な性格。アフガンの残り火を未だその脳裏にくすぶらせる「戦争マニア(ウォー・マニアックス)」である。

割と短気で、特に立場をわきまえない馬鹿に対しては容赦がない。ついでにホテル・モスクワ内でもKGB出身者は嫌いで、原作・小説版でも何かとぶつかっている。

曰く「私がこの世で我慢ならんものが二つある。一つは冷えたブリヌイ、そして間抜けなKGB崩れのクソ野郎だ」

諸々含めれば、いわゆる「軍人気質」であり、特に元遊撃隊の同胞にはたとえ敵対しようと降参する猶予を与えたり、その死に際を看とるなど懐の大きな部分を見せる。

元軍人としての矜持も強く、怒った時や遊撃隊との会話では軍人訛りが出てきたり、マフィアに落ちぶれた現状を憂うこともあったりする。

また、双子の一件では腐った世の中の無情さに感慨な面持ちになるなど、ほんの一片ではあるが「人間」としての顔をのぞかせたこともあり、これについては先の難民キャンプの一見が関わっているものと思われる。

単行本およびDVDのおまけでは、教師役だったり育児に苦労する2児(あの双子)の母役だったりするなど、いじられ役が多い。

また、怖い話では上記の戦争の経験をもとに、「アフガンにいたころ、敵に囲まれた際、補給が届かなかったことが心底怖かった」と語ったが、参加者からの理解は得られなかった。

最後にロックが語る「赤いスカートの少女の話」には本気で怖がり、「今回のビビリ大賞」とテロップが表示され、ボリス軍曹を夜のトイレに同行させようとした(その際、軍曹も戸惑い「ダー」と返事した)。

ホテル・モスクワ内での立場

具体的な功績のみでホテル・モスクワの拡大に貢献し、大頭目「ピョートル」の信頼を勝ち取って伸し上がった実力派のやり手で、トップクラスの発言力を有した最高幹部の一角。

特にきっての武闘派として知られ、ある意味「最終兵器」のような扱いを受けており、バラライカが直接動かされることはホテル・モスクワの「本気」を示す証にもなっている。

無論戦闘だけでなく指揮力・組織力・運営力にも長けており、屈指のシノギの「穴場」であると同時に抗争の「鉄火場」でもあるロアナプラのタイ支部の運営を任されている。

そもそも、ホテル・モスクワの基盤が全くなく大規模マフィアによるパイの切り分けが既に終わっていたロアナプラに殴り込み、抗争の末に短期間で確固たる勢力を築き上げたのはバラライカ自身であり、最大の功績でもある。

一方で、過去の経緯などもあってKGB出身者を蛇蝎の如く嫌っており、実際に作中でも尻拭いをさせられた恨みもあってKGB上がりの頭目を謀殺している。

外部出演

BLACK LAGOON Heaven's Shot

G123で配信中の本ゲームでは、星5(UR)キャラとして登場。

3体だが複数の仲間を一度に回復でき、昇格段階を上げることで確定回復、状態異常解除も可能となる。

スキンが実装されていることから弱肉強食などのPVP適正も高いが、最大の問題は入手難易度

無・微課金プレイでは昇格が出来ないため、メイン回復役はエダに譲りがち。

重課金プレイでも、同じ星5キャラのロベルタと同時に昇格の段階を上げていくのは難しい。

関連イラスト

幼少時代のバラライカ。通称「ロリライカ」。ちなみにこの時のCVも小山茉美。

それが・・・

どうしてこうなった

その強烈な個性・存在感から様々なイラストが投稿されており、

こんなおなじみのパロディイラストから

なにこれこわい」なイラストは勿論のこと、ココに載せるには躊躇われる「色っぽい」イラストも多数ある。

男体化したバラライカ

公式でも男体化されたが恐ろしいほどまでな男前になっていた

本編で絡んだ経緯からヘンゼルとグレーテル双子ともセットにされるイラストもある。巻末のオマケだと張さんと夫婦で双子が彼女の子供になっていたりする。

他にも、巻末のオマケでは何かと天然ボケをかます可愛い姐御がよく登場する。

関連タグ

BLACKLAGOON フライフェイス レヴィ ロベルタ ロック

姐御 大尉

ソビエト社会主義共和国連邦

対魔忍RPG:コラボイベントでブラックラグーンが参戦する事が発表、バラライカも何らかの形で登場する事が言及された。更に言えば、イベント配布SRユニット(他ゲームにおけるSSRと同等)としての登場となったのである。

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