バーンブレイバーン(合体形態)
ばーんぶれいばーん
イサミ「……そうだ!やってやる!この命ある限り!」
イサミ「ああ!」
『合体だー!』
「合体!えっ!?がっ…」
スペルビア『ん?あれは…?』
『とうっ!イサミ!』
「合・体!」
『合・体!!』
「見えない未来 掴むなら!」
『不屈の勇気に勝るものなし!』
「爆発する勇気!」
「バーン!」「バーーン!」
『さらに バーン!』
2人「『勇気合体!バーンブレイバーン!!』」
ブレイバーンが爆撃機型の専用サポートメカ・バーンドラゴンと勇気合体することで完成するブレイバーンの強化形態。
ルイス・スミスの死を目の当たりにした末、奮起したイサミ・アオが内に秘めた自身の勇気を爆発させ「ブレイバーンと共に世界を救う」と決意した事により、ブレイバーンとイサミの勇気がシンクロしこの姿に合体を果たした。
ブレイバーンのコールでバーンドラゴンが召喚され並ぶように飛行した後、ブレイバーンのコックピットの内上部に設置されていたレバーを引くことで合体シークエンスがスタート。これはイサミが初搭乗時に「それはまだ早い」とブレイバーンから制止された物である。
ちなみにモニターには「合体」とデカデカと表示された後にブレイバーンの粋な計らいなのか、合体口上がコールしやすいようにカラオケのテロップよろしく全文が表示される。
バーンドラゴンがパーツ毎に分離して宙を舞うと着込むような形で肩、脚にパーツが追加されていき、最後はヘルメットを手に持ち、自ら被る。同時に青いバイザーが展開されそこにイサミとスミスの半身が映し出されて合体が完了する。
基本出力は勿論武装も大幅に強化されており、通常形態では苦戦していたデスドライヴズ幹部のヴァニタスとペシミズムを同時に相手するだけでなく、彼らを再生させる機能を持った分離母艦諸共余裕で撃破出来てしまう程の戦闘力を獲得している。
ブレイバーンの赤、白に青(水色)が追加され、トリコロールカラーとなっている(偶然にも、スミスが愛用していたシャツにも「トリコロール」と書かれている)。
また、頭部はブレイバーン・スミスが好みとしているスパルカイザーを彷彿とさせる形状となっている。
ただし腕や足の一部はそのまま露出している。
ちなみに、完全にスーパーロボットと呼ぶに相応しい外見やコンセプトであるのに反し、全長はなんとたったの「10m」という超小型。イングラムより少し大きいぐらいで鋼鉄ジーグと同じと言えばどれぐらい小さいかがわかるだろうか。スパロボならサイズS判定である。
ガンダムシリーズのモビルスーツを始めとしたリアルロボットも真っ青である10m以下の小型であるにもかかわらず、どうしてあんな超高性能・高出力・高火力が成立するのか、疑問を抱かずにはいられない設定である。
- 肩部キャノン砲(名称不明)
両肩に着いたキャノン。放たれるエネルギーにより、対象を拘束可能。
- バーン・ランサー
両脇から引き抜いて展開されるビームサーベル。
連結して双身の薙刀のように使うこともできる。
- バーンブレイド
通常形態より引き続き使用。「バーンブレイド・ブレイズアップ」も発動可能。
11話ではいつの間に2本目を製作したのか、二刀流を披露した。
劇中未使用だが、恐らくバーンアックスも使用できると思われる。
- ブレイブ・トルネードアーク
両肩のキャノンから螺旋状に渦巻く赤と青の光線を放ち、対象を拘束する。
9話では下記のブレイブアブソリュートズバッシュへ繋げた。
- 勇気一刀流奥義・ブレイブアブソリュートズバッシュ
ブレイブ・トルネードアークで拘束した相手を、連結したバーン・ランサーで縦一文字に切り裂く。
トルネードアークから続けて放つことで、ヴァニタスとペシミズムを跡形も無いほどに消滅させる威力を持つ。
- バーン・ブレードアーク
11話にて披露。煙でよく見えず詳細不明だが、緑色の光が一閃していたことと技名からバーンブレイドで斬撃を放つタイプだと思われる。
- バーン・ブレイブナックル
同上。シンプルに熱い思いを込めた拳で殴りつける。
- 作品タイトル名の『バーンブレイバーン』という名称からも分かる通り、素体の名前が「ブレイバーン」である事から「おそらくは勇者シリーズ等と同様に何らかのサポートメカと合体する強化形態が存在する(&合体する事で初めてバーンブレイバーンという名前が完成する)のではないか」と放送開始時から視聴者の間で話題になっていた。
- 第9話でブレイバーンに関する衝撃の真実が明らかになると共に、「合体形態名がバーンブレイバーンである」ことは事実だったのが判明している。
- 実は『バーンブレイバーン』はOPアニメのメインタイトルにでかでかと登場していた(第1話はOPの構成が違い、本来のメインタイトル部分がカットされているので登場していない)。でかすぎて胸部クリスタル部分しか映っていなかった上にタイトルで隠されていたが、よく見るとクリスタル部分はブレイバーンの物と違っている。
- pixivでは当初から作品名の表記揺れや略称として定着してしまっており、そちらの投稿が多いためタグ付けの際は注意。
勇気合体バーンブレイバーン:表記揺れ
ゴッドΣグラヴィオン&ソルグラヴィオン:同じく大張監督産ロボットアニメに登場したロボット。どちらもバーンブレイバーンと同じくコアにパーツを着込む合体方式で、前者は武装に双剣を合体させた槍や「アーク」という名の光線を持ち、後者はカラーリングに加えて背中にキャノン砲を背負っているなど似た要素が多い。さらに主人公の一人の声がブレイバーンと同じ。
ドラゴンカイザー:初代勇者シリーズの2号ロボでドラゴンの名を持つジェット機と合体した青いロボットと似たものが多い。ただしバーンブレイバーンは剣主体に対してこちらは格闘と射撃主体。
バーンガーン:勇者たちのゲームの主人公ロボで『バーン』の名を持つコアロボが青いサポートメカ(こちらはトレーラー)と合体して双剣が槍を武器、青いドラゴンの名を持つ姿に変形、勇気が力の源の青主体ロボットといくつもの共通点を持っている。
グレートエクスカイザー、大連王、ゴーバスターオー:すべて「人型の素体にパーツを着せていくように合体していくロボット」達。また1番最初は前述のドラゴンカイザーにも関連性がある。
ビクトリーグラディオン、ブンブンジャーロボチャンピオン:サポートマシンとの合体により完成するという点で類似。前者は中の人がとあるキャラを演じており、後者はバーンドラゴン同様の非変形マシンとの合体となる。