概要
CV:内山昂輝
ミッドナイトのコードネームが有名だが、アニメ版ではコードネームを変えるオリジナルエピソードがあるためとりあえず本名のマクベスの方で立項させて頂いた。
髪の上半分が黒く、下が白い変わった髪型をしている(再登場時は髪を伸ばしているが白い部分の方が伸び放題になっている)。初期は赤い瞳をしていたが、出獄後は灰色の眼になっている。
活躍
六魔将軍時代
元は楽園の塔の奴隷だったが、他の六魔同様にブレインに拾われた。以降はブレインの事を「父上」と呼び慕っていた。
六魔のリーダーであるブレインよりも強力だったため、普段から常に寝てばかりいたのだが、ニルヴァーナ復活をギルド同盟に邪魔されることを危惧したブレインにより目覚めさせられる。
序盤こそ後述の魔法を用いてエルザを圧倒していたのだが、彼女の「特殊な体質」に気付かずに敗れ去り、ブレインの中のマスターゼロを呼び起こしてしまった。
彼の祈りは「ただ静かに眠りたい」と言うささやかな物だった。
新生六魔将軍時代
評議院に逮捕された後はようとして出番が知れなかったのだが、第2部冒頭のアニメオリジナルエピソード「星空の鍵」編にてブレイン二世を襲名したことが明かされる。
無限時計を復活させるためにルーシィを贄とすることを思いつき、彼らの「夢」に干渉して「無限時計のパーツを集めろ、さもなくば大事に陥るぞ」と偽の暗示をかけた。更にゼントピアにマスターゼロの髪から作ったラポワントをスパイとして送り込み、邪魔となる星霊魔導士の撃滅を企てた。言うなれば星空の鍵編の「だいたいこいつのせい」枠を担っている。
「ブレインにこれ以降2度と会わない」という凄いんだかしょぼいんだか微妙な制約を課す(ハッピー曰く「前向きに後ろ向きな発想」)ことで莫大な魔力を手に入れ、初代ブレインより受け継いだジェネシス・ゼロにより一度はナツを完全に滅ぼした。
新たに傘下に加えた(と言っても7年前の時点で密かに与していたらしい)イミテイシアを使って無限時計を復活させようとしたが、無限時計と合体したルーシィによりリアルナイトメアを見せられて動揺し、ナツを現世に戻してしまいボッコボコに叩きのめされ敗北した。
その後、評議院によりまたも拿捕されることとなる。
釈放後
竜王祭終了後、旧六魔全員がコブラの示談により釈放された。脱走直後、コブラは他の六魔を道具としてしか見ていないブレインを見限り倒してしまうものの、予めコブラからその情報を聞かされていたマクベスもブレインを見捨て、そのまま放置した。
直後にジェラールから野放図に悪事を繰り返すことをやめるよう宣告され、せっかく手に入れた自由をみすみす手放してなるものかと挑みかかるものの敗北。以降は魔女の罪に帰順した。
終戦後はヒスイ・E・フィオーレが王位を継承したのに伴い特赦が下り、正規魔導士として認定された。
魔法
屈折(リフレクター)
睨みつけた物体を歪め、変形させる。どんなに硬い物体でも針金のようにグネグネに曲げてしまうが、生物には通じない。また、一度に曲げられる物体は1つだけという制約があるため、物量で攻められると対処しきれない。
これにより光を曲げることも可能で、姿を消すほか、ありもしない幻覚を見せる事も可能。読者も騙された。