概要
『仮面ライダーアマゾン』第22話「インカ人形 大東京全滅の日!?」登場。
モモンガをベースに人間の知能、あるいは頭脳そのものを移植し、パルチア王朝の秘術で強化され生み出されたガランダー帝国所属の獣人。
たった耳かき一杯分の量で絶大な威力を発揮する猛毒ガス「インカリヤ」(スペイン軍に追い詰められた古代インカ帝国が作りだした猛毒ガスで、空気に触れると多量の赤い青酸ガスを発生させる)を使って東京一帯の住人たちを皆殺しにする“東京大殺人作戦”の実行を使命とする。鳴き声は「モガァー」。
能力
全身から白い「殺人ガス」を発生させ、人間を瞬く間に溶かし白骨死体へと変えてしまう。
そのほか両手の鋭い鉤爪を使った攻撃や、飛膜に隠した爆弾を使って空爆を行い敵や標的物を粉砕する。
また、モモンガの獣人だけに飛膜を使って空中を自在に滑空する事が出来るほか、その体は猟銃の弾を弾き返してしまう程の強度を誇る。
活動歴
「インカリヤ」のテストでとある村を壊滅させた翌日、これを使った“東京大殺人作戦”を実行しようとするが、運搬人の手違いでインカリヤのカプセルが入った人形が南伸夫の土産の人形と入れ替わってしまうという(もはやこの手のお約束である)事態が発生してしまう。
その為、インカリヤの奪還と作戦遂行の為に暗躍するが、山本大介=アマゾンライダーの介入により作業は思うように進まず、作戦を変更し、インカリヤが持ち込まれた南邸を爆撃してインカリヤを発動させようとするも失敗。最後は「アマゾンキック」を受け爆死した。
インカリヤのカプセルは、アマゾンによって大地の奥底へ封印された。