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ラバック(アフターマン)

みらいのそうしょくどうぶつ

ラバックは、ドゥーガル・ディクソン氏によって「アフターマン」の中で記載された 草食動物の一群。
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概要

ラバック (Rabbuck) は、5000万年後の地球において最も繁栄している中型〜大型の草食動物の一群で、ウサギ目の子孫である。

ウサギ目は北極のような極寒の環境や、農場のような人工的な場所でも広い範囲で高い適応能力を持ち合わせ、一度に多くの子を成す繁殖力を持っている為、それらを駆使して人類時代以降もその数を減らすことなく広く繁栄した。

その後、乱獲や環境変動で多くの種が絶滅したシカウマを初めとした、言わば有蹄類と呼ばれていた大型草食動物達の生態的地位を占めるようになり、その後、熱帯にまで進出し、アフリカ東南アジアに残っていた、有蹄類との激しい生存競争に打ち勝ち、同じく高い繁殖能力を持つ※ウシ科を除いたほとんどの種を絶滅に追いやり、その生態的地位を完全に勝ち取ったのであった。


(※この時代のウシ科はジャイガンテロープの記事を参照)


体格はほとんどシカヤギのような外見をしているが、頭部はそのまんまノウサギであり、かつての先祖の形態を色濃く残している。先祖と同じように跳びはねて移動するマクロラグス属 (Macrolagus spp.) と、シカのようにが発達した4本足で走るウングラグス属 (Ungulagus spp.) そして熱帯に適応し長い牙を持ったドラブロドン属(Dolabrodon spp.)に分かれ、特に長距離移動を可能にしたウングラグス属は、アフリカから北米にかけての、南米オセアニアを除く広範囲に広く分布する。


主な種類

アフターマン作中に登場し、紹介された種は

ピックトゥースを除き、全てウングラグス属である。

温帯

  • コモン・ラバック

英名 Common rabbuck

学名 Ungulagus silvicultrix

温帯の平原から森林にかけて広く群れを作って生息しており、ラバック類の中では最も数が多い。森林に溶け込む為の鹿の子模様を持ち、生態的地位はシカまたはノウマのものを占めた。

山岳帯

  • マウンテン・ラバック

英名 Mountain rabbuck

学名 Ungulagus scandens

主に北アメリカに生息し、ラバック類では最も最小。

生態的地位はオオツノヒツジシロイワヤギなどのヒツジヤギを含むカモシカ類のものを占めた。

寒帯

  • アークティック・ラバック

英名 Arctic rabbuck

学名 Ungulagus hirsutus

まるでラマのような長い毛と皮下脂肪を持ち、生態的地位はトナカイヘラジカといった寒冷地のシカ科のものを占めた。

砂漠

  • デザート・ラバック

英名 Desert rabbuck

学名 Ungulagus flavus

北アフリカや中央アジアの砂漠に生息し、少ない食糧でも生きられるように華奢な体型に進化した。 生態的地位はソマリノロバサイガアダックスなどの砂漠の中型草食動物のものを占めた。


サバンナ

英名 Strank

学名 Ungulagus virgatus

リンク参照

英名 Picktooth

学名 Dolabrodon fossor

リンク参照


  • ワトゥー

英名 Watoo

学名 Ungulagus cento

サバンナだけでなく、疎林にも生息しキリンを彷彿させる網目模様の斑紋を持つが、キリン程に大きくはならず、生態的地位はボンゴエランドのような大型アンテロープ類のものを占めた。


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