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ランドプリンス

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らんどぷりんす

日本の競走馬。花の47年組で関西三強の一角を担ったが、サラブレッドではなくサラ系だった。

概要

日本の競走馬タイテエムロングエースと共に「花の47年組」で関西三強の一角を担った。

見た目の美しいタイテエムが「貴公子」、雄大な馬体のロングエースが「重戦車」と呼ばれたのに対し、血統でハンデのあるランドプリンスは「野武士」と呼ばれた。

主な勝ち鞍は皐月賞(1972年)。

プロフィール

性別
毛色鹿毛
テスコボーイ
ニユウパワー(母父:ヒンドスタン
生産者高山新一
馬主木村善一
調教師高橋直栗東トレーニングセンター
生涯成績21戦6勝

略歴

1969年

3月8日、北海道門別町(現在は日高町)の高山牧場で誕生。

父は日本に輸入されたばかりのテスコボーイ、母は現役時40戦6勝で条件馬止まりのニユウパワー。母系に血統不明の牝馬ミラがいるため、サラブレッドではなくサラブレッド系種だった。

1971年

栗東の高橋直厩舎に入厩。母と同じく木村善一が馬主となった。引退まで川端義雄騎手が騎乗。

9月4日、札幌競馬場の新馬戦(ダート1000m)でデビューし1着。

10月23日、京都競馬場オープン戦(芝1200m)に出走しサカエカホーの6着に敗れる。その後、年内は勝てなかった。

1972年

1月5日、呉竹賞(200万下)に出走し1着。

1月16日、ジュニヤーカップ(400万下)に出走し1着。

2月6日、京都競馬場のオープン戦に出走し1着。

2月20日、さざんか賞に出走し1着。4連勝をかざり、牡馬クラシック路線の有力候補と見做されるようになった。

3月19日、京成杯に出走しヒデハヤテの2着に敗れる。

4月29日、東京競馬場のオープン戦(芝1600m)に出走しロングエースの2着に敗れる。

5月14日、弥生賞に出走しロングエースの2着に敗れる。

5月28日、皐月賞に出走し1着。重賞初勝利。

6月17日、東京競馬場のオープン戦(芝1600m)に出走しスガノホマレの2着に敗れる。

7月9日、東京優駿に出走しロングエースの2着に敗れる。秋まで休養に入る。

10月1日、神戸新聞杯に出走しタイテエムの2着に敗れる。

10月22日、京都新聞杯に出走しタイテエムの4着に敗れる。

11月12日、菊花賞に出走しイシノヒカルの4着に敗れる。

1973年

4月15日、マイラーズカップに出走しタイテエムの5着に敗れる。

4月29日、天皇賞(春)に出走しタイテエムの13着に敗れる。レース後、故障が判明し引退となる。

1974年

門別町で種牡馬となったが、これといった産駒は出なかった。用途変更後の消息は不明。

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