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概要編集

2002年~2004年にSMAP×SMAP内で放送された、当時大人気だった特撮ドラマ仮面ライダー龍騎』のパロディコント。全4話(第3話と第4話は前後編として製作されているので実質的な放送回数は6回で、最終回放送時点で放送されていた本家仮面ライダーシリーズは仮面ライダー剣だった)。

木村拓哉演じる沢井と香取慎吾演じる北村が変身するヒーロー、仮面レンアイダーが喫茶店「かめん」に繋がる暇をもて余した奥様たちからの要望に応えてマスター(岡田真澄)の指示で依頼者の元へ駆けつけ、疑似恋愛を繰り広げる。

龍騎本編で使われたBGMがほぼそのまま使われたり(例として、サブタイトルBGMが『神崎士郎』、コント終了前のBGMが北岡秀一涼平)のキャラソン『消えない虹』のアウトロ部分といった具合)、DX玩具改造のベルトやデッキケース、アドベントカード(原文ママ)など元ネタの龍騎を彷彿とさせるものが多いが内容は昼ドラ寄りで龍騎とは違う方向性でドロドロしている。

本家でいう処刑用BGMシャ乱Qの『いいわけ』。

パロディコントながら本家に倣いアドベントカード使用時のCGが無駄に凝っているが、スーツは低予算丸出しでアクションシーンもほんの僅かである。


仮面レンアイダー編集

鏡にカードデッキをかざすとベルトが出現して腰に装着。「変身」の掛け声と共にカードデッキをベルトに挿入し、鏡像のようなスーツが回転しながら重なり変身完了となる。

主な変身者は沢井(仮面レンアイダー恋騎)と北村(仮面レンアイダー恋斗)。

恋騎は仮面ライダー龍騎、愛斗は仮面ライダーナイトがモデルでカードデッキとバイザーはそれぞれの元玩具からの改造だが、武器はどちらもバイザーと一体型の剣。

恋騎は途中でヘルメット部分の色が変更され、前期は本体部分は銀色で複眼と思われる部分が赤だったが後期からは本体部分が赤になり複眼部分は黒色になった。

なお、名前に仮面と付いていながら変身者の顔は丸出しだが、仮面ノリダーなどこの手のパロディコントにはよくある事なので気にしてはいけない。

依頼人の元へ向かう際にはアドベントカードを武器(その実態は疑似恋愛のテーマに合わせた小道具)に装着する。

第4話では女性レンアイダーである仮面レンアイダー恋華が登場(演者は真矢みき)。

こちらはカードデッキこそ仮面ライダー王蛇からの改造だが銃使いで、デザインも恐らくオリジナルのもの。

また、劇中に登場する雑誌内の広告やチラシにて好蛇(写っているのは草なぎ剛)という人物が写っており、名前から王蛇ポジションにあたる人物だと思われるが変身前の写真のみの登場で変身後の姿は不明。


関連タグ編集

SMAP 仮面ライダー龍騎


仮面ノリダー…仮面ライダーのパロディとしては最も有名なコントで岡田真澄はこちらでもレギュラーだった。そして、2019年公開の仮面ライダージオウの劇場版Over_Quartzerでとうとう公式作品に登場した(あくまで変身前の木梨猛としてのみではあるが)。


仮面ライダーG…こちらは東映公認で2009年に制作された稲垣吾郎主演の短編特撮ドラマ。コントではなく本格的な特撮で当時の最新作主人公とも共演しているが大人の事情で単独でのBlu-ray/DVD化はされていない。しかし、2019年に上述の劇場版でG自体は登場。登場時間は僅かだったが約10年ぶりに映像作品での活躍が描かれた。

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