「心配性だなぁ、だってガミラスとはイスカンダルの仲介で」
CV：木島隆一
概要
『宇宙戦艦ヤマト2199』で初登場したヤマト乗組員。続編の『宇宙戦艦ヤマト2202』『宇宙戦艦ヤマト2205』でも登場。
元ネタは『宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち』に登場した北野哲。山崎奨や平田一とは異なり、本来1作目の航海には参加しているはずのないキャラだからか、名前を微妙に変えている。
プロフィール
| 所属 | 宇宙戦艦ヤマト戦術科 |
|---|---|
| 肩書 | 宙雷士（～『2202』）→戦術長（『2205』） |
| 階級 | 宙士長(※1)（～『2202』）→特務一尉（『2205』） |
| 生年月日 | 2178年10月29日(※2) |
| 年齢 | 20歳（『2199』第1話時点）→24歳（『2202』第1話時点）→26歳（『2205』第1話時点） |
| 出身 | 宮城県 |
(※1) 西条と同じ一等宙曹とする資料もある。
(※2) 生年月日は『2202』『2205』での後付け。
人物像
宇宙戦艦ヤマトの戦術科員。後に『2205』では戦術科士官となっている。
古代進および南部康雄の交代要員。航海科を志望していたのだが戦術科へ配属された。今でも航海科は諦められていないようで、いつかヤマトの舵を握ってみたいと思っているらしい。
交友関係では、同期の西条未来と仲が良い。
また、3199では北野誠也という実兄が登場する。
活躍
宇宙戦艦ヤマト2199
第7話でモブとして少し登場しているが、さすがにこの時点で彼が北野と見抜けた人間はいなかったと思われる（科も違うし）。第13話で交代要員として初登場。登場時に北野と名乗ったときは視聴者を少し驚かせることに。
交代要員としては古代の席に着いたことが2回、南部の席に着いたことが3回ある。
星巡る方舟
南部の交代要員として活躍。
波動砲封印で不安がる南部に対し、イスカンダルの仲介でガミラスと休戦しているから大丈夫と楽観的に考えている。そのすぐ後にガミラス以外の敵に襲撃されてしまったが……
宇宙戦艦ヤマト2202
第4話にてヤマト乗組員を乗せたトラックを地下都市行きのエレベーターへ誘導している。そこ以外では目立った出番は無い。
本作は交代要員の描写も雑になっており、主要メンバーが席を外した時はそのまま空席になっていることが多く（特に戦術長席と砲雷長席はどっちかが欠けても物語的には回せなくもないポジションだからか余計に）、割と古代が不在になりがちなのにも関わらず交代要員としての彼の出番は少なかった。結果として、ほぼ出ずっぱりだった西条とは活躍に大きな差をつけられてしまうことに。
宇宙戦艦ヤマト2205
前作とは打って変わって出番が増えた。
古代がヤマト艦長、南部が補給母艦アスカ戦術長に就任したことで、ヤマト戦術長に就任する。
本作は二度の戦争による人材不足からか、前作からの約2年の間に士官へ特進した者が多くいる。その多くは士官の最下位である（極端な言い方をすると士官学校さえ卒業すればすぐなれる）三等宙尉なのだが、北野はさらに2段階上の一等宙尉まで昇進している。下士官ですらない士長から尉官の最高位にと考えると異例のスピード出世と言える（現実の自衛隊ならまずあり得ないほどの）。ただ、厳密には「特務一尉」とされており、通常の一尉とは少し違う模様。
彼への待遇は「宣伝人事」とも囁かれており、後述する新兵の訓練時にも、新兵の1人から「宣伝マンが！」と愚痴られている。北野自身は航海を通じて自分の能力を証明したいと思っている。
第1話では新人兵士を訓練しているほか、彼らを旗艦ヤマト、補給母艦アスカ、戦闘空母ヒュウガに振り分ける名簿を読み上げている。
今次航海では念願叶って出航時にヤマトの舵を握らせてもらえる予定だったのだが、古代の鶴の一声により土門竜介が舵を取ることになるという不運に見舞われる。
戦闘訓練中はベテラン軍人である仁科春夫砲雷長に叱咤されている。
