概要
東武東上線及び東京メトロ有楽町線・副都心線の和光市駅北西に位置する有楽町線と副都心線の検車区兼車両基地。
有楽町線の地下鉄成増(当時は営団成増)〜和光市間開業と同時に設けられ、飯田橋駅付近に存在していた飯田橋検車区の機能を移管する形で完成した。
有楽町線と副都心線の車両全てがここに所属している他、直通先の車両も留置される。
敷地は森林で覆われており、車両基地内を見ることは困難。
所属車両の全般検査は千代田線綾瀬検車区で行っている為、和光検車区に全検機能はない。
所属車両
それぞれ和光検車区独自の車両番号が振られている。
現在は01〜20、27〜40番が欠番になっている。
現在の車両
- 17000系全21編成
車両番号:10両編成(0番台)→21〜26
8両編成(80番台)→81〜95
10両編成は7000系で廃車が出て欠番となっていた番号が割り当てられた。
- 10000系全36編成
車両番号:41〜76
7000系、07系から連番。
過去の車両
- 7000系全34編成
車両番号:01〜34
老朽化による置き換え廃車により全車除籍された。
- 07系全6編成
車両番号:35〜40
ホームドアとの兼ね合いから東西線に転属することとなり、深川検車区に移籍した。
留置車両
上記の所属車両に加え、
が入線する。
和光検車区新木場分室
有楽町線新木場駅南東部に位置する車両基地。駅から先の京葉線と並走する引き込み線の先に位置する。
元々新木場車両基地として発足したものを和光検車区に統合し現在の形になった。
車両は上記の通り和光検車区に所属している為、こちらに所属車両はない。留置される車両は和光検車区に準ずるが、原則東急5050系と5000系、横浜高速Y500系は入線しない。東急5050系4000番台はごく稀に入線する。
車両のリニューアル(B修繕工事)を行う新木場CR、乗務員の研修を行う総合研修センターが併設されている。
また、車両の解体や譲渡改造も行う(千代田線6000系と06系の解体、日比谷線03系の譲渡改造)。
その関係から有楽町線や車両共有している副都心線のみならず千代田線や半蔵門線、南北線やその直通先の埼玉高速鉄道の車両が入線する。また、東西線車両もB修繕時に陸送されてきたことも。
また、ここには6000系6102Fや7000系7101Fが、総合研修センターには6000系ハイフン車が動態保存・訓練車として使用されている。