概要
地上の構造物はマシン発進用のゲートを除いてほぼ存在せず、マシンの格納庫や整備ドック、司令室などといった基地の機能の大部分は地中に設けられている。
月面基地の存在自体は、メガシルバーこと早川裕作が登場した辺りから示唆されており、早川はここでチーフとして「スペースメガプロジェクト」の進行に従事していることが、作中でも折に触れて語られていた。
そのプロジェクトの産物であるボイジャーマシンが完成した、物語後半にてようやくその存在が明らかにされ、以降は同時期に大破したメガシップに代わって月面基地が、I.N.E.T.の本部として機能することとなる。
基地自体やそこに出入りするマシンは、ステルス機能によって居場所を特定されないようになっているが、物語最終盤ではデジタル研究会の部室に侵入したシボレナによって月面基地の所在を突き止められてしまい、結果デジタル回線を経由してのバーニングユガンデの急襲に遭った末、メガシルバーの防戦も空しく壊滅状態に陥った。
幸いにして、久保田博士を始めとする基地内部の職員はメガシップへと移って難を逃れており、また基地の破壊に巻き込まれる格好となったボイジャーマシンも、メガウインガーの尽力で何とか発進可能な状態となった。
関連タグ
I.N.E.T. 早川裕作 ボイジャーマシン メガウインガー
すごい科学で守ります!:長谷川裕一による特撮作品の解釈書。あくまでも非公式の見解ではあるものの、同書の第2弾『もっとすごい科学で守ります!』の中で、I.N.E.T.の月面基地について「バラノイア月面基地(『超力戦隊オーレンジャー』)を再利用したものではないか」と考察している