プロフィール
経歴
徳島商業高等学校時代は投手だったが、青山学院大学進学後に野手に転向。
吉田正尚は大学時代の2学年後輩であり、東都大学リーグで2者連続本塁打を何度か記録している。社会人野球・JR東日本でプレーした後、2015年オフのドラフト会議にてオリックス・バファローズから10位指名を受けプロ入り。
2018年(2年目)に一軍初本塁打・初安打を放ち、翌2019年は7試合の出場で満塁ホームラン2本を打ったが、二軍暮らしが長かった。
中嶋聡監督(監督代行)体制へ移行した2020年から一軍起用が増えるようになり、プロ6年目の2021年には主軸・4番打者を任されるようになった。この年はホームラン30号リーグ一番乗りを果たし、初の本塁打王を獲得。前年2本塁打以下の本塁打王は外国人打者を除くと2リーグ制以降初となった。
2022年は前半戦で大きく調子を落としスタメン落ちも経験した(しかもあの佐々木朗希の完全試合の最後の打者になっている)が、交流戦以降復調しチームの逆転優勝に貢献。ポストシーズンでもここぞの一打でチームを牽引し、見事日本シリーズMVPに選ばれた。
2023年も期待されたほどの結果は残せず、今度は阪神の日本一決定となる最後の打者となってしまった。
人物
- 「北斗の拳」に登場するラオウのファン。彼の愛称も「ラオウ」であり、ホームランを打つと我が生涯に一片の悔い無しのポーズを取る。打席入場曲も「愛をとりもどせ!!」を使用している。
- 経歴の通り30代にして遅咲き。チームメイトでメジャー通算282発を誇るアダム・ジョーンズのアドバイスが、打撃開眼に一役買っている。
- シンガーソングライター・米津玄師は高校の先輩。
- 2022年正月に放送されたテレビ朝日の特番「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」内のリアル野球BANでは、ダブルプレーを3回を出してしまうという大失態を犯し、実況アナウンサーをもってして「(ラオウの名台詞をもじって)生涯に悔いありまくりです!!」とおちょくられてしまった。
- 同回の野球BANにて、杉本は「最後に打てばいいんですよ」とコメントを残しており、先述の通り序盤は不調ながらも、日本シリーズではMVPを獲る大活躍をしたため、この発言が現実のものになったと話題になった。
- 2023年シーズンからMLBに移籍した吉田正尚に代わってチームの選手会長に就任した際のあいさつで「何卒(なにとぞ)」を間違ってなにそつと読んでしまい、会場を爆笑させた。それ以降、杉本本人や球団が度々ネタにしている。