「人工知能が、シンギュラリティによって進化を果たすというのなら…私は私の才能で成し遂げる」
「私の才能を宿した命を産み、育み、進化させる…檀黎斗の、“シンギュラリティ”を!!」
演:岩永徹也
概要
バグスターやヒューマギアとあらゆる技術を用いてしぶとく復活してきた檀黎斗が、『仮面ライダーアウトサイダーズ 創世の女神と第三のシンギュラリティ』にて、今度は創世の力により再び人間として転生した姿。
父・檀正宗との和解を経た黎斗は、自分の才能が目指す「次のレベル」として見出した「子宝に恵まれる」願いから、通信衛星ゼアと人工知能アークの2つの超知能、そしてツムリの持つ創世の力を利用した計画を立てる。
先代がハイパー不滅ゲーマーとして仮面ライダーゼインに戦いを挑み、仮面ライダーゼロツーの情報を提供・封印されたゼインカードを読み砕かせる展開に持ち込む。
狙い通りゼインがゼロツーのカードを使用した瞬間、裁断されたカードをガシャコンバグヴァイザーでデータ化して回収、ゼロツー=ゼアの情報と自身のデータをアークに転送(この際、ゼインにゼロツーの力で消滅させられてしまうがここまで計画通りかは不明)。
そこから「第3のシンギュラリティ」を誘導して仮面ライダーゼロスリーを誕生させる。
そしてゼロスリーはツムリの創世の力をもラーニングするに至り、この力で自身のデータを基にした「私の才能を持つ、私の子供」たる転生体としてゼロスリーが創造した個体が、今回の檀黎斗にあたる。
詳細な能力などは不明だが、黎斗の人格・頭脳をそのまま受け継いでいることに加え現・創世の神と同じく創世の力による奇跡によって誕生した人間であることから、その神や春樹同様、創世の力を継承している可能性がある。
但し、人間に戻った=原点回帰した黎斗だがバグスターとしてのデータ空間の移動・ダメージの軽減やヒューマギアの処理能力による作業率向上など殆ど全ての利点を手放してしまったことになるが···?
予告ではときめきクライシスガシャットに似た謎のガシャットを持っている。
外見
人間時代の檀黎斗とほぼ同じだが、髪型が金の長髪となっているのが特徴。
余談
長髪は岩永氏の地毛(撮影のために伸ばした模様)であり、同話登場の先代(ヒューマギア)では、ウィッグで黒髪にしていた模様。
当初は従来の黒髪の黎斗の予定だったが、岩永氏の髪型で違う形にしようということにより今の髪型へとなった。故に視聴者からは「ほとんどただの中の人」と感想が上がっている(実際、岩永氏のTwitterを確認するとそういった髪型の写真が多くアップされている)。