「禍特対専従班、班長の田村です」
演:西島秀俊
概要
映画『シン・ウルトラマン』の登場人物。
禍特対班長。防衛省防衛政策局から禍特対に出向している。また既婚者なのか、結婚指輪らしき指輪をしている。
禍特対の本人の席にはKATO太くんのぬいぐるみが置かれている。
禍威獣出現時には禍特対メンバーを率いて現場最前線に赴き、陣頭指揮を取る。
地球及び人類に危害を加える存在とは断固として対決する姿勢を堅持しており、部下の神永新二がウルトラマンの正体であると発覚し、後にウルトラマンが横須賀の自衛隊基地を破壊したとの一報が入った際には「たとえ神永が相手でも秩序を乱す者とは戦わなければならない」と毅然とした態度を見せた。
ちなみに、「たとえ神永が(以下略)」のセリフは原作でのムラマツキャップのセリフのオマージュである。
しかし、出動時に神永の元同僚の男・加賀美と接触した浅見弘子の単独行動を許可したり、その浅見が危険に晒された際には「頼むぞ神永…!」と呟くなど、実際には暴れているウルトラマンの正体が神永ではない別の存在であると見抜いていたようだ。
余談
- 西島氏は、以前「怪奇大作戦セカンドファイル」にて主人公・牧史郎を演じており、円谷作品への出演は2度目となる。また、同年配信の「仮面ライダーBLACKSUN」にて、南光太郎役を務めるため、同じ年にウルトラマンシリーズと仮面ライダーシリーズ両方に出演することとなった。なお両作にも樋口真嗣が関与している。さらに、「仮面ライダーBLACKSUN」の監督を務める白石和彌も居酒屋の大将という役で本作に出演している。(おそらく、樋口真嗣監督からのお誘いかと思われる。)
- 西島氏は、幼少期にウルトラマンシリーズを画面に張り付いて見るほどの大ファンであり、「怪獣大百科」も持っていたらしい。
- また役者繋がりのためか次回作のシン・仮面ライダーでは、おやっさんこと立花藤兵衛を演じるのではないかという声もあった。
関連タグ
サコミズ・シンゴ:『ウルトラマンメビウス』の登場人物。彼も田村と同じく防衛組織のリーダーであり、彼もウルトラマンメビウスに化けた宇宙人の正体を誰よりも先に見抜いている。