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舞妓さんちのまかないさん

まいこさんちのまかないさん

『週刊少年サンデー』連載中の小山愛子による漫画
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概要

作者は、同じの漫画雑誌『ゲッサン』で『ちろり』を連載していた小山愛子の漫画。
週刊少年サンデー』(小学館)にて2017年5・6号から連載中。既刊16巻(2021年3月現在)。
第65回小学館漫画賞(少年向け部門)受賞作品。

英語版タイトルは"Kiyo in Kyoto:From the Maiko House"(※)。ただし原典タイトルの音読転写である「Maiko-san Chi no Makanai-san」も同時併記される。
(※)あえて直訳すると「京都のキヨちゃん:舞妓さんのおうちから」くらいの意味になる。

2021年2月より冬季アニメとしてNHK WORLD-JAPANにて放映開始。そのからみで『グレーテルのかまど』2021年3月15日放送分にて取り上げられている。取り上げられた料理は7巻収録69話「ごほうびの味」にて登場した青森の郷土料理である「(冷やした)あずきばっと」。

備考

花街を舞台とした作品であるが、いわゆる水商売の隠語をイメージさせる表現・単語は避けられており「置屋→屋形」「水揚げ→店出し / 髷替え」など、穏当な言葉や表現に言い換えをされている。

モデル

アニメ放送開始前に2021年1月末を持って閉店した、宿である『ゲストハウス錺屋』(かざりや)として使われていた京都の町家がモデルである。
舞妓花街を漫画の要素に取り込んでいるためか、大正時代に建てられたこの町家の中にある台所を元に、作中の台所が描写されている。現在では非常に珍しい、タイル張りの台所である。
作者が錺屋に宿泊した際に台所のデザインに惚れて、この漫画を描くきっかけになったようだ。この宿には実際に単行本が置かれ、単行本が発売される頃には小学館からこの宿に届いている。舞妓の名前が書かれた団扇も置かれていた。

あらすじ

主人公「キヨ」は16歳。
京都のど真ん中にある花街にある屋形でまかないさんをやっています。
屋形の舞妓さん達とキヨの日常を描いた漫画です。

登場人物

幼馴染トリオ

野月キヨ(CV:花澤香菜
屋形「市」のまかないさん。本作の主人公。
前任のおばちゃんからの教えと、青森のおばあちゃんから教えられた家庭料理を武器に「市」の台所を守護する、舞妓さんたちの「食の守護神」。
詳細は項目を参照。

戸来すみれ/ 百はな(CV:M・A・O
キヨの幼馴染。キヨからは「すーちゃん」と呼ばれる。
舞妓になるためにキヨと京都にやってきた。キヨとは以心伝心の仲。
今は、舞妓の「百はな」として店出し(舞妓のデビュー)を果たし、日夜頑張っている。

中渡健太(CV:高山みなみ
キヨとすーちゃんの幼馴染の少年で、地元青森での仲良しトリオ最後の一角。
地域でも注目されるエースナンバーを背負った野球少年で、キヨもすーちゃんも応援していたが、高校野球地域大会での連投酷使を原因として故障に至り、マウンドに立てなくなってしまった。
リハビリで日常生活を取り戻した後、高校を辞し、キヨたちを追って京都の洋食屋へ就職する。すーちゃん曰くあまり何も言わないように見えていろいろと考えて行動をしているがそれを言わないので唐突な行動をすると思われている。

屋形「市」

市のおかあさん(CV:片貝薫
キヨの働く屋形「市」の女将さん。
花街の「おかあさん」たちの中では一番の若手で立場は弱い。
屋形を支える気概とプレッシャーから所属の舞妓たちには厳しいが、それでも彼女らを優しく見守ってくれている。キヨには食のピンチをいつも助けて貰っているため、頼もしさを感じ感謝している。
キヨがまかないになるまでは台所に入る事や料理は「匂いがつく」と嫌っていたが、キヨの就任時の騒動から食の重要性を痛感した上で、キヨの常なる台所の清潔さの保持も手伝い、以前よりもよく台所を気にかけるようになった。
洋装になると美人度がストップ高になるお人だが、めったにやらないためその自覚は薄い。

つる駒(CV:松田颯水
屋形「市」の中堅舞妓。
仕事はキッチリするが、私生活はズボラでガサツ。
そのズボラで周囲に迷惑をかけもするが、屋形の妹(=後輩)たちへの面倒見は良い。
黒縁メガネがトレードマークのめがねさん姉さん
水玉模様とOSK日本歌劇団をこよなく愛するギャグ担当。
実はハマっ娘。

理子
キヨやすみれの下の代となる「仕込みさん」(舞妓候補)。
バスケットボール経験者で体育会系の精神構造の持ち主。
しかし、つる駒に対しては、そのズボラの被害に遭った事から辛辣。
登場当初はショートヘアーであったが少しずつ髪の毛が伸びて言っている。

京都の人々

百子さん姉さん
百はなの義理の姉(芸姉妹)となっている芸妓のお姉さん。花街において実力者として注目されている芸妓のひとり。
屋形からは独立して一人暮らしをしており、タニマチもそれなりに多い。
飄々とした天然さんである一方、百はな同様の努力家。努力家ぶりは体力作りと称してフルマラソンを笑顔で完走するレベル。

男衆のお兄さん(CV:小山力也
屋形「市」に出入りしてくれている男衆(おとこし)の一人。男衆としては仕事の代を息子に譲り半ば隠居の身の上であるが、市のおかあさんをはじめとして未だ経験の浅い屋形「市」の面々を心配して時折、様子を見に来てくれる。

テレビアニメ

2020年3月31日(サンデー19号)でアニメ化が発表。後にNHKでの放送とも発表された。

2021年2月よりNHK WORLD-JAPAN(CS・ネット配信)にて放送開始。10月よりEテレでの地上波放送が予定されている。

スタッフ

原作小山愛子
監督鈴木洋平
シリーズ構成山川進
音楽坂部剛
アニメーション制作J.C.STAFF
制作NHKエンタープライズ
制作・著作NHK


NHK WORLD-JAPAN

  • 作内における文化風俗の解説役(原作にも同様の解説枠がある)としてナレーター天の声)が用意されている。NHK WORLD-JAPANでの放送では英語ナレーションであり連続テレビ小説花子とアン』にてスコット先生を演じたハンナ・グレースが担当している。
  • NHK WORLD-JAPANでの放送においては、同チャンネルの京都文化紹介番組である「Core Kyoto」枠コンテンツのひとつとして扱われており、同枠の毎月第4木曜日が放送枠に充てられている。また、ネット配信に関しては放送前日の23時頃に行われている。CS国際放映であるため、この放送・配信ではナレーションが英語であり、登場人物の台詞には英語字幕が付与されている。
  • NHK WORLD-JAPANでは、本編である「舞妓さんちのまかないさん」と、本編の内容にまつわる小ネタコーナーである「今日のまかない」をセットとして約8分1話を、1回につき3話分放送するオムニバス形式の内容となっている。さらに「Core Kyoto」枠での放送(CS版)では、物語終了後に舞妓文化を紹介する「Kiyo in Kyoto:3min」という3分間のミニ番組が付随している。(サイト配信ではミニ番組は配信されない。)
  • なお、アニメ版では主人公たちが所属する屋形の屋号が「市」ではなく「松」になっている。(名が変わっただけで基本的なそれ以外の部分は変わっていないが、それに伴い「市のおかあさん」が「松のおかあさん」になっていたり、細かい部分で変わっている。)


関連タグ

少年サンデー
京都 舞妓 まかない
NHKアニメ 2021年冬アニメ 2021年秋アニメ

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