CV:かないみか
概要
無印第45話「うたって! プリン!」以降から無印版の様々な場面で登場している野生のプリン。
カントー地方のネオンタウンの森でサトシたちと出会い、度々サトシたちを始めとする人々やその他のポケモンの前に突然現れ、歌に催眠効果がある事情も知らずに歌い、それに対して「歌を聴いてくれない」と勘違いして怒った後、マイク型マーカーで眠らせた人々やポケモンの顔を落書きする騒動を巻き起こしている。AGとSMにも登場するが、どの続編シリーズも相変わらず歌に睡眠効果がある自覚がゼロ並びに眠らせた人々やポケモンの顔を落書きするのは健在である。
歌声はゲームのポケモンセンターで歌うプリンの音をアレンジされたもの。
使えるわざは「はたく」、「おうふくビンタ」、「うたう」。怒るとかなり怖いようで、一度マイク型マーカーが盗まれた時、犯人をおうふくビンタでボコボコにしていた。
活躍?
無印
最初はまともに歌えなかったものの、タケシに喉の薬になる果物を食べさせてもらって意外にあっさりと歌えるようになった。
初めてサトシ達に遭遇し、歌えるようになって以降は、旅を続けるサトシ達の行く先々をまるで付け回す様に現れ、歌って(特に注目が集まったところで披露する)は周辺にいる全員を眠らせて怒り、顔に落書きして去っていく…というパターンが無印版のお約束となっており、また落書きもだんだん凝ったものになっていく。(作中でもタケシが言及し、感心している。)
アドバンスジェネレーション
AG第39話にて久しぶりに登場。カラクリ大王の迷路にてサトシやハルカ達に歌を聴かせ、やっぱり眠らせてしまい怒るも、トレーナーのアキナのゴニョニョだけは、ぼうおんの特性を持っていた事で楽しそうに歌を聴いてくれたのに喜び、仲良くなっている。しかし、ムサシ達とのバトルをした後は、元から疲れて眠っていたのを自分の歌を聴いて眠ったと勘違いして結局は怒って落書きし、また何処かへと去っていった。
ベストウイッシュ
登場しないが、第4期ED「みてみて☆こっちっち」で久しぶりに登場している。このエンディングの実写では女性アイドルグループももいろクローバーZのメンバーがポケモンに扮していたがプリンはピンク担当の佐々木彩夏が扮していた。
サン&ムーン
AG以降の行方は全く分からなかったが、SM第42話の「カントーでアローラ!タケシとカスミ!!」でなんと14年ぶりに再登場。どうやらカントーに戻って、オーキド博士の研究所の庭で居候していた模様。
ムサシ達がキテルグマに回収された後に残った巨大メカの残骸の中から現れ、プリンのかわいさに興奮するマオ、スイレン、リーリエに対し、プリンの歌を聴くと眠ってしまい落書きされることを知っているサトシたちは慌てて呼び止めようとするも、全員プリンの歌で眠ってしまう。そして、怒ったプリンは全員の顔に落書きしてまた何処かへ去り(ヒトデマンは、水晶部分に☆を描かれていた)、続く43話でアローラスクール組が帰国の途に着く飛行機の尾翼に眠り、そのままアローラに上陸していった。
第45話ではとあるカラオケルームで歌っていた。
第56話ではムサシ達とキテルグマの前で歌を披露し、彼らを眠らせた(何気にキテルグマの初敗北ともいえる)。だが最初から眠っているネッコアラには通用せず、落書きしようとしてもことごとくかわされたが、逆に落書きされたことで仲良くなった。
第96話ではジジーロンに対して歌っていたが、眠らせてしまっていたため落書きをしていた。
最終回で座席の下で眠っており、カントーに帰国の途に着いた。
第7シリーズ
最終回のみ登場。普通に寝ているニドリーノとニドリーナと共に花畑で日向ぼっこしていた。このシリーズでサトシの物語は完結した為、これが最後の登場となった。
余談
- AG第138話には別個体のプリンが登場しているが、こちらも「うたう」で眠らせてくる。なお、最終的にはミツオ・リサ親子と共に暮らす事となった。
- 新無印21話では、プリンがタマゴに「うたう」を使った結果タマゴから孵化したルリリが「うたう」を覚えており、プリンが眠らされる…というイメージが流れた。
- ANA機内限定「ピカチュウたんけんクラブ」では、似たようなことをするマリルが登場(声優も同じくかないみか氏)。こちらはマイクで落書きではなく、眠った相手をしっぽでぶっ飛ばしてしまう。
- 実写映画『名探偵ピカチュウ』でもパロられており、声優も同じくかないみか氏。
- スマブラシリーズではこのプリンの声や仕草を元としたと思われるプリンがプレイアブルとして参戦している(マイクは所持していない)。