概要
神奈川県川崎市多摩区西生田3丁目にある小田急電鉄小田原線の駅(OH21)。
よみうりランドの神奈川県側の玄関口にあたる。
東京都側の玄関口は後から開業した京王電鉄相模原線の京王よみうりランド駅(稲城市)で、よみうりランドへは京王の駅の方が近く、駅前にゴンドラがあり便利。
小田急の駅は読売ランド前と名乗っているものの、よみうりランドまでは2kmほど離れている上、よみうりランド自体が丘陵地にあるため坂道になっている。おまけに急行以上は通過する上、バスは北口(新宿方面ホーム)の津久井道沿いにあるバス停(読売ランド前駅)からの発着になるばかりか、北口は本改札ではない(裏口改札になる)ので時間帯によっては非常に不便な状況となる。
ただ、京王よみうりランド駅も当駅と同様に優等列車系は快速を除いて通過する他、歩こうとすると1.5kmほど離れている上、これまた坂道である。
このため両駅との間を結ぶ小田急バス【読01】(京王よみうりランド駅〜小田急読売ランド前駅〜寺尾台団地)が運行され、来園者の貴重な足として機能している。
ちなみに、読売ランド前駅バス停には他にも、小田急バスは稲田堤駅(京王の駅は城下バス停が最寄り)とを結ぶ【読02・04・05】、千代ヶ丘を経て新百合ヶ丘駅とを結ぶ【新02・03】、隣の百合ヶ丘駅とを結ぶ出入庫系統が発着するほか、同じ場所に神奈川中央交通の読売ランド駅前バス停が置かれ、土曜日朝方1回のみの免許維持路線ながら、鶴川駅方面からの【淵24】が津久井道に沿ってやって来る。
よみうりランド自体には、急行以上も停車する新百合ヶ丘駅からも小田急バス【新07】が乗り入れているので、相模大野駅方面より来園する場合、新百合ヶ丘乗り換えで【新07】を使う手もあるだろう。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
駅本屋は南口にある他、北口には無人改札口が存在する。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は36,082人である。小田急の駅では32位。
年度別
年度 | 乗降人員 | 順位 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 34,174人 | 33位 |
2009年(平成21年)度 | 33,871人 | 33位 |
2010年(平成22年)度 | 33,960人 | 33位 |
2011年(平成23年)度 | 33,583人 | 33位 |
2012年(平成24年)度 | 34,154人 | 33位 |
2013年(平成25年)度 | 34,529人 | 33位 |
2014年(平成26年)度 | 34,110人 | 33位 |
2015年(平成27年)度 | 35,131人 | 32位 |
2016年(平成28年)度 | 35,412人 | 32位 |
2017年(平成29年)度 | 35,761人 | 32位 |
2018年(平成30年)度 | 36,374人 | 32位 |
2019年(令和元年)度 | 36,082人 | 32位 |