概要
東京都町田市能ヶ谷一丁目にある小田急電鉄小田原線の駅(OH25)。
小田原線は当駅に入る前に神奈川県から一旦、東京都に戻る。
駅名は旧自治体名に由来する。地名としての鶴川は現在も残るが、当駅から北側にかなり離れた、鶴川団地が広がる辺りが該当し、当駅からは小田急バスもしくは、神奈川中央交通による路線バスを利用することになる。
また川崎市麻生区の飛び地・岡上地区や、横浜市青葉区北西部の玄関口ともなっている。
南口と北口があるが、バスターミナルは北口にのみ存在し、それも東西に分かれ、西側からは神奈中による聖蹟桜ヶ丘駅や多摩センター駅へ向かう路線、東側からは小田急・神奈中による前述の鶴川団地や若葉台駅、こどもの国駅方面への路線が発着する。このうち多摩センター駅へは豊ヶ丘経由の【多04】と、南野経由の【鶴32】の2系統が存在するため要注意。
かつては京王バスも神奈中との共同運行により、聖蹟桜ヶ丘駅から乗り入れていた。
駅構造
単式・島式の複合2面3線の地上駅。東京メトロ千代田線直通の準急列車10両化対応工事の際、柿生駅の待避線が当駅と新百合ヶ丘駅に移設された。
これは柿生駅が手狭である事、待避線があると10両化拡張工事が困難だったことによる。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は69,239人である。小田急の駅では16位。
- 急行通過駅では最も利用者が多く、急行停車駅の向ヶ丘遊園駅、小田原駅、伊勢原駅、秦野駅、栗平駅、小田急多摩センター駅などよりも多い。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 69,095人 | 15位 | ||
2009年(平成21年)度 | 68,707人 | -388人 | -0.6% | 15位 |
2010年(平成22年)度 | 68,188人 | -519人 | -0.8% | 15位 |
2011年(平成23年)度 | 67,208人 | -980人 | -1.4% | 16位 |
2012年(平成24年)度 | 68,185人 | +977人 | +1.5% | 16位 |
2013年(平成25年)度 | 69,511人 | +1,326人 | +1.9% | 16位 |
2014年(平成26年)度 | 68,358人 | -1,153人 | -1.7% | 16位 |
2015年(平成27年)度 | 69,261人 | +903人 | +1.3% | 16位 |
2016年(平成28年)度 | 69,224人 | -37人 | -0.1% | 16位 |
2017年(平成29年)度 | 69,141人 | -83人 | -0.1% | 16位 |
2018年(平成30年)度 | 69,239人 | +98人 | +0.1% | 16位 |
2019年(令和元年)度 | 68,992人 | -247人 | -0.4% | 16位 |