概要
川崎市麻生区大字黒川と、東京都稲城市若葉台3丁目に跨がる京王電鉄相模原線の駅(KO39)。
駅本体は神奈川県側にあるが、北口駅前広場と、その西側に隣接する京王電鉄の車両基地「若葉台検車区」「若葉台工場」は東京都側に所在しており、駅名は都側の地名から取られた。
車両交換や入出庫のため当駅を始発・終着とする電車が設定されている。
開業当初は多摩ニュータウンの開発の遅れから、車両基地以外に人工物がほとんど見当たらず、業務上大きくならざるをえない駅の規模に比べ周辺は非常に閑散としていたが、平成前期から開発により様変わりした。
駅北口の駅前広場より、小田急バス・京王バス・神奈川中央交通の路線バスが出る。
このうち神奈中は、地理的に町田市に近いこともあり、同市にある鶴川駅への路線【鶴21】がメインで乗り入れているほか、土曜日のみ、柿生駅を経て市が尾駅までの路線【柿26】も運行している。これは柿生駅〜市が尾駅間の東急バス・小田急バス共同運行路線【柿23】にかつて、神奈中も参加していたことの名残。
小田急は稲城市コミュニティバス「iバス」も運行する。
駅構造
島式2面4線の高架駅。相模原線で待避設備があるのは当駅と多摩センター駅、調布駅の3つしかない。
区間急行・快速・各駅停車が停車する。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は23,859人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 20,414人 |
2009年(平成21年)度 | 21,217人 |
2010年(平成22年)度 | 22,302人 |
2011年(平成23年)度 | 22,636人 |
2012年(平成24年)度 | 23,402人 |
2013年(平成25年)度 | 24,316人 |
2014年(平成26年)度 | 24,758人 |
2015年(平成27年)度 | 25,920人 |
2016年(平成28年)度 | 26,934人 |
2017年(平成29年)度 | 27,400人 |
2018年(平成30年)度 | 27,278人 |
2019年(令和元年)度 | 26,954人 |
2020年(令和2年)度 | 19,688人 |
2021年(令和3年)度 | 21,542人 |
2022年(令和4年)度 | 23,048人 |
2022年(令和5年)度 | 23,859人 |