概要
クセのあるグラフィックであった初代の時点で、猫耳や尻尾のある可愛い女の子の姿であったため、萌え悪魔として人気が高かった。
『女神転生Ⅱ』(今作のみ種族「妖魔」で着物姿)以降、メインデザイナーとなった金子一馬氏によって、作品ごとに様々な趣向でデザインされている。
『真・女神転生』では全裸、『真・女神転生Ⅱ』ではハーフトップ着用、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』では三毛、そして現在ではメイン画像でもある『真・女神転生Ⅲ』用にデザインされたスタイリッシュな衣装のものが主流。
『真・女神転生デビルサマナー』では魔晶変化させることで入手できる銃「ネコパンチバズ」が壊れ性能である。
蕪木統文の小説『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE混沌』では、人修羅に成り行き上助けられて行動を共にし、数多の強敵と相対する人修羅を必死に追いかけるヒロイン及び狂言回しのようなキャラクターとして描かれている。
なお、『真Ⅲ』ではレベルを上げると個性的な見た目のセンリに変異するため、残念がる者も多かった。
その反応を受けてか、『真・女神転生Ⅳ』ではカブソ、センリを育てるとネコマタに変異する逆転現象に……
『真Ⅳ』のネコマタは所持金の半分を消去する特殊スキル「宵越し銭金」を保有しており、財布に対して洒落にならない大打撃を与える恐るべき悪魔へと変貌した。
作中で最もお金が必要になるギンザで出現する為、その脅威度は半端ではなく、遭遇した場合は倒すにしろ戦闘を回避するにしろ迅速かつ的確な対処が必要になる。
ペルソナシリーズ
『女神転生シリーズ』のスピンオフとして発売された一作目『女神異聞録ペルソナ』では『真Ⅱ』の姿で登場しており、続く『ペルソナ2』では敵悪魔としてだけではなく、「隠者」のペルソナとしても登場。持っているスキルが有用な合体攻撃の元となるため重宝する。
『ペルソナ2罰』では、轟探偵事務所の招き猫に10万円を寄付すると、たまきちゃんの仲魔である「噂屋ネコマタ」に会うことが可能になり、こちらが有利になる噂を悪魔に流してもらえる。
『ペルソナ3』以降は「魔術師」のペルソナとして『真Ⅲ』のデザインで登場。
『ペルソナ5』では「若き日の老猫」という名のシャドウとしても登場する。
デビチル
序盤に登場するデビルとして登場。萌えキャラをマスコットにした外見をしているが漫画版ではリアルな頭身で登場。ヘルを倒すため自ら志願し甲斐刹那のデビライザーに入りゼロ距離召喚でヘルに致命的なダメージを与え死亡する。
作品ごとの姿
※初代とデビチルは他デザイナー