黄道十二宮の天使
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こうどうじゅうにきゅうのてんし
黄道十二宮の天使とはドイツの錬金術師ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの著作に登場する天使である。
黄道十二宮をつかさどる天使。堕天使ともされ、「黄道十二宮のデーモン」とも呼ばれる。天使の階級と亡者(悪魔)の階級両方に対応関係が存在する。
天使の階級は上から9つまでは偽ディオニシウス・アレオパギタに由来する広く知られているものだが、下から三番目までは人間が至る霊的な境地の名称となっている。
12宮 | 天使名 | 天使の階級 | 亡者(悪魔)の階級 |
---|---|---|---|
白羊宮 | マルキダエル | 熾天使(セラフィム) | プセウドテイ(偽神) |
金牛宮 | アスモデル | 智天使(ケルビム) | スピリトゥス・メンダキオルム(嘘の霊) |
双児宮 | アムブリエル | 座天使(スローンズ) | ウァサ・イニクィタティス(不正の器) |
巨蟹宮 | ムリエル | 主天使(ドミニオンズ) | ウルトレス・スケロルム(罪の復讐者) |
獅子宮 | ウェルキエル | 力天使(ヴァーチャーズ) | プラエスティギアトレス(奇蹟の模倣者) |
処女宮 | ハマリエル | 能天使(パワーズ) | アエリアエ・ポテスタテス(空の軍勢) |
天秤宮 | ズリエル | 権天使(プリンシパリティーズ) | フリアエ(復讐の女神) |
天蝎宮 | バルビエル | 大天使(アークエンジェルズ) | クリミナトレス(中傷者) |
人馬宮 | アドナキエル | 天使(エンジェルズ) | テンタトレス・マリゲニー(悪の誘惑者) |
磨羯宮 | ハナエル | 罪なき者(イノセンツ) | マレフィキ(犯罪者) |
宝瓶宮 | ガムビエル | 殉教者(マーダーズ) | アポスタタエ(背教者) |
双魚宮 | バキエル | 証聖者(コンフェッサーズ) | インフィデレス(不誠実な者) |
カオスレギオン:主人公ジーク・ヴァールハイトが招く軍勢(レギオン)の陣形の名称。
スーパーロボット大戦Z:御使いがスフィア・リアクターを呼ぶ際に用いる名称で、彼ら曰く「洗礼名」。また最終決戦ではラスボスが創製した「ネオ・リアクター」なる存在も登場する。
Z/X-Zillions_of_enemy_X-:作中における勢力の一つ「白の世界」において後天的に天使に変えられた人間たち。「十二使徒」と呼ばれる。
ディメンション・ゼロ:種族が「サキュバス/バードマン」なサイクル。カード名はみな「堕天使○○」となっている。
デビルチルドレン:光の書・闇の書以降に12体全員が登場。作中の説明では「デビル(悪魔)になった天使でかつては星座を護っていたが今は星座を支配している」と記述している。
魔界戦記ディスガイアシリーズ:シリーズにおける汎用キャラクターの一区分である銃魔神族の各ランク名として、バキエル(双魚宮)、ガムビエル(宝瓶宮)、アドナキエル(人馬宮)、ウェルキエル(獅子宮)、アムブリエル(双児宮)、マルキダエル(白羊宮)が採用されている。
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