概要
アクションゲーム『ゼルダの伝説』シリーズに登場する「力の女神ディン」「知恵の女神ネール」「勇気の女神フロル」のこと。作品によっては「三女神」と呼称される場合もある。
存在自体が語られたのは『神々のトライフォース』が初出だが、この頃はまだ名前が不明だった。説明書には容姿が描かれており、三女神とも顔が同じである。
また「黄金の三大神」という呼称および名前は後に発売された『時のオカリナ』で初登場した。
三大神のハイラル創世神話
※時間に余裕がある場合には、その後の流れが把握できる「ゼルダ史」も併せて参照。
あらゆる生命はもちろん、大地や海も形成されていない程の遥か昔の時代に混沌とした「ハイラル」に三大神は降臨し、様々な恵みを与えた。
- 力の女神であるディンは、そのたくましい炎の腕で地を耕し、「大地」を創った。
- 知恵の女神であるネールは、その英知を大地に注いで世界に「法」を与えた。
- 勇気の女神であるフロルは、その豊かな心で「法を守りし全てのいのち」を創造した。
三女神は「ハイラルの地の創世」という使命を達成した後は、黄金の正三角形である秘宝「トライフォース」を残し、天に帰っていった。
(女神ハイリアがハイラルの地を守護する使命を与えられるのは、このハイラル創世神話から更に長い時を経たまだ先の話である)
シリーズでの扱い
上記したように既に天界に帰っているため、ゲーム本編内で彼女らが登場する機会はない。
ただし、ハイラルを創世したという功績と、女神ハイリア同様に「遥か昔から悪しきものを退ける・封印する」というポジションを担うことがあるため、ストーリー時に名前だけ登場することもある。
説明書にて初登場。三神崇拝の古い神話として紹介された。
この頃は力の神・知恵の神・勇気の神としか呼ばれておらず、天地を創造したとされている。
世界から去る際に自らの力の象徴である黄金の聖三角体トライフォースを残し、すべてをおさめさせた。
これが後世に伝わる封印戦争が勃発するきっかけとなってしまう。
「ディンの炎」・「ネールの愛」・「フロルの風」という特殊アイテムが登場する。
三大神自体や三大神の伝説は登場しないものの、「ディン」「ネール」「フロル」という三大神と同名の巫女達が重要人物として登場する。
それぞれの詳細はリンク先を参照。
上記の同名の巫女達が再登場。
ただし、こちらでは単なるゲスト扱いである上に、一部を除いて巫女ではなくなっている。
三大神から名付けられたであろう地名「オルディン」・「ラネール」・「フィローネ」が初登場する。
「マスターソード誕生の秘話」である本作では、上記の地名の他にも、女神の剣を「マスターソード」として鍛え上げるための重要アイテムとして三大神の名前を冠した特別な3つの炎「フロルの炎」・「ネールの炎」・「ディンの炎」、およびその手掛かりとなる3つの詩「フロルの勇気」・「ネールの叡智」・「ディンの力」が登場する。
ストーリー後半からついに三女神が直接登場する。オルディン火山、霊峰ラネール、フィローネ湿原の地は彼女たちに所縁の地と語られた。
黒幕によって無の世界に囚われていたがダンジョンボスを倒したゼルダ姫とトリィによって解放された。
容姿は描かれておらず、どのような姿なのかは不明。
pixivにおける注意点
上記したように、作中ではいまだに姿が描かれていないため、pixivで投稿されている関連イラストは、あくまでイメージイラストという扱いになるため、閲覧者は完全な二次創作である点に注意して楽しもう。
関連タグ
ディン(ゼルダの伝説) ネール(ゼルダの伝説) フロル(ゼルダの伝説) トライフォース
三女神:表記揺れ。
初代ゼルダ姫(リンクの冒険):リンクの冒険のコミカライズ版ではトライフォースを生み出したという設定がある。