概要
ウイッカにおける2つの主神の1つであり、ネオペイガニズムの神の1つ。
神学的に女性の側面を現した神で、多くのネオペイガニズムの主要な神であり、三人の女性で表象され、それぞれが処女、母、老婦人で、女性のライフサイクルと月の月相を象徴しているとされる。
また、それぞれが満月、満ちる過程にある月、掛けた月に照応しており、しばしば地上、地下世界、天を1人ずつが支配しているともいわれ、三人でより大きな単一の普遍的で世界的な神格とされている場合と、それぞれが独立した神格であるとされる場合があるという。
なお、ウイッカの二神論によれば、男神である有角神を配偶神としている場合があるとされている。
その他の三女神
宗像三女神:日本神話の海上交通の守護神、タキリヒメ・イチキシマヒメ・タギツヒメ。
モイライ:ギリシャ神話の運命の女神、クロートー・ラケシス・アトロポス。
パルカ:ローマ神話の運命の女神、ノーナ・デキマ・モルタ。
ノルン:北欧神話の運命の女神、ウルズ・ヴェルザンディ・スクルド。
モリグナ:ケルト神話の戦の女神、モーリアン(モリガン)・ヴァハ・バズヴ(ネヴァン)。