概要
第1話「赤ちゃん暴走!」、第49話(最終話)「翔べ希望の空へ」に登場する科学者。
かつては高沢トシオ博士(演:大木史朗)と一緒にNASAで働いていたが、脚光を浴びてノーベル賞まで受賞した彼に嫉妬し、NASAの依頼で彼が開発した月面作業用アンドロイドR24(演:関根大学)を悪用して高沢博士の孫を誘拐させてガソリンを積んだタンクローリーで暴走させて彼の研究所を破壊しようとするが、ウインスペクターの活躍によって逮捕される。
しかし1年後にもう一体のR24を利用して脱獄し、「自分の頭脳を眠らせて世界的損失を招いた」存在のウインスペクターへの復讐を目論む。
その手始めとして撮影所で火災を起こさせて救助活動にあたっていた竜馬を病院送りにして彼の妹優子を拉致する。そして以前、中央製薬付属研究所に精神治療用に開発させた電磁波発生器で東京を獣の街に変えた。
正木本部長が自分に銃を向けたのを見て、「人の命を守ると言いながら、貴様も殺しの好きなただの獣に過ぎなかったのか」と嘲笑いながら自分を撃つように挑発するも、ファイヤーに小型の電磁波発生器を破壊され、さらにR24の爆発で倒れた装置の下敷きになり、「お前はわしを撃とうとしたな。やっぱり獣だったんだ。それがウインスペクターの正体だ」と言って笑いながら爆弾のスイッチを押して息絶えた。
余談
最初の敵でありラスボスという稀有な存在のキャラ。戦闘能力こそ低いものの前述の通り煽りスキルが高く非常に狡猾である。
関連タグ
アントン博士:27年後の戦隊に登場する善と悪の二つの人格を持ち、その悪の人格は自ら悪の道に歩みながら、自分が失われることは宇宙の損失と信じる悪のマッドサイエンティストで、黒田とよく似た思考と性格の悪の科学者という点が共通する。
ドクトルガウス:『勇者警察ジェイデッカー』に登場する科学者兼最初の敵。
黒松教授:3年前の『仮面ライダーBLACK』に登場する中の人が同じキャラで、こちらもマッドサイエンティスト。