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概要編集

SHIZUOKA RAINBOW TRAINS

従来の1000形の置き換え用に製造された車両が本形式である。ちなみに「A3000」の「A」の由来は、「Activate(活性化させる)」「Amuse(楽しませる)」「Axis(軸)」の3つから。2017年5月24日付で「鉄道友の会」よりローレル賞を受賞している。


第1編成となるA3001編成(クリアブルー)が2015年12月15日に総合車両製作所横浜事業所(J-TREC)から富士駅まで甲種鉄道車両輸送され、17日に同駅より長沼工場まで陸送搬入された。18日午後には報道陣向けに記念セレモニーが行われ、その後試運転を経て2016年3月24日に営業運転を開始した。また同車の運用開始に先立ち、まず1000形1004編成が同月10日に定期運用を終了、翌日のお別れイベントをもって引退。以降も毎年(※)3月にA3000形が1〜2編成導入されるたびに1000形が1〜2編成ずつ運用を離脱している。


43年ぶりとなる新型車両の導入に当たって、静岡鉄道ではスペシャルサイトを開設、新静岡駅に運行開始日までのカウントダウンボード設置、各種イベントでのPR、さらに特別に撮影したイメージムービーをYouTube上で複数公開するなど広報活動に力を入れた。


車体編集

車体は普通鋼製の前頭部を除き、総合車両製作所のsustinaと呼ばれる新開発の軽量ステンレス車体を採用し(私鉄の編成としては全国初採用)、前面は非貫通である。前照灯、標識灯、尾灯にはLEDが採用されており、特に前照灯については高輝度のものとして配光を広くしている。 前面と側面の行先表示器はフルカラーLED式。白色での行先表示以外にも、多彩なイラストなどが表示できるようになっている。連結部の転落防止幌は、各駅のプラットホームに転落防止柵が設置されている為採用されていない。


またA3001編成からA3005編成までの5編成はデビュー当初車体側面に静鉄のロゴマークが入っていなかったが、2019年5月1日に静鉄グループが創立100周年を迎えた事から同日より新たなロゴマークを採用(下記画像)。A3000形にもグループのロゴマークが車体側面に入れられた。

静岡鉄道の新しいロゴ(再現)


運転台編集

ハンドルは1000形と同様のT字型ワンハンドルマスコンで、ワンマン運用での安全運行と乗務員の疲労軽減のため、運転室内の段差を無くすとともに、通常使用しないスイッチはキセ内に納め、極力機器を配置しない運転台とした。その他の運転室内の機器も1000形と同様の配置としている。


機器監視、空調や車内外表示器制御などを常に監視するモニタリング装置が設置され、乗務員支援や故障時における早期復旧に備えている。さらにドライブレコーダーを設置し、小型の前方監視カメラで記憶される映像により、今後の事故防止に活用する予定である。


内装編集

車内はオールロングシートで、車いす・ベビーカースペースを各車両乗務員室寄りに1か所ずつ配置し、2段手すりを設置するなどバリアフリー化を図っている。なお、3000形(静岡側)は全席優先席となる。


ドア上には阪神5700系などで採用されている32インチハーフサイズの液晶ディスプレイが1両に3か所千鳥配置され、現在地や行先、列車種別、路線図や沿線案内などを高画質で表示するだけでなく、季節により背景が変わる仕様となっている。また、横長の画面を活かした表示の他、広告枠も用意して多彩な情報を提供する。駅名はインバウンド対策として、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語を表示する。


ドアチャイムは東急5000系などで採用されている、通称「東急チャイム」が使用されている。つり革には、全国初となる2段つり革(1つのつり革に高さが違う2つの取っ手がついた吊革)を導入。また、各車両の天井には4台の防犯カメラを設置し、安全・安心な輸送サービスを強化を図った。


主要機器編集

主制御装置は、静鉄の車両として初となる東洋IGBT-VVVFインバータ制御を採用。

主電動機は東洋電機製の全閉内扇式かご形三相誘導電動機、補助電源装置は容量100kVA、出力三相AC440Vの静止型インバータ(SIV)を採用している。

ブレーキ方式は、回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキを採用し、滑走再粘着制御付である。

パンタグラフは、同鉄道初のシングルアームパンタグラフを採用し、クモハA3000に関節部分を連結面側に向けた形で取り付けられる。

警笛は空笛と電子警笛、また急行運転の際に使用されるミュージックホーンを装備している。警笛の吹鳴は足元のスイッチ式ペダルを使用するが、ミュージックホーンは運転席コンソールのボタンを押して鳴らす。ミュージックホーンのメロディと音色は1000形で使用されていたものと同じ。


編成編集

編成はクモハA3000形(Mc・静岡側)-クハA3500形(Tc・清水側)となっている。

2016年から8年かけて2両編成12本(計24両)を製造・導入し、1000形を置き換える予定。(※)


7編成は静岡市にちなんだ7色で、「shizuoka rainbow trains」と称し、残る5編成は無塗色で、全面広告車に対応する予定。

ちなみに以下に記述してある編成は既に営業運転を開始している編成である。


新静岡駅


形式クモハA3000クハA3500塗装運用開始日
第1編成A3001A3501クリアブルー2016年3月24日
第2編成A3002A3502パッションレッド2017年3月24日
第3編成A3003A3503ナチュラルグリーン2018年3月21日
第4編成A3004A3504ブリリアントオレンジイエロー2018年3月21日
第5編成A3005A3505エレガントブルー2019年3月9日
第6編成A3006A3506無塗装2019年3月9日
第7編成A3007A3507プリティピンク2020年3月7日
第8編成A3008A3508フレッシュグリーン2020年3月7日
第9編成A3009A3509無塗装2021年3月6日
第10編成A3010A3510無塗装2021年3月6日
第11編成A3011A3511無塗装2023年3月25日(※)
第12編成A3012A3012無塗装2024年2月23日(※)

  • ラッピング車両

第5編成:劇団四季リトルマーメイド(2022年2月28日~5月29日)

第6編成:静鉄グループ100周年記念ラッピング(2019年3月~2020年4月)→無塗装(2020年5月~)→トヨタユナイテッド静岡ラッピング→無塗装(2023年1月)→東洋冷蔵「春夏秋冬おさかな物語」(2023年3月~)

第9編成:ちびまる子ちゃん音頭(2021年7月~)

第10編成:無塗装(2021年3月)→トヨタユナイテッド静岡ラッピング(2021年4月~)→清水エスパルス×ベルテックス静岡&トヨタユナイテッド静岡3社合同ラッピング(2022年5月~)

第11編成:午後の紅茶(2023年3月~)


コラボラッピング編集

静鉄ヒロアカコラボ

2024年3月17日~6月16日開催。コラボグッズ販売やホテルコンセプトルームプランの開催など。ラッピング車両は以下の通り。

第1編成(水色):轟焦凍ショートver

第2編成(赤色):切島鋭児郎 裂怒頼雄斗ver

第3編成(緑色):緑谷出久 デクver

第4編成(黄色):爆豪勝己 大・爆・殺・神ver

第5編成(青色):飯田天哉 インゲニウムver

第7編成(桃色):麗日お茶子 ウラビティver

第8編成(黄緑):蛙吹梅雨 FROPPYver

※初日は第3編成を使用した出発式と臨時貸切列車を運行。

※4月28日、5月12日には長沼車庫にて有料撮影会実施。


注釈編集

第11編成は2022年、第12編成は2023年導入予定だったが、COVID-19感染症拡大による情勢の変化から導入がそれぞれ1年遅れた。


関連イラスト編集

静鉄A3000形鉄面画 静岡鉄道A3000形

A3000形【HD静鉄04】静鉄カラフル化計画【A3000形】


関連タグ編集

静岡鉄道 静鉄 3000形 静岡鉄道A3000形

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