概要
ドールズフロントライン(旧名:少女前線)に登場するダネル・ランドシステムズ社の大口径対物ライフル「NTW-20」をモチーフにした戦術人形。
キャラクターデザイナー: RAN
レアリティ: 5(LEGENDARY)
種別: RF(ライフル)
キャラクター像
腰まで届く程のピンクのロングヘアが特徴。
セーラー服を思い起こさせる制服に青のパータイと、学生然とした印象の中に軍用の帽子、無線用イヤーピース、二―パッドといったミリタリーアイテムが散りばめられた服装をしている。
なお、CVは他の茅野愛衣がCVを担当していたキャラクター同様、本国では一時削除を経た後に2022年9月には日本版も含めて変更された。
新CVはバラバラになり、彼女のCVは松嵜麗に交代した。
スキン「炎天下の任務」
重症絵では日焼けしている様子も。
スキン「聖夜のトナカイ」
トナカイに扮したクリスマススキン。赤いサンタ衣装とトナカイの角が特徴。
スキン「貴族体験会」
Live2Dでもあるメイド衣装。フリルの付いたメイド服が魅力的。
ゲーム内では
明るく堅実、そして冷静沈着だが、気が強く少々自信過剰な一面が垣間見える性格。
あまり他人とは話すことなく、独り言が多い自他ともに認める一匹狼気質。
とあるスキンストーリーでは真面目で凝り性な一面も窺えるが、彼女なりにイベントを楽しんでいたりといった可愛らしい所も。
性能
"竹槍戦術"と呼ばれる戦法が可能な数少ないライフルの一つ。
ライフル中でも最高峰の単発火力を誇る反面、連射速度はライフル中最低クラス。
スキルも"チャージ時間に応じて3.4~8倍のダメージを与える"という火力に特化したものとなっており、ゲーム内のシステム上、(スキル倍率8)×(ダミーリンク5人)=40倍という破格のダメージを叩き出す。
これにハンドガン達の火力強化陣形、スキルを組み合わせる事によってボスすら一撃で葬り去ることが可能というポテンシャルを秘めている。これが"竹槍"と呼ばれる戦法。
しかし、デメリットが無い訳でもない。ボスの道中までに存在する雑魚敵の処理を苦手とし、最大威力でのスキル発動までの15秒という長い準備時間、ダメージコントロールの難しさ等といった要素が絡むために実用性は薄い。
だが、一度さえ決まってしまえばボスを確実に葬り去るロマンの要素が詰め込まれている為、数多くの指揮官を虜にしているのかもしれない。
2019年11月のアップデートでスキルに調整が入り、最短11秒で威力は下がるもののスキルの発動が出来る様に成り、雑魚への対応能力がわずかに向上した。
最大威力を出すには、従来と同じく15秒の時間を必要とするが。
また、大陸版ではMODが実装されており、スキルの威力が向上。
ターゲットも変更され「一番前の敵」から「撃破可能な敵を優先」というルーチンになる。
撃破可能な敵がいないと、最もHPの高い敵が優先して攻撃されるようになる。
また、スキルによって敵を撃破した場合は、更に即座にHPのもっとも少ない敵を攻撃する(この攻撃はミスに成ることも有る)。
この時、第1スキル発動に使用されるチャージ段階が3増える。
3回まで連続して発動でき、敵HPが50%以上の場合さらにダメージが増加するという攻撃特化のスキルを手に入れる。ちなみに416に続く★6第2号である。
実銃
南アフリカのダネル社が、主戦場となる平原での遠距離戦闘を想定して開発した、大口径ボルトアクション式の対物ライフル。
対物ライフルとしては世界最大級の弾薬でも有る20×82mm弾(元は第二次大戦中に開発された航空機関砲用の弾薬)を使用するのが最大の特徴で、対物ライフルとして名の知られたバレットM82等を超える威力を誇る。
その規格外ともいえる威力に対応する為、銃本体に大型の油圧サスペンションを用いたショックアブソーバーを内蔵する。
コンバージョンキットを用いることで12.7×99mmや12.7×102mm、14.5×114mm弾の使用に対応可能。また、コンバージョン不可能(マガジンを廃した単発仕様になっている)とする代わりにより強力な20×110mm弾を使用するモデルも開発されている。
重量は約26kgと非常に重く、個人で携行するのは困難。
彼女がこれを軽々と扱うところを見ると、彼女の力の片鱗がうかがい知れる。
余談
彼女は冷静な性格だが、本来はツンデレ枠の性格となる予定だったらしい。
RAN氏曰く、"スナイパーに要求されるのは冷静さと寡黙さ"の為、今の様に成ったとか。
メイドスキンの人気が高く、pixiv内ではこの姿のNTW-20をよく見かけることができる。
ショートアニメ
「狂乱篇」第6話に登場。
敵の猛攻にさらされる中、アストラからの要請でボス(デストロイヤー)を狙撃するのだが…
NTW-20「死ね…化け物め!」