ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Shantae

57

しゃんてぃ

『Shantae』とは、WayForward Terchnologies開発のアクションゲームシリーズ、およびその主人公の名である。

概要

WayForward Terchnologies開発の横スクロールアクションゲーム

ハーフ・ジーニー(半魔人)の少女・シャンティがアラビア風の世界・シークインランドを冒険する。

海外作品のため当初は日本での知名度が低かったが、2作目以降において徐々に他プラットフォームへの移植が進み、近年では積極的にローカライズ展開が進められている。

悪魔城ドラキュラ』や『メトロイド』を髣髴とさせる王道の探索型アクションだが、主人公や敵ボスがアメコミ風でありながら日本のアニメやマンガの影響を受けたデザインであり、美少女が多数登場することから根強いキャラクター人気が存在する。

美麗なグラフィックにエキゾチックなBGM、完成度の高いアクションも好評。

ボイスが実装された第2作から第5作に至るまで日本人声優の吹き替えがなされておらず、日本語版であっても登場人物は全員英語で話している。

シリーズ

Shantae

発売プラットフォーム備考
2002年GBC販売元はカプコンUSA。
2013年3DSバーチャルコンソール北米のみ。
2021年Switch

シリーズ1作目。

GBCのスペックを限界まで使い尽くした美麗なグラフィックと可愛らしいキャラクターが好評だったが、発売がGBC最末期であったために本数が少なく長らくプレミアがついていた。2021年に Limited Run Games による限定復刻が行われている。

販売が未だ海外のみであるうえに日本語版がないため、日本では入手もプレーも困難なソフトのひとつ。

Shantae: Risky's Revenge

発売プラットフォーム備考
2010年DSiウェア
2014年Windows(Steam
2014年iOS
2016年PS4ローカライズ版。
2016年WiiUローカライズ版。
2020年XboxOne
2020年Switch
2022年PS5

シリーズ2作目。邦題『シャンティ:リスキィ・ブーツの逆襲』。

パブリッシャーであったカプコンUSAの都合によりシリーズ化は長らく中止となっていたが、WayForward社が版権を買い戻したことやレトロゲームファンの要望を受けたことで続編が販売された。

Windows版とiOS版が配信されたことで、日本のゲーマーにも徐々に知られるようになる。

ローカライズ版は現在「Director's Cut」として配信。

Shantae and the Pirate's Curse

発売プラットフォーム備考
2014年3DS
2014年WiiU
2015年Windows(Steam
2016年XboxOne
2016年PS4
2018年Switch

シリーズ3作目。邦題『シャンティ -海賊の呪い-』。

日本人イラストレーターのKOU(メイン画像のイラストを投稿した絵師)がメイングラフィックを担当したことによって、より日本の「萌え」に近いイラストになった。今作からはインティ・クリエイツも開発協力として参加している。

シャンティがジーニーの力を失ったため、変身能力ではなく海賊のアイテムを使って冒険するなど、シリーズの中では異色作である。

3DSの立体視機能をフル活用し、立ち絵にシャドーアートのような凹凸が施されている。

そのため、立体視をONにすると女性キャラの胸が飛び出す。

Shantae: Half-Genie Hero

発売プラットフォーム備考
2016年PS4
2016年PSVita
2016年WiiU
2016年XboxOne
2016年Windows(Steam
2017年Switch
2022年PS5

シリーズ4作目。邦題『シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー』。

キックスターターによるクラウドファンディングを募り、目標金額(50万米ドル)を大幅に上回る調達額(95万米ドル)を達成し、マルチプラットフォームでのリリースとなった。

従来のドットアートから大きく変わり、シリーズ初のHDグラフィックとなる。また、全プラットフォームにて標準で日本語ローカライズもされている。

Windows版とXboxOne版以外は海外のみの配信だったが、PS4版とSwitch版は後にオーイズミ・アミュージオからDLCがすべて収録された『Shantae:Half-Genie Hero Ultimate Edition』がパッケージ版としてリリースされた。

クリスティーナ・ヴィーが歌う「Dance Though the Danger」が、初のボーカル入りメインテーマとなる。

Shantae and the Seven Sirens

発売プラットフォーム備考
2020年PS4
2020年Switch
2020年XboxOne
2020年Windows(Steam
2020年Apple Arcade
2022年PS5

シリーズ5作目。邦題『シャンティと7人のセイレーン』。

2019年9月、Apple Arcade向けにプレリリース版を先行配信。

日本語ローカライズ版は2020年にオーイズミ・アミュージオからPS4版、Switch版で発売された。

新システムとしてモンスターカードが登場。倒した敵が固有のカードをドロップし、装備したカードによって様々な効果を発揮する。

シリーズで初めてスカットルタウン周辺から離れた土地が舞台となる。ボスキャラがすべて女性キャラなのも特徴。

登場キャラクター

※日本版での表記が定まっていないキャラは英語名のままです。

シャンティ (Shantae)

センシティブな作品

CV:ミーガン・グレイサー(2作目)、クリスティーナ・ヴィー(3作目~)

本作の主人公。シークインランドの島・スカットルタウンに住むハーフ・ジーニーの少女。

日本語では「シャンティ」だが、発音は「シャンテー」に近い。

正義感が強く、街のガーディアンとして活躍している。

トレードマークでもあるの長いポニーテールは、ムチのように振り回して武器にできる。このポニーテールは本来のジーニーの魔力とは別のシャンティ固有の能力であるため、魔力を封じられていても使うことができる。

特技はベリーダンス。踊ることで様々な生き物に変身する能力を持つ。3作目では、ジーニーの能力を喪失しているため能力が使えない。4作目では能力が復活している。

元々の身体能力もかなり高く、2作目後はボロの特訓のお陰で生身でも結構戦えるほどに強くなった。また、3作目ではリスキィの海賊アイテムを駆使して冒険する。

リスキィ・ブーツ (Risky Boots)

センシティブな作品

CV:ミーガン・グレイサー(2作目)、クリスティーナ・ヴィー(3作目~)

お宝好きな青肌女海賊

シャンティとは長年のライバルで、事あるごとにシャンティの冒険に立ちはだかる。

詳細は個別記事参照。

ミミック (Mimic)

もしくは、ミミックおじさん (Uncle Mimic)

CV:ザンダー・モーブス(5作目~)

スカットルタウン在住のレリックハンター。シャンティの義理の伯父で、育ての親。

遺跡探索で発見した設計図を元に、蒸気機関発電機などのオーパーツを製作する優れた技術者でもある。

様々なメカを開発してはシャンティを支援する。

スカイ (Sky)

CV:カレン・ストラスマン(4作目~)

スカットルタウン在住の鷹匠の女性で、シャンティの友達。

詳細は個別記事参照。

ボロ (Bolo)

CV:ネイサン・シャープ(4作目)、ロス・オドノヴァン(5作目~)

スカットルタウン在住の青年で、シャンティの友達。

詳細は個別記事参照。

ロッティトップス (Rottytops)

センシティブな作品

CV:シェラミー・リー(4作目~)

キャラバンやワゴンで各地を回っているゾンビの女の子。シャンティの友達。

詳細は個別記事参照。

スカットルバット(Scuttlebutt)

スカットルタウンの市長。ターバンをかぶった男性。

食べるのが大好きで、3DSの立体視で飛び出すほどの豊満な腹を持つ。

市長としてはいまいち頼りなく、町のトラブルを防げなかったことから急にシャンティを解雇したり、3作目では食べ物のために町を売り飛ばしてしまったことも。

その後もスカットルタウンの外れでシャンティにたびたび食べ物をたかるなど、頼りないを通り越してマダオのようになってしまっている。

しかし、町についてはシャンティら住民の事を考えてくれる方針なため、なんだかんだで支持されている。

アブナー&ポー (Abner&Poe)

イラスト右上がアブナー。イラスト右下がポー。

2作目以降に登場する※、ロッティトップスの兄達。

妹と同じくゾンビ。

※存在自体は1作目の時点で知ることが出来る。

スクイッド・バロン (Squid Baron)

センシティブな作品

イラスト右側。

2作目以降に登場する、ワープスクイッドの親玉。シークインランドの有力者・バロンズの一角。

事あるごとに道中のボスを務めており、専用のダンジョンも持つ。

ボスキャラであることに誇りを持つ一方で、所詮中ボスでしかないことにコンプレックスを抱いてもいる。

よくわからない理由で怒り出したかと思えば、「ありふれた攻撃! 同じような動き! それがぼくのすべて!!」と開き直ることもあり、中々憎めないキャラ。

なお、「スクイッド」とはイカの意。その名に反してタコにしか見えないが、本人はイカと言い張っている上に劇中の人物は誰も突っ込んでいない。英語圏ではタコとイカをあまり区別してこなかった文化が影響しているのかもしれない。

アモ・バロン (Ammo Baron)

センシティブな作品

イラスト中央。

2作目以降に登場する、機械による圧倒的な軍事力が自慢の男。

シークインランドの覇権を狙っており、とっかかりとしてスカットルタウンに手を出してくる。

バラクーダ・ジョー (Barracuda Joe)

2作目以降に登場する、アモ・バロンの部下。

割と常識人であるせいか、周囲に巻き込まれて酷い目に遭いやすい。

トゥイッチ&ヴィネガー (Twitch & Vinegar)

イラスト右側がトゥイッチ。イラスト左側がヴィネガー。

3作目以降に登場する、アモ・バロンの部下である二人組の新米兵士の少女達。

ヒプノ・バロン (Hypno Baron)

2作目以降に登場する、マジックアイテムに目がない呪術師。

降霊術や召喚術を操るが、お金稼ぎがメインで悪事にはそこまで興味がない。

テクノ・バロン (Techno Baron)

3作目以降に登場する、危険兵器が大好きなマッドサイエンティスト

世界を裏から牛耳ることを夢見るが、前段階の資金稼ぎでいつも難儀している。

5作目『Seven Sirens』にて登場するハーフ・ジーニー達

ハーモニー (Harmony)

最年長のハーフ・ジーニー。丁寧なお嬢様言葉で話す。

世界を去る前にジーニー達から託されたスクラップブックを所有している。

ザップル (Zapple)

電気を操る能力を持つハーフ・ジーニー。関西弁で話す。

センシティブな作品

プリンク (Plink)

視えない物が視える能力を持つハーフ・ジーニー。

ヴェラ (Vera)

リフレッシュの能力を持つハーフ・ジーニー。

南国育ちで、どこか沖縄弁に似たような口調で話す。

センシティブな作品

クウハク・ウメル (Fillin The Blank)

シャンティもその存在を知らなかった、ゾンビのハーフ・ジーニー(?)

味方キャラ

The Save Guy
Chef Girl
Squidsmithイカちゃんの鍛冶屋イカちゃんの鍛冶屋by桜上水ナミ(Nami)
Tukiセンシティブな作品

関連イラスト

元々海外作品であることから、pixivにも海外ユーザーによるイラストが多数投稿されている。

当初は日本人による投稿は少なかったが、日本でのローカライズ展開が進むにつれて投稿が増えている。

関連タグ

WayForward アクションゲーム

ジーニー 褐色 ベリーダンス

ブラスターマスターゼロ:シャンティがDLCプレイアブルキャラとして登場。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL:シャンティとリスキィ・ブーツがスピリッツとして登場。ファイターパスの終盤ではシャンティのMiiファイターのコスチュームが登場。

Bloodstained: Ritual of the Night:最終アップデートにてシャンティの服装が装備一式として登場。

RWBY:アメリカ発だが、キャラデザが日本の萌えのタッチで描かれてある作品、シャンティ同様WayForwardに開発された横スクロールアクションゲームがある。

users入りタグ

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Embra and the Old World

    Here begins the "second season" of Embra's stories. Embra must grasp a new set of powers as she's flung into a parallel dimension, one reflecting the world before her own... Ours. This is referenced by some material within the Shantae games. Several game manuals reference this. As such, it became an idea I wanted to play around with eventually. It just so happened I started writing this story at the beginning of Pride Month, which helped shape where the story ended up going. For this piece, the unique nature of this chapter made it difficult to transfer over as is. For most other Word-written pieces, I just copy and paste from my files, losing the bold and italic wording (if there's a way to do this on pixiv, I don't know it yet). But for this one, a significant chunk of context would have been lost. As such, I created this unique version that allows us to follow the internal dialogue in Embra's mind and sneak in the context for the italics of Maddie's voice (a trick I saw used in another story elsewhere). This version will be on DeviantArt later, but not Scribble Hub. As usual, the Embra stories are my own fanfiction writing based on the Shantae video game series that I do not own. And again as usual, I try to make clear who owns that property (which given this is a Word-written story, there's the note at the beginning, and the actual credits at the end).
    41,978文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    The Missing Half-Genie - Part 1

    The second two-parter for the Embra series, and the one that ends "season 1" of Embra's story, first follows Shantae herself as Cliff Town's malicious plans reach her hometown. In fact, we don't see title character Embra at all! (But obviously she's key to the plot.) Much of this story actually comes from an image I once saw of Shantae dealing with hateful language. Being trans, I more than related to that. But this cranks it up to eleven, with Cliff Town's toxic influence blitzing Sequin Land. Shantae finds herself at a loss for what to do against them... Fortunately, her mother has a message for her as another Guardian Genie creates her own plan to set things right; cue the entrance of Star, the spotlight character of Part 2...
    29,261文字pixiv小説作品
  • Risky Boots: Book of the Genie Realm (Book 3)

    There’s a new threat in Sequin Land, and it’s up to one nefarious Pirate to stop it.
    138,035文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Embra: Northern Light

    Story two expands greatly on the world, introducing to us a lot of characters we'll see frequently. First up, we have the denizens of Northern Light, from Mayor Shelly to Star herself. Star in particular becomes a major player from here on, and we'll learn more about her as time goes on. For now, she seems to be the calm (but sometimes motormouthed) guardian of Northern Light... And remember Harold Boggs... We're not done with him yet! Otherwise, we have Embra's parents. I see often in real life and in stories of trans kids being disowned by their parents. But it doesn't always happen. So here, we have them separated by forces out of their control, and the parents go looking for their trans daughter, never stopping once they return from the dead. That reunion I poured my heart into at the time! (And having them add Star wasn't much of a stretch, when you think about their story.) As per the usual with Embra's stories, I try to make sure that it's known I do not own the setting, some characters, and concepts used for this story. And as I've stated elsewhere, if I need to take corrective measures, I'm always open to it!
    51,662文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    A Quiet Day... (Embra Series)

    Coming so soon off the heels of the longest short-story chapter of a series (Shantae and the Return of Embra), we have this comparatively tiny chapter, more in line with my Book of the Dryads chapters. This was an experimental chapter, with each scene focusing on each of our main four - Embra, Star, Aurora, and Boggs. This gives us a little more insight into each of them, things to know about them going forward! It was made to fill a gap of a potential dry spell, but it got uploaded rather quickly originally. Once again, this is set int he world of the Shantae series. While I made many of these characters, the point stands that this is set in a world that isn't my own and included characters from that property too. I try to make clear who owns those properties, and I'm open to corrective actions.
    13,932文字pixiv小説作品
  • Risky Boots: Tales of a Pirate Girl

    Spin-off for Book of the Genie Realm.
    44,429文字pixiv小説作品
  • Risky Boots: Book of the Genie Realm (Book 2)

    Journey with Risky Boots, to the Darkest side of Sequin Land.
    114,484文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    The Missing Half-Genie - Part 2

    Part 2 of the "season 1 finale" of Embra's story focuses on the other new half-genie character I introduced, Star. And what a character she is! She's compassionate and soft when things are calm, but when people she cares about are in danger, a whole different side appears. Is someone with light powers supposed to be this aggressive!? Star is, apparently. And she's willing to go to some extreme lengths to help those she cares about! Certainly catches Shantae off guard. In the background, we have Lumina showing how much of a rebel she is, actively defying the Guardian Genies. She understands the risks, but as we've seen, she's not one to back down so easily. In the end, it's thanks to her efforts that Cliff Town is driven away and there are new half-genies in the world, one of them a trans girl like Embra! This was the last story I wrote in Notepad, before moving onto Word on a new device. After this, the stories have emphasis with bold and italic that might be missed here on pixiv, as well as an altered format for warnings and credits... And finally, like all Embra stories (and I try to mention in the story itself), while some characters and the story are mine, I also set this in the world of the Shantae series, using characters and concepts from the series. I try to make clear who the owners are, and I'm open to corrective measures!
    38,316文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Embra's Missing Memories - Part 2

    Part 2 of Embra's ordeal with being flooded with memories of her past takes us back to Northern Light. Here, we learn much about Shelly, Star, Victor, and Lumina. Meanwhile, in the present, the information Embra pulled from Cliff Town has Northern Light activating an ambitious plan to save its people. This story is filled with some of my better scenes (especially for the pre-Word written stuff), with several scenes here eliciting some strong emotions from me every time! One scene I will admit is a play on one of my favorite scenes from another game outside the Shantae series... This story introduces to us the Siren, Aurora, who you may have noticed I have a drawing here on pixiv already! We'll see a lot more of this friendly Siren as the story goes on, and I will admit she quickly became one of my favorite characters (hence the drawing). Unfortunately, this story lands on yet another cliffhanger as poor Embra reaches her breaking point...
    38,142文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Shantae and the Return of Embra

    I will admit, This one got away from me, at around 10000 words, it's the longest story I've written to date - a feat I hope to avoid repeating on a short-story chapter like this in the future. (We'll see how that goes...) It's a jam-packed chapter, learning a lot more about Aurora, who we've seen in previous installments, to Sam, the non-binary half-genie from the last piece. And we get even more insight into the workings of Cliff Town. How their people act, how they can be manipulated, and most terrifyingly, [implied] supernatural capabilities of Mayor Victor! Oh, and that ending... What a close friend told me about this ending will always be stuck in my head. You might have a good guess after reading it yourself. XD As usual with Embra's stories, while I invented a number of characters for the story, other characters and the concepts of the story come from the Shantae series, and I try to make clear within the piece itself who owns that. I'm always open to corrections on this matter.
    56,113文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Embra's Missing Memories - Part 1

    The first part of the story that reveals Embra's mysterious past, and we get a deep look into what's going on in Cliff Town. Nothing good. The fact Embra survived this place with her spirit intact is nothing short of a miracle. She might be timid, she might be scarred, but she's stronger than we realize. On the other side, we have Victor. What could possibly going on in this man's head!? There's clearly much wrong with him. But was he born this way, or is there something else going on? The first multi-part chapter of Embra's stories focuses on what we don't know about Embra's past, revealed to us (and to her) by memories flowing out from behind a magic memory block. Unfortunately, it's the more recent stuff first for the poor girl, what she had to survive from the dangerous bunker city...
    33,870文字pixiv小説作品
  • Risky Boots: Book of the Genie Realm (Shantae)

    Risky Boots is at it again, attacking poor Scuttle Town without warning. But, this time she’s after more than just Mimi’s invention, more than just revenge against Shantae. Now, she’s here to uncover a secret long kept dormant in the port side city.
    110,715文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Embra and the Cracked Crystal

    The third "chapter" (used loosely, thanks to the short story format I started with on DeviantArt) in Embra's story gives us a peek into the danger growing in the background. Meanwhile, we encounter some more Shantae series characters, from Vera to some of the Sirens from Shantae and the Seven Sirens. The idea they're still alive comes from one of the ending shots, featuring six of the seven top Sirens together. And I decided to play around with their names, perhaps as choices they might make, free of the Empress's reign. It also establishes that Embra wasn't intended as a one-off, that there should have been more half-genies that were created from humans... The pieces are starting to show themselves of the bigger story here. Oh, and we can't forget Star, whose disaster lesbian tendencies are revealed in one of the funniest scenes I've written so far! As per usual, there are characters, settings, and concepts used for this story that belong to others, and I try to make clear who that is. And I'm always open to corrections on the matter!
    52,691文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Shantae and the Origin of Embra

    So begins the tale of Embra, my original Shantae series character. Typed up in Notepad (as it will be up until Embra and the Old World), this was one of my first stories posted, after establishing my original stories first. It's a passion project, born from my love for the Shantae games - but wanting to also tell stories about characters like myself. Embra allows me to play with some interesting concepts as I strive to tell a tale about finding one's self. And with the most "chapters" (and certainly most words) of any story I've written so far, it should be clear just how much this one means to me! As I always try to make clear, the concepts used in this story are not my own; they belong to series creators Matt and Erin Bozon and developer WayForward.
    39,403文字pixiv小説作品
  • Stories of Embra, The Shade Magic Half-Genie (Shantae Fanfiction)

    Star and the Golden Salt

    The immediate follow up to Shantae and the Return of Embra, we have a split dynamic of the team trying to heal one of its own, while Star hunts the cure that can save them of a horrific poison. And now Harold Boggs makes his comeback, and he's a riot! "Crazy old man" may not even be a strong enough descriptor of this oddball. While he was - and continues to be - a tricky character to write dialogue for, he's got to be up there in the best to wrote about too! ... And Embra and Aurora, a thing? Stay tuned for more... As per usual, Embra's stories come from the world of the Shantae games, a property I do not own, try to credit who does, and am willing to take whatever corrective measures are necessary.
    44,437文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

shantae
57
編集履歴
shantae
57
編集履歴