もしかして→イルミナティ
概要
宇宙世紀0220年代に存在する秘密組織で名こそ知られているが実態については謎に包まれている。
セツルメント国家議会軍からは反乱分子と見なされているがこの組織は自分達の価値観で世界の勢力バランスを保ち、秩序の維持と不当な暴力への抵抗を活動目的としており、何処の陣営にも属さずに利害関係から外れた第三者的な組織として世界秩序を安定させる言わばバランサーの様な行動を行う。
元々はただのプライベートクラブであり成立時期は不明だが作中の時代よりも70年以上前(恐らくザンスカール戦争の頃)から存在していたと言う説がある。
宇宙世紀0218年に地球連邦の崩壊により世界の勢力図が変わった事を契機に現在の様な秩序を守る警備団を始めたと言う。
指導者や本拠地を持たず、セツルメント国家議会軍やセツルメント自由同盟などの様々な組織にメンバーが浸透しており、構成人数も全く不明であり、組織の実態を把握するのは難しい。
メンバーは多種多様で退役軍人や科学者、ジャーナリスト、政治家など様々いる。
極一般的な良識に基づいた人間関係との事。
紛争の調停は軍内部にいる協力者が出来る限りの範囲でサポートを行うが、技術者集団セイバーチームを仲間にした事でGセイバー等の独自のモビルスーツを開発・保有する様になり、戦艦も保有している。
これによる自前の戦闘部隊としてライトニング部隊やJセイバー部隊などを有している。
常識的に見れば今までの反政府勢力みたいな強権組織に成りかねないがこの組織はあくまで秩序を維持するのが目的なので覇権を求める意志は持ってはおらず、相互扶助的性格を基盤とするものでなければメンバーの協力は得られない様だ。
議会軍強硬派が行った農業地区の軍事工業化計画や食糧危機解決を目指すセツルメント・ガイアへの不当な武力侵略、プロジェクトレイブン等の様な秩序に仇名す悪行に戦いを挑んでいるが、あくまで強硬派の暴挙に対しての行動なので議会軍全体を敵に回しているつもりは無い。
もし逆に議会と敵対しているセツルメント自由同盟かサイド8が、秩序を乱す様な行動を取ればイルミナーティは動くかもしれないのだ。
所属者
- フィリッペ・サン・シモン
- ジョン・セイバー
- リード・フォックス
- アブナー・セイバー
- アサカ・フィールド
- ベン・ボルト
- セイバーチーム
協力者
- マーク・カラン
- シンシア・グレーブス
保有兵器
戦艦やセイバーシリーズを始めとするMSを幾つか保有している。
関連タグ
エゥーゴ、カラバ、マフティー、リガ・ミリティア、メタトロン機関:過去の宇宙世紀作品における主人公側の反政府組織。但しリガ・ミリティアはコロニーの独裁国家に抵抗しており、地球連邦に手を貸した。メタトロンも初期こそ連邦に反発していたが最終的に上層部の勝手な都合で同盟を結んでいる。
ジオン残党軍、デラーズ・フリート、ネオ・ジオン、オールズモビル軍:こちらは宇宙世紀作品における敵側の反政府組織でこっちは前身が前身である為か支配欲の為に活動し、民間人を手にかける様な強硬手段もやってのける悪質なテロリストである。
ターミナル(ガンダムSEED):別世界にある同業組織。但し此方はイルミナーティより人数が少ない様子。
ソレスタルビーイング:別世界の私設武装組織で「武力による戦争根絶」を目的に各国の軍隊や紛争への武力介入を行っていた。世間からはテロリストと見なされている。但しこちらはイルミナーティと違って内部に邪な野心を持った獅子身中の虫どもが存在しており、そいつらのせいで民間人虐殺と言うアクシデントが起こったり、組織が一時的に壊滅・離散状態に成る等と大変な事に成ったばかりか、世界がその獅子身中の虫に支配された為、それを正すべく活動した。
キャプテン・アッシュ:後のガンダム作品の宇宙海賊のリーダー。戦乱の中で戦力バランスを保つ事により戦争を膠着状態にして仮初の平和を作ろうとした男。後の時代では組織が改変されており裏で秩序を守る立ち位置に成っている為、最終的にイルミナーティ同様のポジションに収まっている。