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概要

アニメ『聖戦士ダンバイン』、『オーラバトラー戦記』及び『リーンの翼』に登場する人型オーラマシンの総称。凡そ6~9m程度の大きさ。

他作品の人型マシンとは異なり、乗り手の「オーラ力(おーらちから)」を増幅させ原動力とする、異世界バイストン・ウェル」に棲息する「強獣」の甲殻を装甲材に使用する、など有機的・生物的な点が多いのが特徴。

基本的には刀剣「オーラ・ソード」による剣戟で騎士対騎士のように戦うが、火焔砲「フレイ・ボム」やロケットランチャー「オーラショット」などの射撃兵器も開発された。

地上界からアの国の地方領主ドレイク・ルフトによって召還されたアメリカの科学者ショット・ウェポンによって開発され、多種多様なオーラバトラーが生産されたが、ドレイクの野望に対抗すべく他の国でも独自のオーラバトラーが開発されることとなり、バイストン・ウェル世界を未曾有の混乱に陥れる要因にもなった。

物語中盤、戦乱を憂いた妖精(フェラリオ)の長ジャコバ・アオンによってバイストン・ウェル世界のオーラバトラーおよびその技術産物であるオーラマシンは地上界に追放されたが、そこで思わぬ事が発覚する。バイストン・ウェルに比べ地上界の方がオーラバトラーの力が数倍にもアップすることが判明したのである。その力はオーラショット一発で東京副都心を壊滅させ、オーラバリアの防御力も核爆弾目晦まし扱いされるほどであり、地上界では戦渦が更に拡大した。

そしてオーラ力の暴走は「ハイパー化」というパワーアップ現象すら引き起こした。

一種のネタとして、虫っぽいロボにタグが貼られていることも多い。

00年代にバンダイから発売されたHGABが展開された時に、あるデザイナーが「醜悪な人工生物に甲冑を着せた寿命付きの生体兵器」と言う新解釈がなされた。

旧作の時点ではぶっちぎりの最強の機体の種類としてこの系列が君臨していた。

その恐ろしさを説明すると

  • 必殺技の「ハイパーオーラ斬り」はスーパーロボットでも3~4発で落とす火力(ボスクラスだったら戦艦ですらほぼ1撃)
    • ただし、ハイパーオーラ斬りを使うには「聖戦士」技能が必要なため「聖戦士(とニュータイプ)以外は人にあらず」と揶揄される事に。
  • マジンガーZ以上に固い超装甲で更にバリアまで付いている(ただしHPは低い)
  • 飛行しているうえ、集中程度では攻撃を当てる事が不可能な運動性と機体の小ささ(当時は(1ステージしか使用できない)この2人を除き唯一のサイズS)。

というレベルである。原作の設定をそこまで反映しろとは言っていないのだが。

比較表現なら最弱レベルのドラムロですら『トップをねらえ』の宇宙怪獣の上陸艇クラスをもいとも簡単に落としてしまううえ、ドレイク軍なら戦力の半分未満でバッフ・クランガミラス帝国、ガトランティスを逆に壊滅させることなんて朝飯前である。

…と良く言われるが、実際は宇宙Bという弱点があるため、宇宙戦争がメインな上記の勢力相手にそうはうまく行かないだろう。

開発がウィンキーから移行した後は段々と常識的な強さに落ち着いており普通に戦えるクラスとなっている。

そもそも上記勢力のうちバッフ・クラン以外は開発移行後の参戦である。

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