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クリフォトの樹

くりふぉとのき

ユダヤの神秘主義・カバラに影響を受けたオカルティズムにおける思想の1つだが、この記事では「ブラッククローバー」に登場する用語を説明する。
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ユダヤ教神秘主義カバラや、非ユダヤ人オカルティストによるヘルメティック・カバラ、魔術思想におけるクリフォトおよび「クリフォトの樹」についてはこちらを参照。


概要編集

アスタのいる世界(「こちらの世界」とも作中で呼んでいる。)と冥府を繋ぐ魔法の経路。『闇魔法』『世界樹魔法』によって生み出されるとされ、

こちらの世界と冥府が繋がると悪魔がこちらの世界に流れ込んでくるとされている。


内容編集

ダンテ・ゾグラティス 「悪魔で溢れた世界 フフフ ありとあらゆる悪意で世界は満ち溢れるだろう」



スペード王国漆黒の三極性がこのクリフォトの樹を実現させようと行動しており、そのために黒の暴牛団長ヤミ・スケヒロ金色の夜明け団長ウィリアム・ヴァンジャンスを狙っている。ダンテは3人の中でもその実現を一際願っており、上記のセリフを声高々に狂喜しアスタ達を戦慄させた。


もしもクリフォトの樹が完成してしまえば、冥府に巣食う悪魔がこちらの世界へ大量になだれ込んでしまう。この上なく退屈な冥府に住む悪魔にとって人間を弄ぶことは最上の娯楽であり誰もが人間の世界に行きたがっている。そんな悪魔達にとってクリフォトの樹の実現はこの上ない願望の成就であるが弄ばれる側の人間にとっては堪ったものではないだろう。

そうなってしまうと、ハート王国女王ロロペチカ曰く、「世界の9割以上の人々が死に、世界は終わってしまう」と戦慄を隠せないでいた。

ダンテを始めとする冥府の悪魔と力を共有する悪魔憑きは、現世と冥府それぞれの世界でやり取りしているため80%までしか悪魔の力を使えない制約も、クリフォトの樹が開かれる事で100%の力を引き出せるようになる。


一方、ヤミとヴァンジャンスが手元に揃った瞬間に完成するかと言われるとそうでもなく、『クリフォト降臨の儀』を経て冥府の門が開かれる。

ナハトがスパイ期間を終えてクローバー王国に帰還した時点では7日間かけて降臨し始めるとの事。


7日間かけて、7つの階層と7つの門が存在して徐々に開かれその中には、クリフォトに整合する悪魔が10体点在している。


階層が深くなればなるほど悪魔も強くなっていき、その力も上の方の悪魔で漆黒の三極性と同等、下の方の悪魔はそれ以上の力を持っているとの事。

最終的に最下層に位置する悪魔ルチフェロが出てきたら、世界は終わり、ヤミとヴァンジャンスも命を落とすと言う、文字に書いて耳で聞いたら正に悪魔的である。

逆を言えば、門が開き切るまでは2人が死ぬ事もない。


3日後に冥府の門が開かれてしまうが、開く前にヤミとヴァンジャンスを取り戻しクリフォトの樹を消滅させる。その為にアスタを中心に悪魔を倒せる可能性がある魔法騎士の精鋭を集めてスペード王国を強襲する事となる。ハート王国精霊守ガジャを中心としたハート王国の魔導士達も、限られた時間の中で更に強くなり、ロロペチカを必ず救い出すと決意を新たにする。


そして、クローバー王国・ハート王国連合とスペード王国、真の意味で過酷かつ激しい戦いが幕を開けるのだった。


動向編集






















ヤミとヴァンジャンスの拉致に成功し、スペード王国に亡命したダイヤモンド王国の魔導学者であったモリスの協力とゼノンの陣頭指揮の下(ダンテはアスタとヤミ戦で大ダメージの回復に専念しているため。)にクリフォト降臨の儀の準備が進められる中、クローバー王国の魔法騎士団長を中心とする精鋭部隊がスペード王国に奇襲を掛けてくる。そしてナハトの作戦の下、クリフォト降臨の儀に必要な漆黒の三極性の発動者を打ち取るため、それぞれ3グループに分かれて戦闘開始する事となる。フエゴレオンノゼルドロシーが囮役を買って出て、


・ダンテ→ナハト・ジャック

・ゼノン→ユノランギルス

・ヴァニカ→シャーロットリル



迎え撃つ漆黒の三極性の3名だが、ナハトの予想を超えたユノや魔法騎士団団長達の実力とポテンシャルに一時は全滅しかけるが、モリスが悪魔憑きとして覚醒した力と知恵でクリフォトの樹の成長を解明・促進する方法を実行した事で状況は一変する。


そしてクリフォトの樹の第一関門が開かれ、最上級悪魔ナヘマーリリスが現世に降臨するばかりか、最初の門が開かれた事で、最大80%までしか行使できなかった悪魔の力を100%まで引き出せるようになったダンテ・ゼノン・ヴァニカは桁違いにパワーアップする事になってしまう。


更に、一度はメレオレオナが圧倒して見せたスペード王国の魔神がクリフォトの樹が開き始めた影響で復活し、スペード王国城門から冥府に巣食う悪魔が雪崩れ込み、クローバー王国付近に悪魔の力を持った魔神が降り立った事により、スペード王国に乗り込んだ魔法騎士達やクローバー王国そのものは絶望的な状況になってしまった。

その後、クローバー王国に残る限られた中でベストを尽くせる人選・手段の中で魔神の進撃を止めようと試みるも、魔神の余りの強大さとクローバー王国側の状況の悪さも相まって正にクローバー王国滅亡の危機に瀕するも、その直後にナハトとの修行を完成させたアスタが乱入した事で最悪の事態を回避。そしてアスタの大活躍で、見事に魔神は討ち滅ぼされる事になった。


関連タグ編集

ブラッククローバー スペード王国 漆黒の三極性

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