「風向き 変わりそうね。」
CV:斉藤貴美子
概要
ベネリットグループ御三家の一つ、ペイル・テクノロジーズの4人のCEOである初老の女性たちの一人。パイロットとしてエラン・ケレスを擁立している。
人物像
首から側頭部の部分が機械化もしくは何らかの器具でカバーされており(公式では人工的な部位がGUNDであるかは明言されていない)、強面が特徴。
動向
第1話の時点で会議への出席という形で登場したが、セリフがあったのは第5話から。
おおむねニューゲンらと共にまとまって行動している事が多く、CEO全体の行動はニューゲンの「動向」の節も参照されたし。
彼女の行動としては、生命倫理問題に苛まれていないエアリアルには当機にカラクリがあるのか、あるいはパイロット自体が強化されているのか仮説を立てており、強化人士の調整に数か月かかる事を「エラン・ケレス」に説明していた。
ミオリネ・レンブランの新事業に対しては、冒頭の迷台詞とともに船出を見送った(?)。
余談
- PROLOGUEのニュースでオックス・アース・コーポレーションにヴァナディース機関が買収される場面で登場した女性(画面右側、小説版では代表とされる)の容姿が彼女と似通っており、何らかの関係を思わせるが……?
- 名称は「リア王」のゴネリルに由来すると思われる。
- 2022年12月18日に配信された『機動戦士ガンダム 水星の魔女 ~アスティカシア高等専門学園 ジェターク寮ラジオ~』(通称『グエラジ』)では「膝下クイズ」と称してキャラクターの公式サイトの立ち絵の足元から推測するクイズコーナーが行われていたが、全5問中の最終問題に彼女が出題されていた。
- ペイル社CEOは全員似通っており、回答者の阿座上洋平は4人の誰かを決めあぐねていたが「強そうな名前」というヒントから彼女(以外の三人を覚えていなかったのもあるが)と即答し、見事正解を収めた。Twitterの当時のトレンドにも上りつめ認知度は高まったといえるだろう。
関連項目
- ククビータ・ウーグ:中の人が同じ
ALERT
ネタバレは見せられるわけないよな。うっかり知っちまったらそれこそ大騒ぎだ。
※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!
ばあさんたちから伝言。「ネタバレを見る以上、覚悟を決めてこい」って。
ALERT
Season2以降の解説
プラント・クエタ襲撃後、ジェターク社のモビルスーツが犯行に使用されていた確認をシャディク・ゼネリに行い、その後のアスティカシア襲撃も含めベネリットグループの不祥事が報道された際には、機密事項が漏洩し宇宙議会連合からも目をつけられていると発言した。
シャディクを擁立するグラスレーの弱小勢力から総裁選協力を求められ、「ガンダム」をベネリットの基幹事業に据えると告げられエアリアルの提供を求めたが評議会からGUND-ARMの技術に関して責任を問われるのではないかと発言。
最終回
宇宙議会連合と結託し、惑星間レーザー送電システムによりクワイエット・ゼロ諸共、プロスペラや邪魔者達を全て葬り去ろうと画策するが、ミオリネが「ベネリットグループを解散し、資産は全て地球に売却または合併する」と発表した事で計画は失敗。
慌てるも時すでに遅く、ペイル社CEO4人の資産も既にきれいさっぱり売却済み。更にオリジナル・エランが「他社にヘッドハンティングされたから」と辞表を提出してさっさと逃げ出すのを、ポカンと口を開けて見送った。
3年後のエピローグでは4人そろってあまりうれしくない私服姿を披露。
全員いつもの被り物をつけておらず、あれは単なるファッションだったようである。
ゴルネリの地の頭は、赤毛のもじゃもじゃおばちゃんパーマであった。
また、ゴルネリだけは他の3人とは異なり本来はやや浅黒い肌質をしており、CEO時代には他の3人に合わせる形で白塗りメイクを施していたものと思われる。