シャンツァ
しゃんつぁ
CV:白石涼子
TVアニメ「ドラゴンボール超」宇宙サバイバル編に登場するキャラクター。
全王に似た幼く可愛らしい顔立ちと小柄な体形を持つ第4宇宙出身の戦士。
8つの宇宙が集い戦う力の大会に第4宇宙チームの代表選手の一人として参加した。
見た目通り子供の様な性格で、言語の他「うにゅ」や「ふにゃ」など鳴き声の様なものを発する。諦めが早いが、その一方で自分のミスについてはすぐ謝るなど潔い面も持っている。
名前の由来はパクチーの別名「シャンツァイ」から。
両手から赤い光線を放ち結界を生成し、中に入った人々に死者などの幻覚を見させる能力を持つ。
この幻覚は気を持たず敵からの攻撃はすり抜けるという蜃気楼の様な存在とされている。
幻覚の再現度は高く身なりだけではなく声や性格まで再現することが可能。ただし体色は結界の色と同じく赤黒いものになっている。
あくまでも幻覚な為、攻撃は出来ないが透明人間や小人など敵に姿が見えにくい者のアシストがあれば彼らの動きに合わせ、まるで幻覚が攻撃を仕掛けている風に見せる事が出来る。幻覚の操作は全てシャンツァ自身によるもので、作中では幻覚を目視出来る位置から遠隔操作をしていた。
また背中から臀部にかけ生えている四本の管から空気を送りだし空を飛ぶ事が出来る。この能力により気による舞空術が制限されている力の大会内でも空を飛ぶ事が可能で、場外負けのリスクをより減らす事ができる。
宇宙サバイバル編、第96話より登場。
キテラら神々に連れられ力の大会の開催場所である「無の界」へと出向いた。
力の大会では試合開始から約6分後、第10宇宙のオブニと対面。しかし第6宇宙の伝説の超サイヤ人・ケールが武舞台全体にエネルギー弾を暴発させたことで戦いは中断され、シァンツァは自身の特殊能力で空を飛びそれを免れる。その後は対戦相手を変え第3宇宙のビアラと対戦し、彼の攻撃も得意の空気による舞空術で受け流す。
だがビアラとの決着はつかず、その後は第11宇宙のジレンと第7宇宙の悟空の戦いを観察。ジレンの気の解放や超サイヤ人ブルー20倍界王拳の悟空との戦いに驚いた表情を見せる。
その後も大会終盤まで生き残り、同じく第4宇宙出身の透明人間ガミサラスがピッコロ達に落とされたの機に彼らと衝突。特殊能力である幻影を見させる結界を生成し、第7宇宙の面々に対して消滅した宇宙の選手達の幻を見せた。
第9宇宙のトリオ・デ・デンジャーズやホップやソレル、第6宇宙のボタモ、第2宇宙のカクンサやプランなど様々な戦士達の幻覚を見させ一時は彼らを翻弄したが、悟飯とピッコロに自身の放つ微かな気によって存在を気付かれ、ピッコロが放った気功波であっけなく場外へと吹き飛ばされた。敗退後はキテラに「こらシャンツァ、あんなのかわせよ!!」と罵られたが「無理無理。ごめんなさい」と返し頭を下げた。
漫画版でも登場したが、特に目立った活躍は無く、幻影を生み出す能力を披露することもなかった。
ガミサラスとダモンの脱落後、第4宇宙のメンバーでは長く持ちこたえていたが、暴走したケールにより頭を掴まれ、ガノス共々武舞台から放り捨てられて敗退した。
そして、それにより第4宇宙の選手が全員脱落になった為、全王達の手で宇宙ごと消滅の憂き目にあった。
余談だが、落とされる直前に「はなせこの野郎……!!」と言っていたが、アニメ版との性格の差異があるのかは不明である。
上記のように何てことのないただの1キャラクターの1人だったが、彼が敗退するまでの間、一部では最強説が唱えられていた。当時ドラゴンボール超のカレンダーにも絵が載せられていた(その時はまだシャンツァという名前も明かされていなかった)。その理由は下記の様なもので…
- 彼の名前の由来の香草「シャンツァイ」は花言葉に「隠れた才能/価値」という意味を持つ。
- 以前ウイスが「ビルスに腕相撲で勝利した破壊神よりもさらに強い選手がいる」という趣旨の発言をしており、後に漫画版にてその破壊神がキテラであると発覚。そして彼の担当である第4宇宙の戦士達が注目され、その時点で残っていたのは何処かに姿を消しているダモンとガミサラスを除けばシャンツァだけであり彼に注目の的が当たるようになった。(ちなみにその破壊神とその選手が同じ宇宙の者のなのかは明言されていなかった。)
- 描写こそ少ないが強者揃いの力の大会で終盤まで残っており、さらに上記のように悟空とジレンの戦いに驚いた表情を見せるも怯むことはなく、キテラもまた他の宇宙の神々が身勝手の極意に覚醒した悟空に驚く中、1人楽勝な表情を見せており何か思わせぶりな態度を取っていた。
- OPでドラゴンボールが全王の目に切り替わるシーンで該当するボールが四星球と七星球であり、第4宇宙と第7宇宙を示している?との見方があった。ちなみにその二つの数字を足すと今回の章のボスキャラであるジレンがいる第11宇宙の「11」になる。
- その他にも外見が変身前のジャネンバと少し似ている事から、当時まだシャンツァが本気を出しているシーンがなかった事もあり、一部の視聴者からは変身を残しているのでは?と噂されていた。
この様に様々な考察が繰り広げられていたが、結局のところ彼は少し特殊な能力を持つ以外はただの普通の戦士であった。その為、あまりにもあっけないやられ方もあり、上記のように様々な考察を繰り広げられていた視聴者達は落胆し、笑うという形や呆れた形で最強説の幕は閉じた。
事の真相は、5chの利用者の間で悪ノリのネタとして最強説を唱えて楽しんでいた所、まとめサイト等に無断転載されてしまい、いつの間にか真剣な考察であるかのように誤解されてしまったのだそうだ。
その後のゲームでの扱いでは、白石氏のもう一つの担当であるカクンサは登場する機会が増えたが、シャンツァは登場せず存在感が薄くなっている。
しかし、最強説の影響のせいかシャンツァがメインでカクンサがサブと認識している視聴者が現在でも多い。
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