ダブラスM2
だぶらすえむつー
「マジンガーZ」第1話「驚異のロボット誕生」及び第2話「ストップ ザ あしゅら軍団」に登場した機械獣で、ガラダK7と共にマジンガーZと初めて戦った機械獣という事と、2つの長い首を持つ特徴的なシルエットにより、ガラダK7と共に機械獣のシンボル的な扱いをされている。
全長18m、重量180t。おい、マジンガーの9倍も重いぞ。
口からレーザー光線を放ち、首での絞め上げは理論上東京タワーでも倒壊させられる破壊力。しがみついて高圧電流を放つこともできる。
ガラダと組んで光子力研究所を襲撃するが、マジンガーに盾代わりにされてガラダの鎌で右首を吹っ飛ばされた挙句、至近距離から光子力ビームを叩き込まれて殉職機械獣第1号となった。
初代オープニング映像でも、伸ばした首をマジンガーZの腕に絡ませたもののロケットパンチで貫かれるカット(漫画版の再現?)でレギュラー出演していた為、印象に残りやすかったと言う点も大きい。
その知名度の高さゆえに、マジンガーZ関連の新作アニメやOVAに漫画作品がつくられる度にデザインをリファインされて登場し、スーパーロボット大戦シリーズにも頻繁に登場している。また、ガラダK7と共に機械獣では数少ない超合金魂で商品化される等、玩具化された数も機械獣の中ではガラダK7と並んで多い。
「マジンガーZ/INFINITY」でもガラダと共に大量生産されて出撃している。
オリジナルの原案デザインは、永井豪本人。2つある頭部の顔面部は、ニヤリと笑うやや人面に近いデザインになっていた(参照)。その後、東映のスタッフにより頭部のデザインがリライトされ、顔面部は昨今で良く見られる、爬虫類のようなシャープで無機質なそれに変更された。
真マジンガーでは、食い止めに来たバイオンβとダイオンγの2体を同時に相手しても一歩も引かず、それどころかアッサリと蹴散らした上にバイオンの下半身をレーザーでドロドロに溶かす程の強さを見せつけた。
しかし、最後はマジンガーZに海の方へ投げ飛ばされブレストファイヤーを受けてドロドロに溶かされた。
なおこちらでは「カイザー」とは逆に、ダブラスM2とガラダK7は、ミケーネの神の1体勇者ガラダブラの遺体を2つに分けたという設定もある。
無数の機械獣軍団の中、ガラダK7とともにZに挑んでいる。
双頭から放つビームをブレストファイヤーとぶつけ合う。その後、マジンガーZがガラダK7から奪った鎌で、片方の首を切断される。
アイアンカッターでガラダK7を両断したマジンガーZに対し、残った片方の首を伸ばして巻き付け、地面にたたきつける。間髪入れず、胸部の電極からの放電で電撃攻撃を放つ。
だが、スクランダーオフして強引に振りほどいたZは、迫って来たデスクロスV9を掴んで振り回し、周囲の機械獣を切り払い、そのまま刃をダブラスM2に叩き付ける。
その状態でZからドリルミサイルの斉射を受け、デスクロスV9とともにダブラスM2は爆発四散するのだった。
作品の主役機がグレンダイザーと言うこともあって機械獣全般が登場しないかと思われたが、第一話でまさかのサプライズ登場(ちなみに公式ホームページでも紹介されていない)。
外見のカラーリングは、旧アニメ版に近い。
「HELL」という組織の手先として登場。デューク・フリードを回収した弓さやかを襲撃するが、マジンガーZと交戦し敗北する。
本作の名称は「HELL機械獣ダブラスM2」。
機械獣姉妹次女、絵夢として登場。
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