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曖昧さ回避編集


スコットランド高地人編集

「ハイランダー(Highlander)」は「高地に住む人」という意味で、狭義にはスコットランド北部高地の住民を指す。

スコットランド北部高地は古代より隔絶された僻地で、独自の文化が保持され、外部からの侵略者(ノルマン人イングランド王国など)と勇猛果敢に戦ってきた。

生産力に乏しい土地のため、多くの成年男子はイングランドをはじめとするヨーロッパ諸国の傭兵として収入を得、キルトスカートを穿き、バグパイプを演奏し、クレイモアを振り回す戦士だったと言われる。


現在、スコットランドを募兵地域とする「ロイヤル・スコットランド連隊」の第4大隊(機械化歩兵)は「ハイランダーズ」、第5大隊(空中強襲歩兵)は「アーガイル・アンド・サザーランド・ハイランダーズ」と呼ばれている。


カードゲーム用語編集

トレーディングカードゲーム(TCG)業界では、同名カードを1枚ずつしか投入しないデッキをハイランダーと呼ぶ。

これは「ハイランダー 悪魔の戦士」(原題はHighlander)という映画の副題「生きていられるのは一人だけ(There can be only one)」に由来する。

特定のカードに依存しないため相手にとっては対策が難しい反面、これといった攻めパターンが存在せず、現実には戦術が安定しないなどのデメリットがあり、ファンデッキの域を出ないが、公式大会でハイランダーを指定される場合もある。


しかし、カードゲームのアニメや漫画の登場人物はそのような構成が多い。

メインキャラクターの場合はマンネリ防止や販促のため、各種対抗カードが(デッキを作った本人でさえ忘れるほど)満載されているため※、そして戦術の安定性なんて主人公補正デスティニードロー)でどうとでもなるため。サブキャラクターの場合は登場回数の少なさから作者が深く考えていないため。

※ピンチ時「あのカードさえ引ければ」ではなく、カードを引いてから「これは!」と閃き、そのカードを使って逆転する状況。


また、昨今のデジタルTCGにおいてはデッキをプレイヤーの宣言に頼ることなくコンピュータ側で参照することが可能なため、ハイランダー構成にすることで特別なメリットを持たせる場合がある。(ハースストーンなど)


同様の事はカードゲーム以外にも装備などで同アイテムを複数配置しないという意味で『ハイランダーデッキ』と言われる事がある。特に「同名アイテム1個まで」という条件で発動するスキル等が存在する『グランブルーファンタジー』ではハイランダーの需要が存在するのだ。


関連タグ編集

スコットランド キルトスカート ジャコバイト クレイモア

ハイランダー(世界樹の迷宮) 悪魔の戦士 絶叫戦隊ハイランダー


カイム(グラブル):ハイランダー編成が必須の『裏カイム』に必要となるキャラクター。


闇遊戯:原作内でそうだと明言されたことは無いが、様々な戦いを経てなお「一度のデュエル内で複数枚の同一カードを引くことが無い」カードゲームのキャラクター。それ故に近い時期での複数の戦いでも異なるカードを用いた様々なゲーム展開を見せ、デッキ内に入っている様々なカードを適材適所で引き当て、数多の強敵を撃破し続けた。そのため彼が原作内で使用したカードのみでデッキを組もうとするとほぼ必然的にハイランダー寄りのデッキになってしまう。なお、「カードとの信頼」により「デッキ内の望んだカードを引き当てることができる」ということが(他者から)明言されている珍しいキャラでもある。

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