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ライオンオルフェノク

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らいおんおるふぇのく

ライオンオルフェノクとは、映画『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』に登場するオルフェノクの一体。

啓太郎「うそっ!?やった…やったああああ!!うわあああ!!!」

CV:小山剛志

データ

身長214.0cm
体重137.0kg
特色/力3000度の火炎弾、両端に刃がついた槍

(出典:『仮面ライダーファイズ超全集 下巻』p.99、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)

概要

映画『仮面ライダー555パラダイス・ロスト』に登場するライオンの特質を兼ね備えたオルフェノク

ライオトルーパーの部隊長を務めており、胸部に備わったライオンの顔から3000℃の火炎弾を発射し敵を攻撃する能力を持っている。また、両端に刃のついた槍を得物とする。

物語の序盤において人類解放軍の拠点に大部隊を率いて襲撃し、当初はライオトルーパーに変身していたがスネークオルフェノクにジャイロアタッカーから叩き落とされた際に変身が解除。しかし即座にオルフェノク態に変身するとライオトルーパーの運転しているジャイロアタッカーの後ろに乗り、解放軍の乗ったバスを追う。

そして追い付くと啓太郎を車内から引きずり出し、彼に襲いかかるが駆け付けた草加にサイドバッシャーで撥ね飛ばされ、ここで一旦フェードアウト(おそらく集落のどこかに潜伏していたものと思われる)。

その後、サイガの再襲撃の際に好機と見たのかその混乱に乗じて再び姿を現して暴れ回るが、死を覚悟して『変身一発』を飲み仮面ライダーカイザへと変身した啓太郎の決死のがむしゃら攻撃に圧倒され、手も足も全く出せないまま『ゴルドスマッシュ』を喰らい肉体が灰化して絶命した。(なお、ゴルドスマッシュを浴びる際にはあえて受けて立つような素振りを見せていたが、これが人間を侮っていたからなのか、それとも設定上存在する火炎弾を撃とうとしたからなのかは不明。)

余談

見るからにモブフェノクとは違い、流用を前提としていなさそうなデザインの怪人だが、元々は仮面ライダーサイガに変身するレオの正体という設定だったらしい。レオという名前もその名残。

なお、この設定はSIC掲載の映画の前日談を描いた小説『MASKED RIDER 555 EDITION -ロスト・ワールド-』において回収された。

また、雑誌などでは槍を持っていたが劇中では未使用。能力もあまり発揮できず、色々と惜しい立ち位置にいるオルフェノクであった。一応、啓太郎の見せ場を作るという意味では存在意義は小さいものではなかったのだが…。

声を担当した小山氏は前作『仮面ライダー龍騎』で仮面ライダーオーディンの声や各バイザーの音声を担当しており、怪人役としての出演は今作が初となった。

スーツはTV本編で最後に登場した怪人・コーラルオルフェノクに改造された。

胸部にライオンの面をつけ、それ以外は「アフリカの戦士」というイメージでまとめている(『完全超悪』p.145)。

関連項目

オルフェノク パラダイス・ロスト ライオトルーパー ライオン レオ(仮面ライダー555) スマートブレイン 仮面ライダー555

ヘラクレス:オルフェノクの元ネタの1つである神話怪人のライオンモチーフの怪人。ただし、ライオンオルフェノクのモチーフになったわけではない。

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