概要
1988年に国鉄→JR東日本真岡線(下館駅~茂木駅間、41.9km)を転換して開業した。
旧国鉄特定地方交通線を転換した第三セクター鉄道としては珍しく、蒸気機関車牽引列車を自社で運行している。
駅一覧
車両
C11 325:蒸気機関車。2019年運行終了。JR東日本大宮総合車両センターにて検査の上、2020年7月30日付で東武鉄道へ譲渡。
C12 66:蒸気機関車
50系:SLの客車。珍しくオリジナル形態を維持している。
DD13 55:ディーゼル機関車。SLの補機の役割。2004年引退。
DE10 1535:ディーゼル機関車。DD13の後釜。
モオカ63形:気動車。開業時の1988年(昭和63年)に登場。2006年引退。
モオカ14形:気動車。モオカ63形の置き換え用として2002年(平成14年)に登場。
50系客車は原型構造のままというだけでなく、冬場の暖房熱源が蒸気であるというのが特徴。
SLもおか号の回送を兼ねた一般列車(ディーゼル機関車牽引)も、機関車のSGを用いて蒸気暖房で運行される。
真岡線いろいろ
真岡線はSL(SLもおか号)が走ることもあり、本社である真岡駅がSLの形をしていることで有名。
平日は通勤通学者しかいないが、土日祝日はSLも走っていて、春になると鉄道ファンが桜や菜の花などを背景に写真撮影したりする。
しかし、マナーの悪い鉄オタたちが「撮影の邪魔だから」と枝を折ったり、看板を引き抜いたり、果ては私有地に無許可で侵入してやりたい放題をしている為に、地元の線路沿いの住民からは煙たがられている面もある。
それらの対策で、有料で敷地を貸し出しているシャッターポイントも存在する。
関連タグ
真岡鉄道:表記揺れ