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鶴見線

つるみせん

鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かうJR東日本の路線である。
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概要編集

鶴見から横浜市川崎市内の京浜工業地帯へ向かうJR東日本の路線である。JR東日本の東京地区における電車特定区間(E電)の路線および特定都市制度の横浜市内に指定されている。

もともとは鶴見臨港鉄道として開業。沿線はほぼ工業地帯であり、路線自体もそのために作られ、そしてそれを用いて戦争を遂行するため戦時中に買収された。

JRの支線格の路線としては支線が多かったり、駅間が短かったり(最短0.5km、路線長も7.0km)、独立度が高かったり(2022年2月28日まで鶴見駅に中間改札があった、浜川崎駅がストアードフェアでの乗換になっているなど)することにその名残が見られる。その工業地帯への通勤に特化したダイヤを組んでおり、海芝浦支線沿線の東芝が土日祝日に操業したり昼で操業が終わったりすると臨時ダイヤで電車が増発されたりするが、日中や土日は本数が少ない(一部の区間が2時間間隔、大川支線に至っては朝夕のみの運転)ため都会のローカル線と呼ばれている。

沿線の工場で生産された製品や扇町埠頭で荷揚げされた燃料などの貨物の輸送を担う路線でもあるため、一部区間はJR貨物が第二種鉄道事業者として使用している。


路線一覧編集

本線編集

鶴見駅扇町駅間7.0km

浅野駅で海芝浦支線を分岐、安善駅で大川支線を分岐、浜川崎駅にて南武線支線と接続している。

海芝浦支線編集

浅野駅海芝浦駅間1.7km

大川支線編集

安善駅武蔵白石駅大川駅

※かつては武蔵白石駅が分岐駅だったが、車両置き換え等で安善駅が分岐駅扱いとなり、大川支線の列車は武蔵白石駅は素通りしている。なお、営業キロは武蔵白石駅~大川駅間1.0km。

かつて存在した支線編集

鶴見川口支線:浅野駅鶴見川口駅

石油支線:安善駅浜安善駅

※浜安善駅含む支線全体が安善駅の構内側線扱いとなっただけであり、線路自体は在日米軍施設への専用線として大部分が現役である。



駅一覧編集

停車駅のほぼ全てが簡易改札が設置された無人駅である。

※1···本線

※2···海芝浦支線直通

※3···大川支線直通

※1※2※3駅名読み備考
鶴見つるみ
国道こくどう
鶴見小野つるみおの
弁天橋べんてんばし鶴見線営業所がある
浅野あさの
新芝浦しんしばうら
海芝浦うみしばうら
安善あんぜん
大川おおかわ
武蔵白石むさししらいし
浜川崎はまかわさき南武支線と乗換え可
昭和しょうわ
扇町おうぎまち

旅客列車編集

全列車が3両編成の普通列車で、現在はE131系1000番台が使用されている。

1996年までクモハ12形が大川支線で使用されていた他、2006年までは103系、2024年までは205系が使用されていた。


関連項目編集



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