ホウエン御三家一覧
※山括弧〈〉内はメガシンカ
くさタイプ
ほのおタイプ
アチャモ → ワカシャモ → バシャーモ 〈メガバシャーモ〉
みずタイプ
ミズゴロウ → ヌマクロー → ラグラージ 〈メガラグラージ〉
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』(第3世代)及びそのリメイク作である『ポケットモンスター オメガルビー・サルファサファイア』における御三家である。
名前の由来はホウエン地方を舞台としている為である。
他にも「ルビサファ御三家」や「3代目御三家」とも言われたる事もある。
GBAでポケモンも大きく変化し、また過去作との繋がりが一度切れたこともあり、
前2作品とはどことなく趣が異なる姿をしている。
また、モデルがカラーヒヨコであるアチャモをはじめとして、進化時に姿や性質が
大きく変化するのが特徴となっている。
ホウエン御三家は、歴代御三家の中でも種族値が高めで
3匹ともそれぞれ違うベクトルでトップクラスの性能を誇っている。
バトルでの強さもあり、なんだかんだで愛されているのである。
ちなみに3体ともメガシンカすることが可能だが、アチャモの系統だけ可能となった時期にズレがある。
バシャーモは、先行配信によってのみメガシンカ用のアイテムが入手可能というかなり限定条件ではあったが、『ポケットモンスター X・Y』の時点でメガシンカ可能であった。
残りの2体は次作の『オメガルビー・アルファサファイア』でメガシンカ可能になった。
XYの時点でバシャーモだけにメガシンカが与えられたことについては色々と憶測が飛び交っており、有力視されているのが『ORAS』の発売のための伏線とされているが、確かな事は判明していない。
とにかく、今でこそ晴れて3体ともがメガシンカ可能となったが、上記の流れによって初期ではバシャーモに対して他の2体のファンからはやっかみがあったとかなかったとか…。
キモリを選んだ場合
最後までくさタイプのままである(ただし、メガシンカするとドラゴンタイプが加わる)。ホウエンは海が多いためみず対策として活躍可能。
アクア団との戦いでも苦労することはないだろう。逆に、ルビーやオメガルビーでは、マグマ団に苦しめられるかもしれない。また海ではメノクラゲやキャモメが多く、決して優位とは言えず、ラクライにパスしがち。またリーフブレードを覚えるまでは少々火力不足なところがある。
ストーリー的には最初のカナズミジムは難なく突破できるだろう。ただ中盤はまずキンセツジムのレアコイルや苦手なタイプ（ほのお、ひこう）が続くので苦戦を強いられてしまう。幸いみずタイプのポケモンが多いので、マリルやホエルコ、釣りでドジョッチで補えれる。終盤はやや優位に進めれるが、ポケモンリーグではやや苦戦してしまう。
最終進化形ジュカインはスピードが売りで、現段階で「とくこう」と「すばやさ」の数値は歴代トップクラス、特に「すばやさ」はポケモン全体でもトップクラスである。
ちなみに最終進化の一つ前であるジュプトルも後に「ポケダン」で大活躍することになる。
アチャモを選んだ場合
ワカシャモになった時戸惑うが、バシャーモまで育て上げてみるとカッコイイ。
進化するとかくとうタイプが付くため、今までのようにいわタイプに苦労させられることは少なくなった。
ただし調子に乗って海で戦わせてはいけない。海に現れるキャモメたちはみず・ひこうタイプ。アチャモ系の天敵である。
また、悪の組織との戦闘では若干使いづらい（ドンメルやキバニア、ズバットによく遭遇するため）。キャモメやキノココなど、他のポケモンもしっかり育てておこう。まぁキバニアの場合はあくタイプがあるため一応優位には立つことができるが、さめはだでどうしてもダメージを負ってしまうので注意。また特に終盤は苦手なタイプ（ひこう、エスパー、みず）が連続してぶつかってしまうので、苦戦してしまうところがある。ラクライがうまく育っていればそれで補えることができる。ただし思わぬ落とし穴にはご用心。ポケモンリーグでは半分は相性がよいが、もう半分はやや苦戦を強いられ、特にゲンジには苦戦を強いられてしまう。ルビー、サファイアだとダイゴにそれなりに優位には立てる。ただエメラルドではミクリのため、キノガッサやライボルトなどに頼らざるをえないところがある。
最終進化形バシャーモは高い火力と素早さを併せ持ち、現段階で「こうげき」と「とくこう」の数値は歴代トップクラス。
現在は同タイプで自身より素早さが高いゴウカザルがライバル。
前述の通りXYでもメガシンカ可能。
ミズゴロウを選んだ場合
進化するとじめんタイプがつき、弱点がくさタイプ4倍ただ一つのみとなる。
ホウエンのジムリーダー・四天王・チャンピオン・悪の組織にくさタイプ使いはいないため、ストーリーでかなり楽ができると言える。
もちろん一般トレーナーには草タイプ専門がいるし、くさタイプも使う強者も数人いるので油断はできず、特にサイクリングロード下でのライバル ハルカ戦ではジュプトルにトラウマを植え付けられた者も多い。そのためスバメで乗り切ったほうがいだろう。他にも同じみずタイプのポケモンが多いため、ラクライ系統に任せるのもあり。
最終進化形ラグラージは鈍足だが火力・耐久・器用さの全てに優れ、「HP」・「こうげき」・「種族値合計」が歴代トップクラス。
恵まれたタイプと合わさって「厨ポケ」とされる事もあり、歴代御三家最強クラスの強さと思いのほか愛嬌のある姿のため、元々蔑称だったはずの「ｷﾓｸﾅｰｲ」がそのまま愛称となることになった。
ただし、第6世代からはみずタイプにばつぐんで通るようになるこおりタイプの新技「フリーズドライ」で4倍を取られるようになってしまった。
使用者は限られているが注意する必要があるだろう。
関連イラスト
