概要
開催期間:2018年8月9日(木)~8月29日(水)
シナリオ担当:東出祐一郎 桜井光 水瀬葉月 奈須きのこ
毎年恒例行事の水着イベントが今年も開幕。
水着サーヴァントは初期発表していた4名(配布含む)と、3名が追加。
また3名の男性サーヴァントが、霊衣開放という形で水着が追加されている。
今回は今までの夏イベントと違って1部構成となっている。その分ストーリーが非場に長く、本筋とは直接関係ないサブクエストのエピソードも充実している。
参加条件は「特異点F 炎上汚染都市 冬木」の達成。ただし条件の緩さの割に、内容の濃さもあって難易度はわりと高め。
ストーリー
世界有数の観光名所であるハワイ諸島で観測されたフォーリナー反応。
さらに、サーヴァントたちがカルデアから次々と姿を消す異常事態!?
事態を重く見たカルデアは数人のサーヴァントを護衛に、マスターを現地に向かわせるのだが……?
誰もが夢見る常夏の楽園を舞台に、かつてない戦いが巻き起こる。
サーヴァントの、サーヴァントによる、サーヴァントのための夏の祭典。
「サーヴァント・サマー・フェスティバル」の開幕です。(公式サイトより)
仕様
ループする7日間を何度も繰り返し、同人誌を描いてサバフェスで1位を取りループから脱却するのが最終目標。
今回はポイント獲得式で、「活動力」「探求力」「空想力」の三種類の同人力を集めていき、再臨用のアイテムなどを獲得していく。同人力を上げることでメインクエストが進む他、一部のサブクエストが解放され、男性サーヴァントの霊衣やコマンドコードを獲得できる。
メインシナリオクリアに必要な同人力は合計900,000と結構えげつなく、粘り強い周回を要する。
なお、時間は「昼シナリオ→昼フリー→夜フリー→夜シナリオ→翌日」という形で進む。ただし、最終日のみフリーパートが無いため、12回フリークエストをクリアすると1週する事になる。
また、日間で発生するクエストはそれぞれ日にちと時間帯が決められており、メインクエストとサブクエストの日にちと時間帯が被った場合はメインクエストが優先され、逃したサブクエストをやる場合は次のループでやることになる。
2周目以降で最終日に作った同人誌は概念礼装として入手できる。いずれも若干だが同人力の獲得量を上げる効果があり、それ以外の使い道はないという特殊な物。
収集アイテムは「BB$札」「ミミ$札」「ギル$札」の3つで、こちらはアイテムや概念礼装などと交換が可能。
登場キャラクター
ゲシュペンスト・ケッツァー
カルデアからの任務(兼観光)で主人公やマシュと共に旅客機でやってきたメンバー。
BBの陰謀とやる気になったジャンヌ・オルタに巻き込まれる形で、同人誌製作をする羽目になった新人サークル。直訳すると『異端の亡霊』。
新サーヴァント。今回のクリア報酬にして主人公。
ある本を読んだ事がきっかけで、それを超える同人誌を書くべく素人ながら奮闘する。
夏による霊基の変化の影響か、いつもより素直。ハワイに行くのが余程楽しみだったらしく、現地についてガイドブックで徹底的に勉強していた。
新サーヴァント。事前にスカサハ師匠にお願いして霊基をいじってもらい、水着にチェンジした。
主な仕事は主人公の護衛。その他、不慣れながらも真面目に同人誌製作を手伝っており、構成を担当する事もある。
新サーヴァント。元々は酒呑童子を探す目的で来ており、同人誌を手伝うつもりは毛頭なかったのだが、着いてから水着がないことに気付いていじけていた。
BBに水着にしてもらって暴れ回るも、後に一応和解。同人誌制作ではセリフ書きを手伝う事に。
霊衣開放サーヴァント。同人誌を手伝う気は無かったが、BBに霊基をいじられて水着に変化し、同時に逃げ出すとブタ化の呪いをかけられ、脅される形で手伝う羽目に。
結局いつもの苦労人だが、マネージャーとしては超優秀で、題材用の取材やメンバーの健康・メンタル管理を的確に行っている。
その他新サーヴァント
新サーヴァント。サバフェスで大人気を誇る大手壁サークル「st.オルレアン」のメンバー。マリーと一緒に活動している。
明らかにいつもよりテンションが上がってる水着聖女で、お姉ちゃんぶりが普段よりも拍車をかけている。
因みに水着ばかり注目されているがルーラーの方にも新規ボイスが収録されている。
新サーヴァント。今回のサバフェスの主催者BBちゃんで、フォーリナーに襲われて傷ついたペレ神と融合した水着BBちゃん。
サバフェスの優勝商品である聖杯でペレ神を復活させるため、主人公たちが優勝するまで何度でも時間を巻き戻す、いつも通り通常運転のBBちゃん。
新サーヴァント。相変わらずの悪女っぷりで、壁サークルの北斎が出展できなくなったのをいいことに無理やり場所を奪い、自らの写真集で男たちを魅了し圧倒的な売り上げを叩き出している。同人誌描きにおいてジャンヌ・オルタたちの最大の敵。
新サーヴァント。サバフェスとフォーリナーの撲滅のために襲撃してくる謎のストレンジャー。
ループの影響を受けていないため、遭遇する度に段々強くなっている厄介な相手。その正体は…?
霊衣開放サーヴァント。何故か記憶を失っている。
持ち前の黄金律でベンチャー企業のオーナーと化しており、金にがめついケモミミ秘書と性別不詳の護衛を引き連れサバフェスを楽しんでいる。オルタたちが利用する即日即時印刷会社のオーナーもしている。
霊衣開放サーヴァント。達観した立ち位置で主人公たちを見守る若干怪しい人。
水着に変化したのは、いつもの服装だとある婦長さんがうるさかったかららしい。
実はクラス自体にループ耐性があり、ループの影響を受けていない。
その他サーヴァント
今回はサブイベントの豊富さや何度もループする点等の関係でほぼ全員何かしらの形で出演している(クエストや礼装など含む)。中には今までギャグ時空とは無縁だったり、2部(一章のみ)が初登場のサーヴァントも…。
そのため、メインイベントに関わる一部のみ抜粋で紹介する。
勿論登場する我らが黒髭。水着イベント皆勤賞である。読む専門だが未熟なオルタ達に色々と協力してくれる。様々な同人誌を満喫しているが、メイヴのやり方は気に食わないらしく、メイヴ派に走った部下を容赦なく粛清している。
何気にどこか海外のカートゥーンっぽい新規の立ち絵が与えられており、衣装は最終再臨で着ているTシャツの色違い。
きよひーと一緒に活動している古参サークル「Princess×2」のメンバー。
主人公たちのとなりの部屋で締め切りと戦っていたが、ジャンヌ・オルタの熱意に共感し協力してくれる。なお、サークル名は西洋のガチお姫様たちに名前負けしてるので変えたがっている。
壁サークル「鉄棒ぬらぬら」(本人曰く、命名者はとと様)で活動する日本画家。押しかけでアビーもいるが、本の内容が際どい為幼いアビーの扱いに困っている。
基本的に初日でフォーリナーハンターにやられてしまう(しかも完全なとばっちり)が、無事助かると...?
鎧から水着に着替えて海で遊ぶ騎士たち。ベディヴィエール以外かなりはっちゃけており、ランスロットに至ってはかなり様変わりしていたため、関わりの深い人物にも全く気付かれなかった。
なお、サバフェス当日には円卓ジャンルに興味津々な童顔の女騎士が登場するが...?
2部から参戦した北方の皇女様。南国の暑さ故に「ガッデムホット(めっさ暑いわ)」と音を上げていたり、相変わらず自撮りしまくっていたりと普通にギャグ時空に適応している。
「薄着になれば良いのに」と思うのは禁句。
最近妙に出番が多い戦国大名。
後半で主人公らに、事態終息のためのネゴシエーターを頼まれる。
主人公たちが利用しているホテルのスタッフ。
面倒事の解決を主人公たちに回す事も…
基本的にギャグ時空とは無縁な彼も成り行きで登場。サバフェスの客として登場する他、とある任務の為に活動している。
裏イベントにボスの一人として登場。しかし元締め曰くなんでいたのかは不明とのこと(本来はアビーが担当する予定だった)。
因みに制作する同人誌の中には彼女がメインの物もあるが…。
用語
- サーヴァント・サマースター・フェスティバル
カルデア、非カルデア問わずにサーヴァントたちが定期的に集まり、同人誌などを作ったりして交流する祭典で、略してサバフェス。今回はBB主催の元、ハワイで開催。ちなみに年齢制限のある頒布物の発行は禁止されているとのこと。
モデルは恐らく夏と冬に行われる世界最大級の同人誌即売会イベント。
- 永久常夏祭典ルルハワ
BBが溜めたリソースを使い、オアフ島とハワイ島を悪魔合体させた事で発生してしまったサバフェス用の特異点。名前の由来はホノルルとハワイから。海底のアレではない。
彼女が掲げた「期間中はロクに戦わない」という制約の元で、カルデアのサーヴァントたちも街中に常駐しており、それぞれ思い思いにリゾート地で夏休みを満喫している。
特異点化した事で神秘は世に秘匿され、カルデアと縁を結んでいないサーヴァントが来訪する事も可能となっている。また、一般の観光客の姿も…。
なお、BBの力で7日間をループさせられている事に気付いている者は殆どいない。
作品一覧
- 演劇的魔人のメランコリー
- Little little bullet
- ウチの円卓
- カレー×ライス
- ビルドアッパーマルタ
- ジャイアントバベッジ
- ままのみみ
- ボクたちは召喚ができない!
- 拉麺好き好きアナスタシアさん
- 悪役令嬢は悪女をぶち抜きたい!
- 詠天流受法用心集
- クロスビッキの魔法姫と怪物
余談
『FGO』は第2部開始以降、本編とサブイベントで時系列の剥離が見られるようになったが、今イベントはそれが顕著になっている。
…かのグレートデビルやフォーリナーが出張ってきている時点で、時空の統合性など歪められていそうなものではあるが、それらのズレに対するヒントが浮上したとも考えられる。
ちなみに劇中で見ることのできるサバフェス会場は、外観のモデルは確かに実際に現地にある「ハワイコンベンションセンター」で間違いないのだが、展示ホール内装のモデルはなぜか東京国際展示場。
なお、こちらが実際のハワイコンベンションセンターの内装。展示場の大まかな所在地も少し違い、劇中のマップ画面で言うところの「ホテル」のある辺り。
劇中では実際の同人誌即売会にまつわる「あるあるネタ」がかなり仕込まれている。ただ、他のサークルへの挨拶にて本を差し入れに持っていくことに関しては、女性向けジャンルについては疑問の声もあるとか。
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