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永井豪の編集履歴

2020-06-16 11:17:06 バージョン

永井豪

ながいごう

日本の漫画家。 バイオレンスとエロスとオカルトとギャグ。物凄い大風呂敷を力業で畳んでしまうことに定評がある。

概要

日本の漫画家

四大週刊少年誌(週刊少年ジャンプ週刊少年マガジン週刊少年サンデー週刊少年チャンピオン)全てに連載経験をもつ。

これに休刊となった週刊少年誌3誌(週刊ぼくらマガジン週刊少年キング週刊少年宝島)にも連載経験を持つ唯一の漫画家

数々の大ヒットと打ち切りを世に残した。奇想天外発想から生み出された作品群が後進に与えた影響は良くも悪くも絶大である。


略歴

1945年9月6日、石川県輪島市で誕生。

1952年、東京都豊島区に転居。

1963年、大学受験に失敗し、漫画家を志す。

1965年、編集者から漫画家の先生に見てもらうよう勧められ、石森章太郎石ノ森章太郎)のアシスタントとなる。

1967年、『ぼくら』(講談社)に掲載された「目明しポリ吉」でデビュー。『週刊少年マガジン』(講談社)で連載を始めた「じん太郎三度笠」が好評だったが赤塚不二夫の圧力により正式連載が立ち消えとなる。

しかし、秋田書店壁村耐三が永井に注目し、アシスタントがいれば連載も可能だろうと考え勝手に蛭田充を連れてきて『まんが王』(秋田書店)に「馬子っこきん太」を連載させた。


1968年、新創刊された『週刊少年ジャンプ』(集英社)に「ハレンチ学園」を連載。一世を風靡するが、型破りでエロティックな内容から、「子供に悪影響を与える」として、PTAマスメディアに人格を否定されるなど糾弾を受けた。このあたりの事情については、自伝漫画「激マン!」に描かれている。


ハレンチ学園終了後、1972年に東映動画講談社にメディアミックス企画を持ち込んだ「デビルマン」のコミック版ではストーリー漫画家として新境地を開拓。

その後、「マジンガーZ(1972年)」、「キューティーハニー(1973年)」、「ゲッターロボ(1974年)」とメディアミックスを連発し、「ずっと永井豪のターン」であった。

マジンガーZ」について「アニメは大成功をおさめた」と絶賛しているが、『週刊少年ジャンプ』、『テレビマガジン』で連載していた自分の漫画には多少の心残りがあると述べている。

ゲッターロボ』に関しては原作を担当しており、作画はダイナミックプロ石川賢によるもの。石川の死後は漫画デビルマン対ゲッターロボ』を執筆している。


2012年には「デビルマン」「マジンガー」両作品が40周年を迎えたためイベントも開催された。

現役であることに深い拘りが有り、老齢となった現在も精力的に活動している。


エピソード

  • 速筆で知られており、ネームを描かずにいきなりペンで枠線を引いたこともある。
  • ギャグ漫画は子供向けのものであると考えていた赤塚不二夫は、永井と対面しエログロナンセンスが過ぎると酷評した。しかし当の永井は、最終的に、「赤塚先生が否定したもの=赤塚先生が描かないものを描けば、独自の個性として大成できる」と結論づけた。
  • スターシステムを導入しているため、人気キャラは作品をまたいで登場することが多い。
  • 庵野秀明は「新世紀エヴァンゲリオン」について「あんなにマネしてすみませんでした」と永井に謝った。
  • 園子温は永井の漫画に「命を救ってもらった」としてリスペクトを表している。
  • 高橋留美子は彼の作品が自身にとっての血肉となったと語っている。

主な作品

デビルマン デビルマンレディー デビルマンサーガ

バイオレンスジャック

マジンガーZ グレートマジンガー

UFOロボグレンダイザー 鋼鉄ジーグ ゴッドマジンガー

マジンカイザー マジンサーガ(以下多すぎるので省略)

凄ノ王

ドラグ恐竜剣

ロボチョイA

アラーくん(大人の事情で、永久封印)

勇士ダンダン

サイコアーマーゴーバリアン

キューティーハニー

けっこう仮面 まぼろしパンティ まいるど7

へんちんポコイダー へんき~んタマイダー

ハレンチ学園

魔女っ子チックル

ドロロンえん魔くん どろろん艶靡ちゃん 手天童子

ガクエン退屈男 あばしり一家 オモライくん

魔王ダンテ ダンテ神曲ダンテ・アリギエーリの詩「神曲」を原作とする)

激マン!

夢次元ハンターファンドラ

CBキャラ

ゲッターロボ(原作)

デビルマン対ゲッターロボ

ロボットガールズZ(原作、監修のみ)

銀河の三人(FC版パッケージイラストのみ)


太字は投稿数1000以上


関連タグ

漫画家 石森章太郎 ダイナミックプロ 蛭田充 石川賢 風忍 桜多吾作 野口竜 むつ利之

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