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ドクターイエローの編集履歴

2020-09-01 01:05:53 バージョン

ドクターイエロー

どくたーいえろー

ドクターイエローは、新幹線の設備を検査する車両である「新幹線電気軌道総合試験車」の愛称である。

概要

正式名称、「新幹線電気軌道総合試験車」。

この車両は、線路架線信号設備、通信設備等を走行しながら点検する、検査用事業用車であり、一般客は乗れない。設備を点検することから、「新幹線線路の医者さん」とも呼ばれている。

車体は「夜間作業でも目立つように」「白い営業列車と区別するために」などの理由から、車体が黄色く塗られている。

このような理由から、「ドクターイエロー」と呼ばれるようになった。


また、この車両をモデルに新幹線変形ロボ_シンカリオンシリーズにも、「シンカリオン・ドクターイエロー」と、「シンカリオン・923ドクターイエロー」というロボットが登場する。こちらについては後述。


現在のドクターイエロー

923形と呼ばれる、ドクターイエローとしては3世代目の車両で、700系をベースに製作されている。

2000年JR東海が保有する「T4編成」、2005年JR西日本が保有する「T5編成」が製造された。(この2編成には、搭載するアンテナの数などの差がある。)

7両編成で、各車両の役割は以下の通り。

1号車電気や信号、通信関係の測定、検査室
2号車電力・集電状態(架線)の測定、機器室
3号車電力関係の測定、データ整理室、架線観測ドーム、便所
4号車軌道の測定、データ整理室
5号車架線観測ドーム、休憩室、便所
6号車ミーティングルーム、資材置き場、電力関係測定機器室、高圧機器室
7号車添乗員室(700系と同じ客席50席)

検査測定走行は1ヶ月に3~4回行われ、東海道・山陽新幹線を270km/hで走行する。

通常の主要駅にしか停車しない「のぞみ検測」の他に、各駅停車の「こだま検測」も稀にあり、どちらも東京博多間を2日掛けて1往復する。

ダイヤは非公開だが、運が良ければ走る姿を目撃できる。


特徴は一目瞭然、言葉通りの「黄色の新幹線」。等で入線した際の注目度はほかのどの車両に比べても大きい。

出会うと幸せになれる、幸せの黄色い新幹線

という都市伝説が鉄道趣味誌ならず全国系一般新聞等の記事で載るほど、今や著名な存在となった。非旅客用車両でここまで愛称で呼ばれることが多いのは他に例を見ない。


過去のドクターイエロー

東海道・山陽新幹線

  • 922形(T1編成) 初代ドクターイエローは、新幹線試作車の1000形を改造した4両編成。電気や信号を調べた。最高速度200km/h。線路設備は921形という客車を911形で牽引し検査した。こちらは最高速度160km/h。1964年の開業時から、1975年まで活躍し、引退した。(解体)

  • 922形(T2編成・T3編成) 1974年1979年に製造された、0系ベースの2代目ドクターイエロー。最高速度210km/h。7両編成で、電気・信号設備と線路設備を同時に検査出来るようになった。T2編成(大窓)がJR東海、T3編成(小窓)がJR西日本所属。それぞれ2001年2005年に廃車。T3編成の7号車がリニア・鉄道館に保存されている。

JR東日本新幹線


ドクターイエローの仲間

JR東日本新幹線

  • E926形 2001年に登場したE3系ベースの検査車両。黄色ではなく、白い車両に赤い帯(救急車のような塗装)になり、名前も「East-i」と名付けられた。詳しくはそちらを参照。

九州新幹線

同種の車両を保有していない。営業用の800系にそれぞれ検測に必要な機器を分散して積載し各々点検を行っている。


今後

なお、JR東海は既に923形のベースとなった700系新幹線の全車引退させている上、新型新幹線N700Sに一部検査機器を搭載すると発表し、ドクターイエロー引退説が噂されたが、株主総会にて今後も使用していく方針を示した

2020年には全般検査もしている。



新幹線変形ロボ_シンカリオンのドクターイエロー

25話に於いてリュウジタツミの母カエデの見舞いに名古屋へ訪れたハヤトが現地到着直後に本車両が停車しているのを目撃し、人目を幅からず上記の都市伝説をも知っていただけに声を上げて歓喜している。

またブラックシンカリオンのリベンジマッチでハヤトを温存させるためにリュウジが自分を『ドクターイエロー』だと例えた。この時はまだ普通の車両だったが…




38話以降、本物のシンカリオンとして彼らの前に登場。シンカリオン運転士はN700Aを動かしていたリュウジで、荒削りながらも戦術眼を持ち合わせた彼に白羽の矢が立てられた。新幹線超進化研究所東海(名古屋)支部が所有し、36、37話では建造途中で1部が描写された。500こだまやN700Aから蓄積した運用と戦闘データを基に最新技術を惜しみなく投入して西日本司令室と共同開発された経緯があり、同様にクロス合体が可能となるが、彼の力量を持ってしても手に余る程に未知の部分が多いと云う。


違いは5両編成での7体合体で、リンク合体でも邪険に扱われていた下半身も丸ごと使われる事と、強力な技グランクロスを自身のエネルギーで行えば機能停止する欠点を周囲の電子や陽子、イオン粒子を武装から変形させた後光レーザーブースターへと吸収し力へ変換させる方式に変更させた事である。切り札はカイサツソードを刀身にレーザーブースターを左右に合わせたカイサツスラッシュと、ウルトラグランクロス。非常に強力な機体だが、エネルギーロスを解消したものの、運転士同士の適合率が0.2%の誤差で同調しなければ合体出来ない新たな制約が発生している。

単機としても専ら格闘寄りだったN700Aと異なり、必要に応じて銃と剣を使用した上で防御と索敵能力を高め、時には500 TYPE EVA同様通常フェイスから顔面を全て覆った姿のレーザースキャンモードを備えている。


玩具版では700のぞみのリデコ仕様と云う訳ではなく、新たにシンカリオンにしたい新幹線NO.1として新造されたもの。カラーリングはイエローとブラックで、どちらかと言うとN700Aのぞみに近いが、E5よりも一回り大型でアームガードや腹部にパーツが追加され、後部先頭車両は背部に装着されている。武器は大型銃レーザーブラスターに変形する二振りの双剣レーザーソードと、N700Aのデュエルモードを昇華させた防御壁ケンソクレーザーシールド(ANIMATIONでは検束用窓から放たれるが、玩具では二刀を交差させる形で表現)。


 シンカリオン大型商品の5両編成で史上最大額の9100円と財布泣かせの金額になっている。


 しかし、それに見合った価格相応の可動とギミックは相当凝っている。変形の都合上足はほぼ自由自在に動き片足を組むことができる程柔軟、変形方法に少し手間があるものの完全なロック機構で守られているため丈夫。


 その上単体でも完成度が高いのにクロス合体の基本を無理無く覚えれば遊びごたえが倍に跳ね上がる。公式での推奨合体シンカリオンはDXSシリーズの3両シンカリオンとなっているが、非公式では500とシンカリオントリニティとの腕ジョイントと武装の互換があるため、オリジナルシンカリオンができる。

 まさにシンカリオン集大成の商品といっても過言ではない。


前述したとおりリュウジ自身がドクターイエローに例えた結果そのシンカリオンの運転士になっていたり、シンカリオンのCM中、プラレールの『レバーでダッシュ!! 超スピードドクターイエローセット』のCMを放映したことからこのシンカリオンの出現を仄めかしていた。


923ドクターイエローという2編成目のドクターイエローベースのシンカリオンも後に登場。詳しくはそちらを参照。こちらは西日本(京都)支部所属。


公式動画



外部リンク

Wikipedia「ドクターイエロー」


関連イラスト

正面画 JR東日本925形10番台ドクターイエロー

初代ドクターイエロー初代はこんな形だった。


関連タグ

東海道新幹線 山陽新幹線 700系

East-i


新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION

非関連タグ

末期色(一緒にしてはいけない)

黄色い救急車(同上)

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