イーグルアンデッド
いーぐるあんでっど
概要
スート・スペードのカテゴリーJに属する、劇中における鷲の始祖である上級アンデッド。普段は高原という名前の眼鏡をかけスーツを着用した知的な雰囲気を持つ青年に変身している。
アンデッドでは珍しく穏やかな性格で、無益な殺生は行わず人間よりも格下となった他の生物を心配するなど意外な一面を見せていた(ただし非戦派ではない)。
動物についての蘊蓄が豊富で、やたらと他人に自慢したがる癖がある。
カリスことマンティスアンデッドとは友にしてライバルであり、1万年前のバトルファイトでもお互い最後まで生き残ってから戦う約束をしていた。
外見
両肩から骨状の翼が生えている。上級アンデッド共通の特徴でバックルは金色。
ショッカー怪人・ギルガラスを裏モチーフとして使用しているためか、鷲よりはカラスの怪人に見える。二の腕にはショッカーのマークがついた腕輪を付けている。
なお、彼の能力を封じた仮面ライダーブレイド・ジャックフォームの腹部エンブレムもショッカーマークにそっくりである。
能力
動体視力が高く、高速で空中を飛翔し、両腕の鋭い鉤爪で敵を切り裂く。離れた敵にも羽手裏剣を無数に生成して攻撃可能。高原の姿でも飛行能力と羽手裏剣を使える。
活躍
劇場版MISSING ACE
アルビノジョーカーによって再解放されており、他のアンデッド達と街中で人を襲っていたが、駆けつけた新世代ライダー達と戦闘の末に逃亡。
中盤で他アンデッド達やアルビローチと共に栗原天音を襲うが、そこにも新世代ライダー達が駆けつけ、ラルクに追い詰められたのを最後に退場した。
終盤でブレイドがキングフォームになっている為、恐らくそのままラルクに封印されたのだと推測される。
『仮面ライダーディケイド』
「シンケンジャーの世界」でアヤカシ・チノマナコが変身した仮面ライダーディエンドがカイジンライドのカードで召喚し、ディケイド達やシンケンジャーと交戦した。
ちなみにカードから召喚されたコピーのためか、封印しなくても倒せる。
共に召喚されたムースファンガイアとペアを組んで戦ったが、最期はシンケンブルー、シンケンイエロー、小野寺クウガの連携攻撃で爆散した。
封印されたラウズカードはスペードのJ「フュージョンイーグル」。
絵札はスペードの形に翼を広げた鷲。
「アブゾーブカプリコーン」が装填されたラウズアブゾーバーにラウズすることで、ブレイドはジャックフォームへの変身が可能となる。
またブレイラウザーにラウズすると、ラウズカード使用限界の数値であるAP(アタックポイント)が2400Pチャージ出来るのだが、こちらは劇中未使用。
ブレイドがキングフォームに変身すると、ギルドラウズカードに変化する。
同じくギルドラウズカードとなった「タイムスカラベ」「アブゾーブカプリコーン」「エボリューションコーカサス」「チェンジビートル」と共にキングラウザーでラウズすることで、必殺技「ロイヤルストレートフラッシュ」を発動する。
余談
- 上記のギルガラス以外に鷲つながりで「変身忍者嵐」のイメージも含まれている。
- デザインを担当した韮沢靖はショッカーのマークのように地球の模型の上に登場する演出(メイン画像)を希望していたが、ちょうど良い撮影場所が期限内に見つからず採用されなかった。
- 演者の林泰文氏は幼い頃から子役として活動しており、主要キャストが芸歴が浅い『仮面ライダー剣』の中ではベテラン俳優で、相川始役の森本亮治氏も「林氏とのシーンは演じやすかった」と述べている。
- イーグルアンデッドが登場した第22-23話では過去に『仮面ライダーアギト』で小沢澄子を演じた藤田瞳子氏が神丘令役で出演している。
- またハートの6であるホークアンデッドは鷹の祖たるアンデッドなのだが、実は鷹と鷲に明確な区別はない。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーJ 高原(仮面ライダー剣)
マンティスアンデッド 仮面ライダーブレイド ジャックフォーム
スカラベアンデッド(10) → イーグルアンデッド(J) → カプリコーンアンデッド(Q)