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キートン山田の編集履歴

2022-01-03 23:39:32 バージョン

キートン山田

きーとんやまだ

日本の元声優・俳優・ナレーター(1945年 - )。

概要

1945年10月25日生まれ、北海道三笠市出身(出生地は北海道勇払郡穂別町<現・むかわ町>)。本名・山田 俊司(やまだ しゅんじ)

既婚者、身長176cm、血液型A型。

現役時は、青二プロダクションぷろだくしょんバオバブ賢プロダクションを経て、引退直前まではリマックスに所属していた。


主な持ち役にはゲッターロボシリーズの神隼人一休さん足利義満ちびまる子ちゃんのナレーションなどがあり、落ち着いたバリトンボイスを生かして、ニヒルな二枚目の若者からとぼけた中年、卑劣な小悪党まで幅広い役柄を演じる一方、「ちびまる子ちゃん」以外にも様々なテレビ番組でナレーションを担当し、引退直前まではナレーション業が中心であった。

また、声優・ナレーターに加えて、時折俳優として、テレビドラマや映画のほか、NHK教育(現Eテレ)で放送された「なんなんなあに」にも「ドントのおじさん」役で顔出し出演していた。


経歴・人物

高校卒業後、サラリーマン生活と劇団活動を掛け持ちする日々を4年ほど過ごした後、役者一本でやっていくことを決意し、勤め先を辞職。

役者活動とアルバイトを両立する日々に明け暮れていたところ、アルバイト先での常連客であった柴田秀勝に誘われたことがきっかけで、声優デビューを果たした。

その後は、70年代を代表する様々なアニメ作品で様々なキャラクターを好演し、特に上記の代表作に挙げた『ゲッターロボ』シリーズの神隼人役、『一休さん』の足利義満役などの持ち役が高く評価され、声優として本格的に頭角を現していくこととなる。


しかし、アニメブームが落ち着いていったことや事務所移籍を巡るトラブルの影響などもあり、アニメや吹き替え関係の仕事が徐々に減少し、一時期声優業だけで生活できないほどにまで生活も困窮していった。こうした苦境に立たされる中で気持ちを切り替えて声優業に臨むことを決意し、1983年に、デビュー時から長らく使用していた本名名義から現在の芸名に変更した。「キートン」の由来はバスター・キートンにあやかって考案したものであるが、学生時代に先生から叱責されたときの言葉である「聞いとんのか山田!」にも引っかけている。


その後は声優業に加えて、ナレーション業にも進出し、「ちびまる子ちゃん」のナレーションが新たな当たり役となり、それ以降は、バラエティ番組やクイズ番組、ドキュメンタリーなど様々なジャンルのテレビ番組やCMでのナレーションを担当していた。「ちびまる子ちゃん」の代表的フレーズであるCM前の「後半へ続く」は、元々キートンのアドリブで始まった台詞である。

キートン本人も「『ちびまる子ちゃん』のナレーションを機に自身の人生が変わった」とも述べているが、その一方で「実はナレーションはどちらかと言えば苦手」とも語っていた。また、この影響で役を貰える機会自体は減少したため、同作の引退前最後の出演回で、自身をモチーフにしたゲストキャラクターを演じられた時は嬉しかったとのこと。


2021年3月末を以て「ちびまる子ちゃん」のナレーターを卒業し、声優業自体も引退すると発表され、それまで担当していた他の番組ナレーションも全て降板することとなった。


「ちびまる子ちゃん」の最終出演時はキートン本人を意識した端役を演じられたことを喜ぶコメントを残している。最後のナレーションは、主演のTARAKOに付き添われながら収録した。


声優業引退後は予てより始めていた畑作りに精を出しながら、これまでやりたかったことをやっていく予定であるとのこと。


出演作

アニメ


東大寺入郎(デビルマン)

クダル・コニン(装甲騎兵ボトムズ)

トム・ウェイブ(巨神ゴーグ)

藤田時継(金田一少年の事件簿)


ナレーション

ちびまる子ちゃん *1

ゲッターロボ

ゲッターロボG

超電磁ロボコン・バトラーV

MASTERキートン

ローカル路線バス乗り継ぎの旅*2

ポツンと一軒家 *3


*1 後任はきむらきょうや(2021年4月4日放送分以降)。

*2 後任は津田健次郎(2021年6月5日放送分以降)。

*3 後任は緒方賢一(2021年4月4日放送分以降)。


関連タグ

声優 俳優 ナレーター リマックス


外部リンク

リマックスによるプロフィール

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