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ヒビノ・ミライの編集履歴

2022-08-19 22:54:00 バージョン

ヒビノ・ミライ

ひびのみらい

『ウルトラマンメビウス』の主人公にしてメビウスの人間態。

ヒビノ・ミライです。よろしくお願いします



概要

演者:五十嵐隼士


ウルトラマンメビウス』の主人公。地球人としての外見年齢は18歳。

メビウスが、仲間を守るために自らのを投げ出した宇宙飛行士バン・ヒロトの姿を元に変身した人間態であり、モロボシ・ダンなどと同じく偽名である。名前の由来は、ヒロトの父親であるテツロウから「君のこの星での『日々の未来』に幸多からんことを・・・」と言われたことから。

CREW GUYSに入隊し、ルーキーだらけのGUYSで地球平和を乱す怪獣たちと戦った。性格は今までのウルトラ主人公たちがエリート(もしくは熱血漢)だったのに対し非常に純粋無垢で心優しいもの。


元々はヒロトを救えなかった(メビウスが地球へ向かう途中で彼が乗った宇宙船に出くわしたのが、あと一歩のところで救出に間に合わなかった)謝罪と身代わりになるためにこの姿となってテツロウの元を訪れ、「一緒に暮らしたい」と申し出たが、彼からは「あの子(ヒロト)のことはとっくに割り切っている」「「自分のくだらないエゴのために君の人生を無駄にするわけにはいかない」と断られる。そして、地球での身元引受け人として、テツロウがあらかじめ連絡を入れておいた友人のサコミズ・シンゴに引き取られてGUYSに入隊した。


ウルトラマンは正体を知られたら地球を去らなければならない」という今までのウルトラシリーズの流れとは異なり、中盤第で正体がバレてからも地球に留まり、最強の敵エンペラ星人を倒すまで最後まで決して諦めず、不可能を可能に変え続けた(この展開は以降のシリーズでも踏襲されており、中には最初から正体を隠す気がまったくなかったウルトラマンもいる)。


エンペラ星人を倒した後は地球での経験を後進に伝えていくと隊員たちに約束し、光の国に帰っていった。


性格

ウルトラマンとしては史上初の、地球のことをよく知らないウルトラマンである。


  • ツーリングを『釣り』と間違える
  • 『地球上には同じ顔の人が3人はいる』という噂に嬉しそうに聞く
  • 外伝小説では電車を乗り継いでたらいつの間にか仙台まで行ってしまい、帰り方が分からず迷子になってしまう

といった行動をやらかしては、隊員たち(主にリュウ)に突っ込まれている。その上、序盤は自分の正体をうっかり喋りそうになることもしばしばあり、唯一最初から事情を知っているサコミズをハラハラさせ、教官のウルトラマンタロウからはあれほど危険だといわれていたウルトラダイナマイト「カッコイイから」という理由で安直に使おうとして怒られている。


とはいえ、天然ながらも本質を突いた発言をすることもあり、メロンパンを最初はメロンが入っているものだと思っていたが、ハルザキ・カナタの指摘でたい焼きと同じく形を似せているものだと理解しつつも、そこまでメロンと似ているわけでもないという評価を下している。


他にもウルトラ兄弟から教えられた地球人の善意を信じきっており、それゆえに本編後半には、地球人にも宇宙人に対して決して許されざる行いをした過去があったり、弱い者いじめをする者たちやウルトラマンを怪獣・侵略者同然に嫌悪する者がいること、そして状況によっては防衛チームやウルトラマンに対して酷薄な言葉を投げかける醜い一面もあることを知って、酷くショックを受けてしまう場面も多々あった。


しかし、タロウいわく「優しさと純粋な心は兄弟随一」であり、前述したように自分やGUYSを非難した市民や、自分を化け物と侮辱した男に対しても、失望こそしたものの見捨てようとはしなかった(後者からは恩を仇で返されているが)。

そんなピュアな心は隊員たちや、地球人と共存を望む宇宙人たちはもちろん、ハルザキや、ウルトラマン80矢的猛を後押しするのに一役買っている。そのため、涙脆いところがあり、涙を滝のように(現実的な表現ではなく文字通り)流したという一幕も。


ちなみに好物は、入隊直後に初めて食べたカレーライス。第35話や、第36話のリュウの「早く来ないとカレーがなくなっちまう」という台詞から、結構な頻度で食べているようで、レシピを覚えて以降はテッペイにも振舞っている。


基本的には地球人や先輩ウルトラマンに対しては敬語で接する。その丁寧さはマリナやコノミのように外見年齢より年下の人間であっても、同じ職場の同僚ともなれば敬語で接しているところにも表れている(ただし、ウルトラマンヒカリはメビウスよりも遥かに先輩なのだが、地球で色々あったことから、先輩後輩という関係以上に良き“戦友”といった仲であるためかタメ口で接する(※))。


一方、子供や女子高生、光の国の後輩ウルトラマンなどの若い世代が相手であったり、感情が昂ぶると年上相手でも敬語でなくなる描写が見られたりと、敬語一辺倒というわけではない。


円谷ッター(こちらでは『ウルトラマンメビウス』名義)でも地球人に対しての思い入れが強い面が窺え、GUYSメンバーに交信を試みたり、トリヤマ補佐官の名前をうっかり間違えるなどの純粋っぷりを発揮している(ただし、当時はウルトラマンゼロが既に活躍し始めている時期である為、GUYSメンバーは存命ではないという設定になっているはずなのだが…。円谷ッターなので仕方ない)。


(※)…これはメビウスだけに限った話ではなく、ウルトラ戦士の間では、同じ死線を一定以上越えた戦友同士は、年齢や上下関係に関わらず、気心置かずに接することが許されている模様。実際、関係上は弟弟子であるタイガとは互いにタメ口で話し合える仲となっている。


余談

五十嵐氏は、『メビウス』放映10年前に当時放映されていた『ウルトラマンティガ』が好きだった。そのため、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で『ティガ』の主人公マドカ・ダイゴ役の長野博氏と共演できたことは嬉しかったと語っている。また、『ティガ』のリブート作品である『ウルトラマントリガー』の主人公マナカ・ケンゴ役の寺坂頼我氏は小学1年生の時に『メビウス』をリアルタイムで見ていたとインタビューで語っており、『メビウス』に思い入れを持っている。

ちなみに『超ウルトラ8兄弟』ではティガ=ダイゴに敬語で話していたのに対し、「ロストヒーローズ2」ではティガ(もちろん人格ベースはネオフロンティアスペースのダイゴである)にタメ口で話している。あくまで『超ウルトラ8兄弟』とは別世界のティガだったからだろうか(こっちが本家だが)。一説には別世界とは言え、劇中で活躍している年代が同じ2000年代後半だからという声も(超ウルトラ8兄弟のダイゴは30代を超えており、ネオフロンティア世界のダイゴは20代であるという違いも)。


映像作品の活躍について、『ウルトラ銀河伝説』でエネルギーを失ったメビウスがミライの姿になるなど活躍し続けていたが、2013年に五十嵐氏が芸能界から引退したため、以降の出番があるかどうかは不明。なお、メビウスの掛け声に関しては、近年の作品でも五十嵐氏のものがライブラリ音声として使用され続けている。

また、引退はしたものの、五十嵐氏本人は「メビウスのオファーが来たらまた演じたい」とも語っており、2020年9月発売の「ウルトラ特撮PERFECT MOOK」第5号ではスペシャルインタビューに応えている。現在では完全にウルトラシリーズ出演を固辞してしまっている東光太郎役の篠田三郎氏と違って、五十嵐氏本人としては再出演への意欲を見せている。しかし、リュウ役の仁科克基氏をはじめとするYoutuberの動画にゲスト出演した際に、「転職して以来仕事帰りに松屋に足繁く通っていたのが原因で放映当時よりも体型が変化してしまったため、なかなかオファーが来ない」と愚痴っていた。もっともこれは半分冗談で、実際は店を経営していることから五十嵐氏にあまり余裕がないなど、様々な要因が絡んでいるためだと考えられる。


とはいえ、仁科氏から冗談半分で「デ◯」「今や隊員服は絶対に入らない」とからかわれるなど、2022年現在は体型や声などが『メビウス』出演当時とは大きくかけ離れているのは事実で、その辺りの事情も含まれている可能性も考えられ、五十嵐氏自身も気にしているのか、最近はダイエットに勤しむなど、かつての体型を取り戻すべく努力しているらしい(実際、初期より体型が引き締まってきているのが動画で分かる。しかし、2022年6月24日投稿分の仁科氏のyoutube動画によると97キロから90キロまで落としたものの、リバウンドして元(97キロ)より増えてしまったのだとか…)。


どうにかその努力と意欲が報われて、今後の映像作品でミライとしてまた帰って来れるように頑張ってもらいたい…


関連項目

ルーキー ウルトラマンメビウス GUYS 黄金の精神(特撮系)


モロボシ・ダンおおとりゲン矢的猛:仮の姿つながり


アスカ・シン高山我夢藤宮博也神永新二:最終的にウルトラマンであることが世間一般にバレてしまった変身者つながり



トウマ・カイト/(影山鑑) → ヒビノ・ミライ → ジン

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