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概要

中華人民共和国ではとにかく爆発事故が多い。

ガスや信管のついた爆発物ならともかく、「なぜそんな物が爆発する!?」というような物もしょっちゅう爆発してはニュースになっている。

あまりにその手の事故が多いので、タツノコプロのアニメ『タイムボカンシリーズ』にひっかけて「チャイナボカンシリーズ」と呼ばれるようになった。

中国人の4人に1人はテレビの爆発(正確には、ブラウン管内部の圧力が低いためにブラウン管のガラスが割れると猛烈な勢いで収縮して起きる「爆縮」と呼ばれる現象が多く含まれる)を経験している。これは中国における供給電力の電圧の不安定さと家庭機器の耐性が関係しているようだ。

頻発する事件を受けてか、中国共産党機関紙のポータルサイトに「テレビを爆発させない3つの方法」なるガイドラインが掲載されるほどである。

また、もう一つの爆発の原因として、外装に可燃性の高いニトロセルロース(セルロイド)を未だに多用していることも挙げられる。

詳しくは「セルロイド」の項目を参照して頂きたいが、セルロイドは発火性が高く、それでいて耐久性も低く劣化しやすいため、現在のアメリカ日本では法令で製造や取扱が規制されている危険物である。

不思議なことに、普通は爆発するべき物が爆発しない例(イカの体に本物の爆弾が入っていたが不発だった)もあり、一時期「中国で爆発しないのは爆弾だけ」ともいわれていた。

中国における物体の爆発性は予測不可能である。

中国爆発実績リスト

~~~~~~~まあ世界的にもままあること~~~~~~~~

ガス管・爆竹工場・爆竹で車と家に引火・炭鉱・石油パイプライン・石油工場・飛行機タクシー・教習車・偽ヨタ車・バス・手作りの携帯バッテリー・民衆の不満・客の不満・リア充・給油直後の車(セルフ式スタンドで多い)

~~~~~~~珍しいが理解できなくはない~~~~~~~~

炭酸飲料肥溜めメタンガス)・タイヤ・圧力鍋・湯沸かし器・強化ガラス式ガスコンロマンション・住居ビル・プラスチック工場・厨房ボイラーバキュームカー・偽新幹線の電源ボックス・五菱汽車製のワゴン車・花火爆発、次々に打ち上がる・オフロード車・ライター・山積みの電池テレビ冷蔵庫、電球(家電製品込み)・走行中のバス・自爆

~~~~~~~~~どうしてこうなった~~~~~~~~~~

湯たんぽ・偽iPod携帯・電気あんか・液晶テレビ・温水便座・IH調理器・洗面台・ネットカフェロウソク・タクシートランク・豆乳製造機・マンホール・下水管・道路(2度)

パソコン用電源・地面・スイッチを入れてないレンジフード・偽省エネ電球・ポット(普通の魔法)・下水道銀行・車のボンネット・iPad・カーエアコン・デスクトップ式パソコン(スペインにて)・誕生ケーキのロウソク・電子タバコ・ラーメン店・マンション(地下~6階)・マンション100世帯で家電が同時に爆発いとこ・マイク

~~~~~~~~~わけがわからないよ~~~~~~~~~

飛び降り自殺中のおっさん・車盗難防止用「自爆」装置の誤操作・うどん屋・風邪薬・椅子・マントウ蒸し器・裁判所・脱水機・UFO・空気・肛門(と結腸、圧縮空気の注入で破裂。日本でも同様の悪ふざけ死亡事故が多発している)・睾丸やかん洗濯機お金弁当鉛筆

電球・パソコン、オーディオ、電子レンジ、冷蔵庫など連続で・「水素」が詰められた風船25個電気メーター、その30分後に配電盤スイカトマト(共に成長促進剤の過剰投与)・拾った懐中電灯豆板醤(中に発酵ガスが充満して容器が破裂)・シャワールームのガラス戸・おっぱい(豊胸手術で入れたシリコン袋が破裂)・ガラステーブル・ジュース・小川・未来からやって来た洗浄剤(販売店で抗議中にまた爆発)・コンドーム自動販売機小籠包スルメイカ夫婦喧嘩

※リストが多すぎて、爆発が珍しくない物はテレビ以外除外してあります。

不発:起爆装置・爆弾手榴弾

これらの事故が起こる背景には、遵法意識が乏しいため使用上の注意を守らず(ザクロなど農作物へ過剰に成長促進剤を投与するなど)使用する者や、製造工程での手抜き・違反行為が多いという「目先の利益優先で安全性を軽視する」同国内の文化的風潮がある。

また、識字率の低さとも相まって「文盲で注意書きを読むことができず、しかも遵法意識が低い」という恐ろしい例もあり、「爆発を防ぐには、まず庶民に読み書きを教えねばならない」という。

注意事項

無論、これらの爆発により大勢死傷者が出る痛ましい事件が起きていることに注意すべきである。

この言葉を用いる際は、TPOをわきまえるのが妥当だろう。