概要
鉄道、バスなどの公共交通機関において各々の路線を識別するため、その路線に付けられた色。
都市部、特に首都圏の鉄道路線においては、路線ごとに使う車両を分けるため「A線は赤、B線は青、C線は黄色」といったように乗り換えなどでの判別のために車体色をラインカラーにするケースが多い。
だが、地方路線だったり私鉄であったりする場合は複数路線で同一の車両を使用するため、社色や地域色という形でエリアごとに統一した車体色にすることが多い。(例:阪急電鉄におけるマルーン色、東海道・山陽新幹線における白と青)
また、運行系統や路線ではなく、種別ごとに色を変える場合もある。(例:総武快速線・中央快速線と中央・総武緩行線、阪神電鉄)
近年は直通運転が普及し、会社ごとに違う色の車両が同一路線に乗り入れることも日常茶飯事であるために、ラインカラーの存在意義が問われることもある。
主なラインカラー一覧
JR
JR北海道
JR東日本
路線名 | ラインカラー | 備考 |
---|---|---|
東北新幹線 | 緑色 | |
山形新幹線 | 橙色 | |
秋田新幹線 | 桃色 | |
上越新幹線 | 朱鷺色 | |
北陸新幹線 | 紫色 | |
山手線 | ウグイス色 | 101系はカナリア色であった |
京浜東北線 | スカイブルー色 | |
中央快速線 | オレンジ色 | |
中央・総武緩行線 | カナリア色 | |
横須賀線・総武快速線 | スカ色 | |
常磐快速線(取手以南発着) | エメラルドグリーン+黄緑色 | 成田線直通列車含む |
常磐線(藤代以北発着) | 青色 | |
常磐緩行線 | エメラルドグリーン | 路線図ではグレー |
京葉線 | ワインレッド | |
武蔵野線 | オレンジ+白+茶色 | |
南武線 | 黄色+オレンジ色+茶色 | サッカーユニフォーム由来説と205系導入前の形式の車体色由来の2説あり |
南部支線 | クリーム色+緑色+黄色 | |
横浜線 | ウグイス色+緑色 | |
相模線 | 青緑色+水色 | |
八高線 | ウグイス色+オレンジ色 | |
上野東京ライン・湘南新宿ライン | 湘南色 | (常磐線直通列車は除外) |
JR東海
JR西日本
JR四国
JR九州
大手私鉄
東京メトロ
路線名 | ラインカラー | 備考 |
---|---|---|
銀座線 | オレンジ | |
丸ノ内線 | スカーレット | サインカーブも同線を象徴するデザイン |
日比谷線 | シルバー | 03系以降グレー色の帯を採用 |
東西線 | スカイブルー | |
千代田線 | グリーン | |
有楽町線 | ゴールド | 副都心線開業前は黄色の帯を採用、副都心線開業後は茶色・金色の帯を採用 |
半蔵門線 | パープル | |
南北線 | エメラルドグリーン | |
副都心線 | ブラウン | 有楽町線と車両が共用のため茶色・金色の帯を使用 |
その他私鉄
公営・第3セクター
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