オダセン聖
おだせんせい
概要
ONEPIECEの作者、尾田栄一郎に対する呼び名の1つ。元ネタは天竜人の〇〇聖から。
屈強な男の尊厳破壊など、作中のキャラクターが辛い目にあっている際に、「オダセン聖ここ数年キャラの精神の抉り方がキレッキレすぎるえ」(参考)などのように用いられる。
誤解の無いように記しておくが、これは何も最近始まった傾向ではない。ONEPIECEは海賊を主役にした物語ではあるが、海賊を正義の味方や義賊として描いたことは無いに等しく(主人公ルフィですら自分を正義だとは微塵も思っていない)、ある日突然現れて平和に暮らしていた人々の人生を踏みにじる存在であることを連載初期から今日に到るまできっちり描き出しているのである。
ために、劇中の登場人物達が海賊によって悲劇に見舞われたり、尊厳(プライド)を陵辱されるのも今に始まったことではない。それが顕著に見えるようになったとすれば、画業20年を超えた尾田っちの筆に脂が乗っていることの表れであろう。
…ただ、じっくり丁寧に寸分の隙も無く男のプライドを踏みにじる尾田っちの作風からは、作劇の都合で片付けられないなにかが感じられるのも事実である。
このことから、ワンピ読者からは(半分)冗談交じりに「オダセン聖の性癖は巨乳の女の子ではなく、屈強な男の尊厳を破壊すること」と語られることもある。
じゃあ巨乳の女の子の尊厳を破壊できないかと言えばもちろんそんなわけもなく…
ちなみに一部の読者の間では、この傾向はかつて尾田がアシスタント時代に仕事を手伝っていたという徳弘正也の作風に影響を受けたものではないかと言われている。
これまで尊厳破壊されてきたキャラクター
ここでは、オダセン聖によって尊厳を破壊されてきた人物を紹介する。女性や年齢が2桁未満の子供、モブまで含めるとマジでキリがないので、あくまで屈強な男達のみに限定する。
破壊されたが外的要因で立ち直れた者、現在進行形で破壊されている者、破壊されて立ち直れたと思いきや更に破壊される者など、数が多いのでその破壊されタイプも千差万別である。
以下、破壊された経験済み麦わらの一味らを中心に、作中で尊厳破壊された順番で並べる。
- モンキー・D・ルフィ
- サンジ
- トニートニー・チョッパー
- フランキー
- ブルック
- コーザ
- カルガラ
- モンブラン・ノーランド
- アイスバーグ
- パウリー
- はっちゃん
- ハンニャバル
- エドワード・ニューゲート
- スクアード
- バーソロミュー・くま
- 茶ひげ
- スモーカー
- コロシアムの参加者全般(というかドレスローザ編の全て)
- X・ドレーク
- トラファルガー・ロー
- ドンキホーテ・ロシナンテ
- キュロス
- リク王
- ベラミー
- ジェルマ66の兄弟(生まれる前から人間としての尊厳を破壊されている上、それに気付けてもいない)
- 霜月康イエ
- キラー
- 光月おでん
- 錦えもん
- フーズ・フー
- CP0のマスクの人
尊厳破壊する側のキャラクター
破壊される側がいるので、当然破壊する側もいる。
特定の人物だけを破壊したり、一国規模で破壊するなど、規模は小から大まである。人の尊厳を滅茶苦茶にしているので、外道の極みみたいな性格をしている面子ばかりなのだが、ベラミーのようにかつては破壊する側だったが破壊される側になった者や、黒炭家のように凄惨な過去が原因で破壊する側の性格に変貌した者、悪魔の実の能力上そうせざるをえないゲッコー・モリアやバジル・ホーキンスといった、特殊な例も存在する。