概要
オストガロアとは、モンスターハンタークロスに登場するモンスターであり、同作における集会場ラスボスを務めている。
別名「骸龍(がいりゅう)」。「龍」の表記からわかるように分類は古龍種。
「竜ノ墓場」という特殊なフィールドを根城とし、貪欲な食性と恐るべき生態を有する。
映像での初出はMHXの第三弾PVラストシーンで、骨だらけの異様な場所で四天王の装備を身に纏った4人のハンターと対峙している。
MHX・MHXXではクエストが二段階構成になっており、上位昇格の為の下位最終緊急クエスト、ならびにHR開放(G級昇進資格)のための上位最終緊急クエストの二回に分けて雌雄を決することになる。
そしてオストガロアは二つ(厳密には三つ)の形態を持つ。
詳細
「骸龍」の別名が示す通り、全身を生物の骨・骸の様な物で覆っており、動いたり咆哮する度に「カラカラカラ…」という骨をかき鳴らす音が響く。
また、全身に青く光る斑紋があり、地面を滑るように移動する。
双頭の先端および胴体にいくつかある噴出孔から青黒い粘液を分泌している。この粘液には高い粘性と、生物の骨などに作用して強度を飛躍的に高める特殊な効果があり、これによって全身に骸を纏いさらに堅牢な防具としているらしい。
オストガロアの青いブレスを受けるか、霧状に噴出している粘液に触れると、全身真っ青になって「粘液まみれ状態」となってしまう。これ自体に状態異常としての害はないが、フィールドの骨のある場所で回避行動を行うと粘液によって全身に骨がまとわりつく「骨まみれ状態」となる。いわゆるだるま状態であり、行動を大幅に阻害されてしまうので注意。この骨まみれ状態は消散剤で弾き飛ばすかスキル「だるま無効」で防ぐことができる。粘液まみれ状態も、直接防ぐ術は(当たらない・触れない以外は)存在しないが、水のある場所で回避行動をすることで粘液を流し落とせる。
怒り状態になると全身の斑紋が赤く光り出すが、それとは逆に洞窟の水辺が青白く発光しフィールド全体が異様な状態となる。
またBCからの景色も様変わりし、暗雲に満ちた薄暗い空模様から一転、洞窟の光が雲に反射し青黒くなり、薄気味悪く幻想的な景色になる。
一定時間の経過もしくはダメージによって双頭が赤黒い稲妻を走らせるようになり、威力の高い龍属性ブレスを発射するようになる。
また、双頭を水中に潜らせた後、ラギアクルス・ウラガンキン・ブラキディオス・ディノバルドのいずれか2種の骨塊を両方(稀に片方のみ)に装備し、装備したモンスターに応じて攻撃を強化する。
装備状態で強化された攻撃はいずれも危険度が高い。双頭を殴り続けて怯ませることで引き剥がすことができる他、怒り時でなければ音爆弾によって解除とダメージが狙えるので積極的に対処していこう。
索餌形態
双頭の骸
骨を纏う双頭を前面に出した形態。
その名の通り食料を探す回遊形態であり、戦闘中は突進や巡遊など大きく移動する行動が多い。
上記の粘液を主な攻撃手段としており、双頭からブレス、胴体からは巨大粘液弾として発射してくる。これらの粘液はやられこそ発症しないが水属性を持つ。
弱点は背中の発光部分。双頭を二つとも部位破壊することで大ダウンとなり、弱点を地面に曝け出してくる。
一度大ダウンを取ると水中に潜航、双頭だけを出して攻撃した後、フィールドの足場の外側に出現する。粘液弾をいくつも発射し、外周を周る様に巡遊するその様はまるで骨に覆われた幽霊船の様にも見える。
巡遊の最後に龍属性を纏ってブレス攻撃を行うようになる。
下位緊急では、ある程度ダメージを与えるとさっさと逃亡してしまい、撃退扱いでクリアとなる。
ほとんどが謎のまま終わってしまい、この時は折角クリアしてもモンスター図鑑に登録されない。
捕食形態
奈落の妖星
獲物を拘束し捕食する為、あるいは外敵を本気で排除するために真の姿をあらわにした形態。
「双頭の首長龍型モンスター」の胴体後部と思われていた巨大骨塊の下より、恐ろしい目とクチバシを備えた本当の頭部が出現する。
巨大な頭部と口周りより伸びる触手、そして双頭と思われていた一対の触腕を持つその姿はまさに「異形化した烏賊」以外の何物でもない。
この形態では大きく動く事がない代わりにフィールドの足場を縦横に動き回り、顔として擬態させる必要のなくなった触腕を無尽に奮ってこちらを攻め立ててくる。
モンスターの骨塊装備による属性変化も激しくなり、一度解除しても即座に再装備、かと思えば自ら破砕して粘液ブレスを発するなど、とにかく次に来る属性が読めないようになっている。
弱点は索餌形態と同じく背中の発光部位だが、巨大なクチバシを備える頭部も柔らかめの肉質を持つ。ただし通常は粘液ガスが漏れ出し硬質化している。触腕を一本でも部位破壊することで粘液ガスが止まり、柔らかくなった頭部に果敢に攻めいることで大ダウンとなり、背中に登れるようになる。
背中では弱点に攻撃する他、対巨龍爆弾を設置したり、弱点から採掘して素材を得ることができる。なお、巨龍爆弾はどこに置いてもダメージは均一なので、弱点攻撃の邪魔にならないよう巨大骨塊の端に置くのが望ましい。
捕食形態で一度大ダウンを取るとオストガロアが水中に潜航し、さらに形態が変化する。
瘴龍ブレス形態
死を喚ぶ妖星
追い詰められたオストガロアが外敵を排除するため真の力を発揮する形態。
頭部の粘液ガスが消え、龍属性の赤黒い稲妻を纏ってチャージを開始する。触腕の攻撃も変化し、龍属性ブレスを発射するようになる。
地面から薙ぎ払うように撃っていた粘液ブレスと異なり、地面と平行するように発射するため回避が難しくなっている。
時間が経ち、チャージが完了するとオストガロアは触腕を(たとえ部位破壊後で修復が済んでいなくとも)地面に食い込ませて発射体勢を取り、ついにその凄まじい必殺技を見せる。
瘴龍ブレス
チャージの完了したオストガロアが本体の口から発射する超極太の龍属性ビーム。
一撃必殺の大技であり、防御力と龍属性耐性を最大限に高めた防具でなければ確定で即死する高い威力の、それも多段ダメージ判定というモンハン史上まれにみるレベルの大技である。しかも横に薙ぎ払う。
一応口内に麻酔玉や麻酔弾を一定数受けることで「昏倒やられ」となりチャージを解除できるが、元より動き回るため狙いにくい上に昏倒させるたびに必要数が増えていくため実のところあまり現実的ではない。むしろガスのなくなり安全に攻撃できるようになった頭部を攻撃し続け再びの大ダウンを狙うほうが良い。
なお、瘴龍ブレスのモーション値は脅威の250。
MH4Gにおけるテオ・テスカトルの「スーパーノヴァ」が150、MH4ラスボスダラ・アマデュラの「噛み付き突進」が160、そして憤怒の黒龍ミラバルカン最強の技「滑空攻撃」が230であると言えばその凄まじさがわかるだろう。
なお、瀕死の場合はこれを二回に分けて連射する。
「一発目で即死したプレイヤーがフィールド帰還時の着地に二発目を受けてまた即死する」という美しいコンボを決めた例も報告されている。
瘴龍ブレス形態でダウンを取るかブレス発射を許すとオストガロアは再び水中に潜行する。
通常は索餌形態に戻るが、体力に応じて捕食形態、瘴龍ブレス形態へと一気に変化する。
苛烈な攻撃が続くが、ここまでくれば体力が残りわずかという証左でもあるので臆せず攻めていきたい。
最期
見事討伐すると、オストガロアの体内を巡る龍属性エネルギーが急速に口元に充填される。しかし、もはやオストガロアにそれを制御する余力はなく、眩い閃光と共に洞窟の天井へ向けて放ち、そのまま事切れる。
その放たれた瘴龍ブレスによって竜ノ墓場の天井はおろか空を覆う分厚い暗雲すらも吹き飛び、瓦礫と共に戦場に光が差し込む。
討伐後はBCから見える景色も様変わりしている。
暗雲が消え、空は清々しいまでの青空になり、さらに沢山の緑と水原から成る古代林の美しいの自然を一望できる。
MHXX
直接の続編であるMHXXにも勿論続投。
なんと村上位クエストの緊急にも抜擢されている他、HR開放後にG級の個体とも戦闘できる。
このG級個体がクセモノで、なんと最初から捕食形態での戦闘となる。
今まで狩っていた上位までとは次元の異なる強さを得ていて、体力が大幅に増強しているだけでなく、攻撃力も上がり、超大型モンスターに相応しい難敵となって帰ってきた。
単純に瘴龍ブレス形態への移行回数が多いのみならず、一回は瘴龍ブレスを発射するまで力尽きないという恐ろしい執念を持つようになった。必ず即死攻撃を見ることになったので、対処を誤れば、次々と骸の山が出来てしまうであろう。
そしてもっと厄介なことに、形態変化の順番をいじった影響か索餌形態のまま触腕を出さなくなるという厄介極まるバグが発生するようになった。
こうなってしまうとバリスタかガンナーの貫通弾以外にまともにダメージを与えられなくなるため、時間稼ぎともとれるブレスの仕様変更などと合わせて厳しい意見も出ている。
生態・設定
上記の通り烏賊を主とした現実の軟体動物に近い姿を持ち、剥ぎ取れる素材もそれらの部位を思わせる名称の物が多い。
また、体に纏う骨塊の素材は剥ぎ取りでは手に入らず、下位・上位共に報酬でのみの入手となる。
「イカなのに古”龍”種?」という声も一部あるが、そもそもモンハンの作品世界における「古龍種」とは「強大かつ詳細不明な生物」の総称であるので何らおかしいことではない。似た例としてキリンやヤマツカミなども存在するのだが、近年、特に3DSハードに入ってからの新規古龍種がいずれも明確に「これはドラゴン(龍)だな」と思えるようなデザインであったため、こういった本来の定義を知らない新規プレイヤーが増えていたのも致し方ないことなのかもしれない。
しかし、同じく頭足類に近いヤマツカミらと異なり、その体形からは脊椎動物の要素は窺えず、また古龍の多くが持つ「古龍の血(浄血)」もほとんど入手できないなど、異質・異形と目される古龍種の中でもさらに特異な性質を持つ。
一方で、詳細不明である古龍にしてはその生態の多くが今回の事件・個体を通してそれなり以上に解明されている珍しい存在でもある。
竜ノ墓場
古代林の奥地にある深い洞窟で、オストガロアが根城としている。
切り立った崖の下、洞窟の底は湖となっているのだが、オストガロアが持ち帰る犠牲者の骸が積み重なり陸地を形成するほどになっていることからこの名がついた。
その中には襲撃され墜落した飛行船も混じっているらしく、辛うじて無事だったバリスタをハンターの武器としてクエスト中に利用できる。
これまで見向きもされてこなかった辺鄙な場所であったのだが、近ごろ飛行船が相次いで消息不明になるという異変が発生、龍暦院の調査によりこの異形の古龍が発見された。
骨の山を回遊する骨に覆われた巨大生物、という姿から《骸龍》の名を与えられ、さらに二つの頭を持つという生物として常軌を逸した姿から、双頭龍「クリプトヒドラ」の伝承に基づき「双頭の骸」の呼び名が付いた。
オストガロアは貪欲で絶え間ない飢餓と食性を有しており、触腕から分泌する粘液で獲物を誘引し、その粘性によって絡め捕える。
普段は索餌形態を取り、触腕を双頭に見立てて獲物を探す。常時後ろ向きでの行動を可能とすることから、視覚以外の何らかの手段で周囲の状態を把握しているのかもしれない。
竜ノ墓場は水中から海へと繋がっているらしく、その道を辿って外洋に出ては、目に付く獲物を片っ端から捕え、安全な住処へと持ち帰り貪る。時には同じく古龍である大海龍ナバルデウスの幼体にすらも襲い掛かり捕食するというのだから恐ろしい。
モンスターの骨や生態・性質についても理解しているようで、特に有用と考えたものは体を守る鎧へと加工したり、あるいは触腕に装備して敵対者へと振るう武器として保存したりする。
特に触腕に装備する骨塊は、その攻撃手段を発揮するための保全が完璧である。また素材元となるモンスターはいずれもオストガロアの得意とする弱点に弱く、骨塊自体も住処に大量にストックされていることから、楽に狩れる相手の中でも有用な能力を持つ者・部位を把握し、さらにその力を発揮する手段すらも完全に理解し実践しているという、オストガロアの恐るべき狡猾さがよくわかる。
そして海沿いであればありとあらゆるものを見境なく貪り尽す貪欲さの持ち主で、MHXXでは村一つを一晩のうちに喰らいつくし壊滅させるという事件も起きた。災厄級とされる古龍種の中でもこれほどに真に迫った生々しい被害報告は珍しく、初見では先述のG級個体の強さも相まって強いインパクトを残す。
骸の様な容貌の老人:
あの日、村は一夜にして消えた。
共に暮らした仲間たちも、生まれたばかりの幼子も
みんな奪われてしまった。
何の因果か生き残ったわしは、ただ一つの望みを抱いて生きてきた。
オストガロア…やつを文字通り骸に変えてくれ。
武具
ラスボスとしては異例の、武具が二種類用意されているモンスターである。
武器
体に纏っている骨を使った「白骸」武器と、本体の素材を投入して強化される「極星」武器の2種類が存在し、いずれも独特の性能を持つ逸品に仕上がっている。
そして案の定と言うべきか、ネーミングが妙に厨弐病臭いのが特徴。ラスボス武器のネーミングがぶっ飛んでいるというジンクスは本作でも健在だったようだ。
白骸武器
「○○といふ名の白骸(はくがい)」→「白骸の~」という名称になる。生産段階の名称の○○の部分には、いずれも星座(黄道十二宮)にまつわる言葉が武器名に付くのが特徴である。
究極強化すると、さらに各星座のα星の名前が追記される。
近距離武器は劣悪な斬れ味とマイナス会心、そこそこの龍属性値と言った性能。
特に斬れ味は最終強化を施しても「斬れ味レベル+2」で青ゲージがちょこっと出るだけと言うすさまじさ。ただ、今作では斬れ味が悪くなるほど攻撃力が上昇する「鈍器」というスキルが存在するため、産廃という訳ではない。その性質上、アカムトルムの武器が最大のライバルとなる。
一方の遠距離武器はボウガン系は装填速度こそやや遅いが、撃てる弾が多く汎用性が高い。
弓は溜め4が最初から解放されており、矢レベルも低いと使用には熟練を要する性能になっている。
武器種 | 武器名(第1段階) | 武器名(第2段階) | 武器名(究極強化) | 対応する星座(α星) |
---|---|---|---|---|
大剣 | 獅子といふ名の白骸 | 白骸の巨剣 | 白骸巨剣コルレオニス | 獅子座(コル・レオニス) |
太刀 | 双魚といふ名の白骸 | 白骸の虐刀 | 白骸虐刀アルレシャ | 魚座(アルレシャ) |
片手剣 | 金牛といふ名の白骸 | 白骸の鬼角 | 白骸鬼角アッダバラン | 牡牛座(アルデバラン) |
双剣 | 双児といふ名の白骸 | 白骸の凶双剣 | 白骸凶双剣カストル | 双子座(カストル) |
ハンマー | 宝瓶といふ名の白骸 | 白骸の巻槌 | 白骸巻槌サダイメリキ | 水瓶座(サダルメリク) |
狩猟笛 | 処女といふ名の白骸 | 白骸の惑笛 | 白骸惑笛スピカ | 乙女座(スピカ) |
ランス | 磨羯といふ名の白骸 | 白骸の魔槍 | 白骸魔槍アルゲティ | 山羊座(アルゲティ) |
ガンランス | 人馬といふ名の白骸 | 白骸の死銃槍 | 白骸死銃槍ルクバト | 射手座(ルクバト) |
スラッシュアックス | 天蝎といふ名の白骸 | 白骸の棘剣斧 | 白骸棘剣斧アンタレス | 蠍座(アンタレス) |
チャージアックス | 鯨鯢といふ名の白骸 | 白骸の暴盾斧 | 白骸暴盾斧メンカル | 鯨座(メンカル) |
操虫棍 | 蛇遣といふ名の白骸 | 白骸の呪操棍 | 白骸呪操棍ラスアルハ | へびつかい座※1(ラスアルハゲ) |
ライトボウガン | 巨蟹といふ名の白骸 | 白骸の怪弩 | 白骸怪弩アクベンス | 蟹座(アクベンス) |
ヘビィボウガン | 天秤といふ名の白骸 | 白骸の罪砲 | 白骸罪砲スベンゲヌビ | 天秤座(ズベン・エル・ゲヌビ) |
弓 | 白羊といふ名の白骸 | 白骸の業弓 | 白骸業弓ハマル | 牡羊座(ハマル) |
オトモ | ネコといふ名の白骸 | 白骸のネコ杖 | 白骸ネコ杖プエニャ | ネコ座※2 |
※1黄道十二宮には入っていないが黄道上に存在しており、十三番目の星座として扱われることもある。
※2かつて存在したとされるが、現在は使用されていない。
極星武器
本体の素材を用いたものは「極星~」→「××ナル△星~」となる。最終強化の「~」にはやはり黄道十二宮の星座の名称が入るが、なぜかロシア語になっている(オトモ武器を除く)。
究極強化すると、武器名を短縮し最後に「ガロア」とつける、モンハンでは割とオーソドックスな命名になる。
こちらの近距離武器は、延長不可能なゲージをほんの少しの白ゲージと長大な青ゲージが占める、という独特の切れ味ゲージが最大の特徴。基本的に長い青ゲージを主体に戦うことになるが、本作では優秀な斬れ味を持つアルバトリオンの武器が存在するため、若干その存在を食われ気味(アルバ武器の追加されなかったチャージアックスは除く)。ただ、その青ゲージの長さによりアルバ武器よりも長時間最高火力を維持して闘うことができるため、スキルなどでうまく補強してやればとんでもない性能を見せてくれる…かもしれない。
遠距離武器はボウガン系は白骸と比べて装填数を犠牲に装填速度が改善されており、スロットも多いとかなり使いやすい構成になっている。
弓の方は矢レベルごと上昇している反面、攻撃力がガタ落ちしており使用に熟練を要することは変わっていない。
武器種 | 武器名(第1段階) | 武器名(第2段階) | 武器名(究極強化) | ロシア語 |
---|---|---|---|---|
大剣 | 極星剣ガレフ | 恐怖ナル剣星ガレフ | 極星恐剣ガルガロア | リェーフ(Лев) |
太刀 | 極星刀リグイ | 戦慄ナル刀星リグイ | 極星戦刀リグガロア | ルィーブィ(Рыбы) |
片手剣 | 極星刃ギリエ | 憤怒ナル刃星ギリエ | 極星憤刃ギリガロア | チリェーツ(Телец) |
双剣 | 極星双剣ブリジニッド | 狂気ナル双剣星ニッド | 極星狂双剣ニドガロア | ブリズニツィー(Близнецы) |
ハンマー | 極星鎚ヴァダリエ | 幽愁ナル鎚星ダリエ | 極星幽鎚ダリエガロア | ヴァダリェーイ(Водолей) |
狩猟笛 | 極星笛ディエーヴ | 憂悶ナル笛星ディエヴ | 極星憂笛ディエガロア | ディエーヴァ(Дева) |
ランス | 極星槍ガズィーロ | 怨恨ナル槍星ガズィ | 極星怨槍ガズィガロア | カズィローグ(Козерог) |
ガンランス | 極星銃槍ストリゲーツ | 絶望ナル砲槍星ゲーツ | 極星絶砲槍ゲーガロア | ストリリェーツ(Стрелец) |
スラッシュアックス | 極星斬斧スカルヴィア | 焦燥ナル斧星スカルヴ | 極星焦斧スカルガロア | スカルピオーン(Скорпион) |
チャージアックス | 極星護斧ガント | 寂寞ナル護斧星ガント | 極星寂護斧ガンガロア | ギント(Кит) |
操虫棍 | 極星棍ズィムバル | 傲慢ナル棍星ズィムバ | 極星傲棍ズィムガロア | ズィミィノストサ(Змееносец) |
ライトボウガン | 極星弩グラーグ | 驚嘆ナル弩星グラーグ | 極星嘆弩グラーガロア | ラーク(Рак) |
ヘビィボウガン | 極星砲ヴィズィ | 悲哀ナル砲星ヴィズィ | 極星悲砲ヴィズガロア | ビスィ(Весы) |
弓 | 極星弓アヴィアン | 呵責ナル弓星アヴィア | 極星呵弓アヴィガロア | アヴィエーン(Овен) |
オトモ | 極星剣ニャゴン | (なし) | 極星爪剣ニャゴガロア | (なし) |
防具
武器と同様、体に纏った骨を使った「骸(屍)装甲」シリーズと、本体素材を使った「アスリスタ」シリーズの二種存在し、どちらも見た目とスキル構成が丸っきり異なる。
どちらもスロットが5つあり、スキル構成の厳しくなったMHXにしては自由度が高い。
「骸(屍)装甲」シリーズ
オストガロアが纏う骸の鎧から創られる防具。
マッシヴな体形・全身に白い骨と青白い明滅部位と、さながら特撮的な悪の組織の幹部が如き様相の装備である。
共通:「逆恨み」(体力ゲージに赤い部分がある(ダメージを受けている)と攻撃力が上がる)
下位:「不屈」(力尽きるごとにステータスが上がる)
上位:「死中に活」(状態異常になると攻撃力上昇)+「回復速度-2」(赤ゲージの回復速度ダウン)
G級:「火事場力+1」(瀕死の時攻撃力が上昇)
防御力は高いが全耐性がマイナス、という悲惨な数値も含め「自らを窮地に追い込むことでステータスを上げて戦う」という非常に熟練者向きな装備である。
「アスリスタ」シリーズ
(左:女性剣士用、右:女性ガンナー用)
詳しくはこちら。
余談
- 古龍は多くが自然災害などを象徴している。オストガロアの場合、死骸に満ちた外見や生態系を容易に破壊するその暴食や必殺技から、概念的な「死」(特に他者による攻撃的な死)を象徴していると思われる。
- 「オストガロア」という名前は「オスト(ost)+タンガロア(Tangaroa)」が由来だろう。
- 「ost」は「骨」を、「Tangaroa」は「タンガロア神(タガロア、カナロアとも)」というポリネシア諸島の創世神を意味する。このタンガロア神は海と豊漁・航海の神であるほかに魔術・冥府の神という側面を持ち、タコやイカの姿、時には竜の姿をとるとして伝えられた。地底の墓場に巣くい、竜たちの骸を纏って死を振りまくオストガロアを容易に連想できるだろう。
- 正体がイカだったということもあり、今後配信されるコラボクエストであれやこれといった作品とコラボしてくれたらいいなという願望の声もある(特に後者は共通点が地味に多い)。
ただ、過去の作品では集会所のラスボスのコラボクエストはあまり存在していないため、望みは薄い。ただし、強化個体と戦えるクエストはX・XX共に配信された。
- 巨大かつ鈍重で攻撃を当てやすく、攻撃は大振りで避けやすく、ダメージもそこまで痛くなく、一撃必殺級の瘴龍ブレスは発射前に討伐することがほとんど。それゆえ歴代のラスボスの中でトップクラスに狩りやすいモンスターである。一見して分かりにくい容姿や行動も相まって、初見ではよくわからないまま戦って、よくわからないまま終わったというハンターも多かったことであろう。
関連タグ
イブシマキヒコ - 武器の性能が極星武器と非常に似ている
クトゥルフ神話 旧支配者 - その戦闘風景から、TRPG者など一部で連想する者がいたという。
Kaiju - 青い特殊な体液を持ちそれを攻撃に用いる、生体発光を行う、という点が似ている。