概要
正式名称は実況パワフルプロ野球2013。対応機種はPS3、PSVita、PSPの3機種。
本作から決定版などの完全版商法が廃止。
新モードとして監督試合モードが追加された。
サクセスには新たにデッキシステムが追加。開始時にキャラデッキが表示され、これにキャラを置くことでサクセス内にキャラを自由に登場させる事ができる。
なお発売当初はキャラをガチャで入手する仕様だったが、現在のオフライン版では1回サクセスをクリアするごとに3〜4キャラ入手可能という仕様に変更された。
この仕様に伴って本作では時系列の繋がりがなくなり、パラレル色が今までより強くなっている。
上記のようにサクセスに力を入れた作品でもあり、定期的に高校とキャラの追加やイベントの開催が行われた。
なんと最終的なサクセスの数はアプリを除けば歴代最多の全10シナリオ。
本作以外のサクセスは3~5シナリオが平均と考えると、いかにこれが多いか分かると思われる。
高校ごとに相棒の矢部が異なり、例として聖ジャスミン学園ではパワポタ4の矢部田亜希子、ワールド高校ではパワプロ10やパワメジャシリーズで登場したヤーベン・ディヤンスが登場する。
主題歌
START
歌/瀬下千晶
作詞/廣野知明
作曲/瀬下千秋
REFLECBEATでプレイできる楽曲としてかつて実装されていた。
サクセス
私立パワフル学園
猪狩守が主人公の親友というやや異色な設定で登場。
校長が多額の借金をしてしまい、廃部どころか廃校の危機にさらされた学園を救うために
主人公たちが甲子園優勝を目指すという王道とは一味違ったストーリー。
甲子園出場に失敗すると強制的にゲームオーバーとなる。
激闘第一高校
友沢亮、蛇島桐人が登場。 2011に出てきたライバル校が舞台。
性格が丸くなりすぎてもはや別人の友沢や悪役感の薄れた蛇島などのキャラ崩壊はある意味見所。
定期的に部員と対決可能で、これによって周りの評価を上げられる。
余談
その後の本作のデッキシステムはパワプロ2014、パワプロアプリ、サクセススペシャルで採用されている。
発売当初はオンラインゲームの要素があり、アイテム課金のが一部のモードに新たに取り入れられていた。
特に思い出の砂時計というアイテムは1ターン時間を戻すことができ、これを使えばケガをしてもやり直すことができるという異色な要素があった。
ワールド高校はパワプロ9で対戦相手と登場した高校であり、戦国工業高校とくろがね商業高校はパワプロアプリに設定やシステムを変えて登場した。(戦国工業高校は戦国高校となり、校舎は使いまわしだが別の高校と思われる。)
ラグナロク分校ではシナリオのクリア後にエンディングが流れるがシナリオのエンディングは本来は別のものが用意されていたがバグで先に見ることができてしまったためお蔵入りとなった。
サクセスとマイライフではキャラの立ち絵が2Dから3Dのパワターになり、賛否の分かれる要素の一つとなった。サクセスはパワプロ2016で2Dに戻りマイライフはパワプロ2018で2Dに戻った。
今はもう存在しない公式サイトでは各高校の固有キャラの2Dの立ち絵のイラストを見ることができた。
評価
課金要素の導入のため発売前から賛否両論だった。また上記システムによって固定メンバーが目立たなくなることもあり、サクセス内の独自色は他作品に比べ下がっているとも。
登場人物
パワプロ2013で初登場したキャラとプレイできるシナリオの固有キャラ
初登場の人物 | 木村美香 |
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