日光
にっこう
曖昧さ回避
日光(太陽)
赤外線をはじめ、可視光線・紫外線・ガンマ線など幅広い領域の電磁波が含まれるが、ガンマ線の全てと紫外線の大半は大気で遮断される。通常は可視光線領域を指す。
かなりの高エネルギーを有し、地球の気候の大部分が日光をエネルギー源としている(地熱などによって供給されるエネルギーは、太陽光に比べれば微々たる量と言える)。それでも地球に降り注ぐエネルギーは太陽が放出しているエネルギーの22億分の1だというから大したものである。
日光に含まれる可視光線は、太陽光発電で直接インフラとして利用される他、植物が光合成をするのに不可欠なエネルギー源である。
動物だと、セロトニンの分泌に日光が関係している。
また、昼間が明るいのは言うまでもなく日光が差しているためで、月光も元をたどれば、太陽から出た光が月面で反射したものである。
日光(列車)
2006年3月18日からJR東日本と東武鉄道で相互直通運転を行なっている特急列車。
定期列車はJR山手線(山手貨物線)新宿駅と東武日光線東武日光駅を結ぶ。また臨時列車がJR東日本の東京近郊エリア発着で設定されている。
東武鉄道の100系電車(スペーシア)で運行される場合は列車名が「スペーシア日光」に変化する。
直通運転を開始するにあたり、JR東北本線(宇都宮線)・東武日光線栗橋駅に連絡線が設置され、連絡線上の交代用ホームで乗務員交代の為運転停車する。
過去、1956年から1982年までは日本国有鉄道の準急⇒急行⇒快速列車(定期列車)として、国鉄民営化後の1988年から2005年まではJR東日本がJR日光線を経由して快速・特急「日光」(臨時列車)を運行していた。
現在の特急は冒頭で記載した通り2006年3月18日からJR東日本と東武鉄道が共同で運行しており、同日に運行を開始した特急「きぬがわ・スペーシアきぬがわ(新宿駅〜鬼怒川温泉駅)」と定期列車の号数は連番となっている。
運行開始から長らく定期列車がJRの車両で1往復、その他にJR車、東武車を使用した臨時列車が設定されていた。
2023年3月18日のダイヤ改正で、定期列車は東武車に変更され列車名は「スペーシア日光」となり、JR車は「日光」の定期運用を終了した。
現在の使用車両
過去の使用車両
JR東日本所属
- 485系
小山車両センター所属。
運行開始から2011年6月3日まで運用された車両。
検査等で運用出来ない場合は、JR東日本と東武鉄道の協定により原則スペーシアが代走したが、後述の189系が担当する事もあった。
253系1000番台導入後は郡山車両センターに転属した。
- 189系OM201編成(彩野)
大宮総合車両センター所属。
観光列車用に改装された通称「彩野」編成が使用された。
485系の予備車として配置されたが、前述の通り485系の代走はスペーシアを原則とした。これは189系の設備等が改装したとはいえ485系やスペーシアに比べて劣る為であり、スペーシアが代走運用に就けない場合や臨時列車として使用される事が主だった。
253系1000番台導入と共に引退、廃車された。