ロックマンエグゼ
ろっくまんえぐぜ
ここでは、ゲーム「ロックマンエグゼ」について記述する。
- 第1作目に関してはこちら→ロックマンエグゼ(ゲーム)
- シリーズに関してはこちら→ロックマンエグゼシリーズ
- アニメに関してはこちら→ロックマンエグゼ(アニメ)
- 漫画に関してはこちら→ロックマンエグゼ(漫画)、バトルストーリーロックマンエグゼ
- キャラクター名に関してはこちら→ロックマンEXE
概要
ゲームボーイアドバンス発売に合わせ登場した、ロックマンシリーズ派生作品のひとつ。
英名は日本版第1作に則り、『Mega Man Battle Network』と表記。
本家にあたるロックマンシリーズとは登場キャラクターや世界観、設定が異なっている。本家がロボット工学が発展しているのに対し、『ロックマンエグゼ』の世界ではネットワーク工学が発達している。
本家ロックマン~ロックマンDASHまでのキャラクターが設定を変えて登場する(時系列は繋がらない)。時系列的に続編となるのが、流星のロックマンシリーズである。
まだ当時の子供たちにとって未知の世界であるインターネットや電子機器を冒険・探検できるダンジョンに見立てた電脳世界、そこで人間に代わって活動するネットナビとその使い手であるオペレーターたちの出会いや成長を描く。
一方で各ステージのボスがネットワーク内で悪さをすることによっておこる事件を通して、便利ではあるが多くの作業をネットワークや電子機器に頼り切ることの危うさも暗に示されている。
これまでのロックマンと違う形で時代を先どったような新しい未来的世界観と登場するキャラクターのリアルな心情描写、そしてゲームシステムやストーリーの高い完成度とバトルにおけるカスタマイズの自由度から2000年代のロックマンシリーズ人気を牽引し、アニメ化や漫画化、携帯アプリ化など他媒体で展開された。
RPGのロックマンシリーズは流星のロックマンが3作続いた後に終了してしまい(より厳密には『1』のリメイクである「OSS」を入れて4作)、その後はリアルイベント「ロックマンエグゼ ハナヤシキミッション」が浅草花やしきで開催されたり、生誕15周年記念として『ロックマンエグゼオフィシャルコンプリートワークス』が復刊ドットコムで復活するなど細々と展開が続けられ、スマブラ参戦や新作が販売された初代ロックマンの影に隠れがちだったが、2022年6月27日のNintendo Directにて10作品をまとめた『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』の販売が決定し、ファンを騒然とさせた(ただし、これまでと同じく、『4.5』や『バトルチップGP』などの外伝作品の収録はない模様)。
またバンダイより『SMPキメポーズ』第一弾としてミニプラ化される事になった。また、同商品では海外版タイトルロゴが印刷されているのだが、国内で販売されるSMPで海外版タイトルロゴが収録されたのはこれが初である。
ストーリー
コンピューターネットワークが高度に発達し、ネットワークがあらゆる電子機器に利用されるようになった社会。
人々は「PET」と呼ばれる携帯端末をもち、PETに入っている擬似人格プログラム「ネットナビ」のおかげで、専門知識を持たずして数々のネットワークの恩恵を得られるようになっていた。
暮らしが便利になる一方で、増え続けるネットワーク犯罪は深刻な社会問題となっているのであった。
ゲームシステム
自分と相手それぞれ3×3のバトルフィールド、バスターに加えて「バトルチップ」と呼ばれる武器を使用して戦闘を行うのが特徴。「バトルチップ」を30枚一組にしたものを「フォルダ」といい、戦闘時に使用するバトルチップは、この「フォルダ」へ前もって入れておく必要がある。(TCGでいうデッキみたいなもの)
バトルは「カスタム画面」と「アクション画面」を交互に繰り返して進める(1回の両画面の流れは「ターン」と呼ばれる)。カスタム画面(ロックマンに転送する「バトルチップ」を選択するための画面)を開いている間、バトルの時間は完全に停止するため、敵の攻撃の影響を受けずに戦術を立てることができる。「アクション画面」は自エリア内を移動し、基本装備のロックバスター(あるいはその溜め撃ち)か、カスタム画面で転送したバトルチップを使用して攻撃などを行う。
登場人物
用語
作中の基本要素。詳しくは該当項目にて
科学省
官公庁の一つで主にネット技術などの科学技術を扱うセクション。
昔はロボット工学も推し進められていたようだが、上層部がインターネット技術を推し進めた事に伴い、現在はこちらの研究が主になっている。
熱斗の父親である光祐一朗が所属しており、光熱斗もストーリーでは幾度となく世話になっている施設でもある。エグゼ5ではチームオブブルース/チームオブカーネルの基地が設置されている。
アニメ版ではクロスフュージョンを行う為のディメンショナルコンバーターが設置されている。
『レジェンドオブネットワーク』では付近に「デンサン神社」がある他、『1』では庁舎前でマサやサロマが商売をしていたり、水道局が隣接しているなど明らかに作品によって立地や外観・内装が変わっている(エグゼではよくあること)。
モデルは恐らく『文部科学省』か鉄腕アトムに登場した『科学省』。
市民ネットバトラー
ネット犯罪発生時にネットバトルで事件を解決する事を許された民間ネットバトラーのこと。
Bライセンスを取得しているものがこう呼ばれ、ランクは仮免許のサブ→B→A→S→SS→SSSの順に高い(後述するオフィシャルはSランクから昇格でき、ウラインターネットやWWWエリアへの侵入に必須となるランクでもある)。
民間人の依頼を解決する役目があるのだが、熱斗は毎回オフィシャルの管轄であってもおかしくない事件に巻き込まれては解決しているのでその限りではない。
オフィシャルネットバトラー
政府公認のネットバトラーでネット犯罪者を取り締まる権限を持つ。
一般のネットバトラーはスカウトされるか、試験に合格してSライセンスを取得するかのいずれかの手段で認定される。実力が優秀であれば年齢は問われないとの事。彼らの指揮するネットナビはオペレーターによるオペレートなしでバトルチップの行使が可能。
流星のロックマンの時代では『サテラポリス』という組織に再編されている。
アニメ版ではネット警察やネットセイバー、ネットエージェントなどがこれに該当する身分となっている。(アニメ世界でもかつて存在していた職業という扱いになっている。)
インターネット
光正博士が開発したネットワークまたは電脳世界。我々の世界のインターネットとほぼ同じものとみて間違いはない。主にHPやスクエアと呼ばれるエリアの存在する表層部分とヒールナビなどが跋扈し、いかがわしい情報や無法者が流れ着く『ウラインターネット』で構成される。ネットナビはPETから電子機器の端子に『プラグイン』する事で電脳世界に行くことができる。
地下世界はアンダーグラウンドと呼ばれ、かつてインターネットを荒らし回った電脳獣が封印されていた。
犯罪組織の利用するエリアや闇に心を支配されたナビの行き着く『ブラックアース』、ナビの名前が刻まれた墓地『グレイブヤード』など特殊なエリアも数多く存在する。
インターネット技術の発達は天候や地震の制御をも可能にしたという設定があり、プレイヤー諸氏はもはやネット技術関係ないじゃんと思ったかもしれないが、気にしてはいけない。
世界規模の「環境維持システム」によって制御されているとのことだが、「2」にしか登場しない設定。
その一方で「4」では気象衛星のハッキングで猛吹雪が発生したり、「6」ではフォースプログラムを搭載した「ウェザーくん」によって気象が制御されるもWWWの陰謀で暴走したりと類似システムが何かと被害に遭っている。
プログラムくん
電脳内に存在するプログラムを擬人化したもの。基本的には緑色のものが多い。(赤や青い個体も存在している。)
友好的なものが殆どだが、悪の組織で働かされているものやダークチップに汚染されたものもいる。
なお、半壊したものはゾンビのようにウィルス化する事があり、これを『プログ』と呼ぶ。こうなってしまっては元には戻れない為、デリートが推奨される。
流星のロックマンには後継にあたるデンパくんが登場し、こちらはスタンダードな水色タイプの他にも、天使型、トラック型、太っちょ型、二本アンテナ型など様々なタイプが確認されている。
ヒグレヤ
WWWを辞職した日暮闇太郎の経営するバトルチップを扱うショップ。
バトル以外では主にこの店でバトルチップの収集を行う事になる。5では倉庫がチームオブブルース/チームオブカーネル第二の基地となっている。6では熱斗たちが才葉シティに引っ越した為、「アスタランド」がヒグレヤの代わりとなっている。
WWW/ネットマフィアゴスペル/ダークチップシンジケートネビュラ
ネット社会の裏で暗躍する犯罪組織。ネットナビやウイルスを使ってネットワーク社会を混乱に陥れる。
WWWは「1」、「3」、「6」で、ゴスペルは「2」、ネビュラは「4」と「5」で対決する事になる。
クイーン・チェーコ号
『5』に登場した科学省付近の埠頭に停泊している豪華客船。
ニホン企業の主催によって最新技術の発表が行われ、政財界の著名人が集まる。
六尺玉燃次(カーネル版ではディンゴ)がナビやプログラムの性能を向上させる「ブースタープログラム」を狙ってトラブルを引き起こした。
地名
ニホン
デンサンシティ
シリーズの主な舞台。現実の地理でいうと東京都または関東地方辺りにある。
動物園やうらかわ旅館の建つ『よかよか村』などの自然あふれる地域や電気街に官庁街、デンサンドームやデンサン空港のような大型施設も存在する広い都市で、熱斗達の住む「秋原町」、『2』でゴスペルに占拠され、多量の電磁波を発していたマンションのある「コトブキ町」はこの都市の一区画である。なお、熱斗達が通う秋原小学校の初代校長は幕末時代の人物という設定であり、秋原小学校の歴史はかなり古いようである。
主な交通手段はメトロラインと呼ばれる地下鉄。
余談だが、秋原町はシリーズを追う毎に外観が著しく変わっており、主要人物の家の位置などが一定しない。『5』と『6』での外観は同じものを使用しており、『5』でのパストビジョンで見られる11年前の秋原町まで『5』の秋原町(現代)と似通っているせいでこれまでのシリーズの描写と矛盾が生じてしまっている。
流星のロックマンからはより特定の自治体をモデルにした地名も多く登場し始めている。(例:多摩=コダマタウン、渋谷=ヤシブタウンなど)
マリンハーバー
ニホンのネットワーク中枢である「マザーコンピューター」を設置している「オフィシャルセンター」のある埋め立て地と思われる町。
重大な設定を持っている割に『2』でしか登場しない。
ビーチストリート
『3』に登場する海岸線沿いの町。
ケロの勤めるDNN(デンサン・ニュース・ネットワーク)や湾岸病院がここに位置している。
シェロ・カスティロ
デンサンシティにあるテーマパーク。
大きなお城が立っているが、これは「マサカリひめ」の物語をモチーフにしている。
「ダイタミック・ゴースト」を再現したオブジェが誕生されているほか、アトラクションもまた物語をモチーフにしており、「レネチアのあらしザ・ライド」は「ウィザードッグ」、「ブリキング・ジャングル ザ・ライド」は「ブリキング」、「ドラッキーのやかた」は「ボクらの太陽」がモデル。
位置的には千葉県あたりであることからモデルは言うまでもなくアレなのだが、アトラクション名がザ・ライドである点や版権元のカプコンが大阪に本社を置いている点からコレの要素も含まれると思われる。
ちなみにカスティロはイタリア語で城、シェロは江口名人の捩りである。
アットタウン
『レジェンドオブネットワーク』の舞台の一つで、博物館や美術館、図書館などがある文化の中心地。
博物館にはアトランピア文明の出土品が展示されている。
才葉シティ
6の舞台で、デンサンシティよりもインターネット技術が発達している。水族館のある「シーサイドタウン」、裁判所がある緑の街「グリーンタウン」、気象台のある「スカイタウン」、チップショップ「アスタランド」がある中心街「セントラルタウン」の4つのエリアに分かれており、近々万博が開催される為、光一家はネットワークサーバーの補強の為にこの街に転勤していた。しかし、市長がWWWと癒着しており、万博もワイリーの野望の為に利用されていたのだった。
アキンドシティ
荒駒虎吉の故郷で、大阪府がモチーフ。
モデルはカプコンの本社が置かれている都道府県であるのにもかかわらず、名前しか登場しなかった。
エンドシティ
愛知県に相当する。伝統的な町並みを残しており、シャチホコ城がシンボルとなっている。
名前も尾張の国から来ているが、この街の偉人はどういうわけか独眼竜となっている。
シーサーアイランド
ニホンの最南端にある島で、4では名前のみが登場。アニメ版の描写によれば台風が幾度も襲ってくる厳しい気候にあった島で、現在は気象制御システムで台風を制御している設定になっている。本土との交通手段は飛行機。
流星のロックマン3では実際に行くことが出来、アニメ版の設定が取り入れられたのか、シーサー城に鎮座する守護神と呼ばれるウィザード「ストロング」によって気象制御がなされているという設定になっている。こちらでは本土との交通手段はウェーブライナーとなっている。
モチーフは沖縄県。
S県
「1」でWWWが本県の山間部に秘密基地を築いていた。
秋原小学校の地下から秘密のメトロラインで行くことが出来る。
おそらくモデルは埼玉県。
ジゴク島
N1グランプリの開催地である無人島で、グランプリの開催に伴い、大幅な改造が施された。クリア後には炎山&ブルースとネットバトルができるようになる。
デモンズ海域
「3」でWWWがこの海域の孤島に秘密基地を築いていた。
常に乱気流と激しい海流が渦巻いている海域で、相当なパワーを持ったエンジンを積んだ船でないと突破は困難。
このような海域からどのようにしてWWWメンバーが出動しているかは不明。
フジ山
モデルは読んで字のごとく。ネビュラの本拠地が置かれている火山。
オラン島
かつて鉱山として使用されていた無人島。
名前の由来は無人島なので「居らん」から。
海外
クリームランド
インターネット技術を取り入れて発展した小国。プリンセス・プライドの出身地。
しかし『2』によると、隣国がクリームランドのインターネット技術を真似するようになって邪魔者扱いされるようになってしまった過去があった。
名前はアイスランドの捩り(アイスランド→アイスクリーム→クリームランド)。
アメロッパ
作中では専らアメリカのことを指す。人種の坩堝だが、人種差別が社会問題になっている。
『4』ではイタリアに該当する区画へ行く事が出来る他、LONではギリシャに該当するシンク島が、流星のロックマンでは一区画であるドンブラー湖が登場する。(こちらはイギリスで間違いない。)
エグゼ4の全体マップを見る限りは北アメリカ大陸が該当している。
『2』によれば、南アメロッパという南アメリカに相当する地域があるという。
また、『2』では「真珠の耳飾りの少女」、『5』では「最後の晩餐」が背景に登場する辺り、史実の欧州で活躍した画家もエグゼ世界に存在する事が示唆されている。
ANSAと呼ばれる宇宙開発機構が置かれているが、モデルは無論NASAである。
チョイナ
ジャスミンの出身地で中国に相当。アニメ版では山の多い地域として描写されている。
ゲーム版でも名前のみが登場している。ただし、『3』の頃までは秋原小学校の校長室にある赤兎馬や楊貴妃を描いたと思しき絵から中国も「アジーナ」の括りに入っていたことがうかがえる。
アジーナ
アジアに相当する王制の地域で、仏像が点在する。アジーナ国王のナビは『クックマン』となっている。
ただし、『2』のアメロッパ人のニホンに対する認識を見るに「アジーナ」という国だけでなく、現実におけるアジア地域全般を指すワードとしても用いられているようだ。
食文化やネットワーク技術が発達しており、高レベルのセキュリティが自慢だったが、ゴスペルによって壊滅に追い込まれた事も。アジーナ拳法という武術が存在し、パクチー・ファランはこの拳法の達人(日暮闇太郎もこの拳法を学んだことが『2』で明かされた)。
モチーフはインドのようだが、パクチー・ファランの名前の由来や王制などの特徴からどちらかといえば東南アジアの要素が強い。
アニメ版ではこれとは別にインドをモデルにした「ナマステー」という国が存在し、マハ・ジャラマはそこの老舗カレー店の27代目オーナーという設定になっていた。
この他にもハワイとジャワ島を足したような「ジャワイ島」という島も存在する。
アッフリク
アフリカに相当する地域で、自然が豊かである。
ネット技術も普及しているが、人々は伝統的な生活を大事にしている。
シャーロ
厳しい冬が続く北国で、軍事技術と並行した宇宙開発が盛んな国である。
年間を通して積雪量が多い為、電子機器が凍結しないようにヒーティング技術が発達している。
ライカはこの国の軍隊に所属している。
モデルはロシアで、宇宙開発の歴史が長い事から上述の設定に繋がったと思われる。
なお『1』に登場した軍事大国「R国」との関連は不明。
Z国
「アドバンスドコレクション」では「X国」と表記。
リーガルがかつて所属していた軍事国家。
アトランピア文明
『エグゼ』から3000年前にアメロッパ沖のシンク島に栄えた古代文明。
ネットワークが発展した文明とされ、隣国との戦いでDr.トロイが発明した「トロイの木馬」で10年にもわたるネットワーク戦争に勝利するが、その代償に暴走したトロイの木馬によって自然災害を誘発した末に滅びたとされる。
なお、『流星2』に登場したムー大陸との関連性は不明。
名前の由来は「アトランティス文明」と「オリンピア」(あるいは「ユートピア」)か。
イメージソング/主題歌
オペレートシューティングスター
- PRIDE
作曲:HIGH and MIGHTY COLOR/作詞:HIGH and MIGHTY COLOR/歌:HIGH and MIGHTY COLOR
ロックマンエグゼOSSCMソング。元は『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』の2ndOPだった。
余談
本家軸との決定的な違いはロボット工学よりもインターネットが発達した世界である事である。その為、
テクノロジーの発達で分岐した世界観だと誤解されるが、両シリーズはテクノロジーの発達以前の歴史からして全く異なるパラレルワールドの話である。理由は次の通り。
- ライト博士はアメリカ人だった本家とは異なり日本人。更に専攻がロボット工学ではなく、エグゼ軸の根幹を成すインターネット工学。更に子孫が存在する。
- 初代と同じく21世紀の話ではあるが、ゼロやカーネルなどのXシリーズのキャラクターといった初代の時代にはいないはずのキャラクターがすでに存在していたり、バレルやシュー、ヤイトといったキャラクターがデコイではなく、原典でいうオリジナルの人間として登場している。
- 原典のアクションシリーズと異なり、人類と機械が上手く共存する上に、宇宙人とも交信する世界になる。
- 本家軸では現実の地名を採用しているのに対してエグゼ軸は実在の国名をパロディした地名が登場する。
- インターネット成立以前の古代世界に通信技術を発達させた文明が栄えていた。
などの差異が存在する。
ロックマンゼロ3のリマスタートラック「テロス」のミニドラマによると21世紀初頭にロックマンエグゼ4らしきソフト(どちらも互いにタイアップしている作品である。)が発売されていたり、ZX時点では人形がUFOキャッチャーの景品として存在することから、初代ルートの世界観ではエグゼ軸はフィクションの存在だと思われる。
2以降、初代ロックマンシリーズのように公募でオリジナルのネットナビ(ボスキャラ)を募集する企画も展開された。大賞や優秀賞になったネットナビは名前や特徴を多少アレンジされながらもほぼオリジナルのアイディアに近い姿や能力で主人公に立ちふさがったり、味方として力を使うことが出来る。
ゲスト出演したキャラクター
バトルチップや背景に過去作のキャラクターがゲスト出演している。
()内は登場した作品を示している。興味がある人はゲーム内のどこにいるのか探してみよう。
- ゼロ(『4』〜『6』)
- ロック・ヴォルナット(『1』)
- ロール・キャスケット(『3』)
- データ(『2』~『3』)
- コブン(『1』~『3』)
シリーズの時系列について
1(OSS)→トランスミッション→2→3→バトルチップGP→4→ファントムオブネットワーク→5→レジェンドオブネットワーク→6の順。
ただし、トランスミッションの一部設定がアニメ準拠な為、この時点で持っているはずのない『エグゼ3』でのPETを熱斗が所持しているなど本編との矛盾がある。
関連イラスト
関連タグ
ロックマンX…一部原型となったキャラが登場。
ロックマンDASH…制作スタッフが共通している為、原型となったキャラやDASHで登場させる予定だったキャラが何人か登場している。
ロックマンゼロ…エグゼ4、5でロックマンゼロのゼットセイバーがバトルチップとして登場。
流星のロックマン…エグゼの200年後が舞台の世界。オペレートシューティングスターでは流星のキャラと共演。
ボクらの太陽…エグゼ4~6にてクロスオーバー。太陽少年ジャンゴ等のキャラが登場している。
デュエル・マスターズ…劇場版で光と闇の遺産とデュエマ闇の城の魔龍凰で同時上映された。また、エグゼ5でデュエマのクリーチャーがバトルチップとして登場。
電光超人グリッドマン…電脳繋がり。
電脳冒険記ウェブダイバー…上記同様。ちなみに本作が発売された直後に放送が開始された。また、アニメ第二期以降は二作とも同じ玩具メーカータカラがメインである。